7/3の記事「ダンシング・ライター」でも紹介した、

アレハンドロ・ホドロフスキー監督の映画

「リアリティのダンス」

本日より公開されます。

 

スチール写真こちら。

同作品の日本配給を担当しているアップリンク社のご好意で提供していただいたものです。

 

リアリティ_main

 

(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky

(C) “LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013

 

「リアリティのダンス」は、

ホドロフスキー監督にとって23年ぶりの新作。

83歳のときの作品です。

 

ふつう、これくらいの年齢で発表される作品は、

良くも悪くも円熟、ないし老成しているものですが、

この映画は違う。

 

若々しく、みずみずしいのです!

 

すごいことだと思いませんか。

 

そしてモチーフになっているのは、

ホドロフスキー自身の少年時代。

 

写真に登場する、青い服で金髪の巻き毛の少年が、若き日のホドロフスキーというわけです。

ならば、背後から手を添えている黒服の人物は?

 

じつはホドロフスキー監督本人!!

 

「リアリティのダンス」は、

80代となったホドロフスキーが、

少年時代の自分と一緒に、

過去を旅する物語でもあるのです。

 

デイヴィッド・クローネンバーグ監督の傑作

「スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする」にも、

似たような趣向が見られましたけど、

あれは自伝的作品ではありませんでしたからね。

 

「リアリティのダンス」、とても魅力的な映画です。

何がそんなに素晴らしいのか、

連日じっくりお伝えしてゆきましょう。

 

そして映画を観たくなったアナタ、

上映情報はこちらをクリック! 

 

ではでは♬(^_^)♬