8月というのは

私の誕生月だったりします(27日)。

 

で、8月27日というのは、

近代日本の生んだ天才のひとり、

宮沢賢治の誕生日でもある。

 

しかも私、

宮沢賢治とは

生年がちょうど70年違いだったりするわけです。

 

向こうは1896年8月27日生まれ。

こちらは1966年8月27日生まれ。

ついでに名前の読みが同じですからね。

多少は親近感をおぼえても許されるでしょう。

 

とまれ人間は

誰でも時の流れの中で

それぞれの人生を生きて

いつか去ってゆくのであります。

 

この流れを止めることは

誰にもできません。

 

しかしここで、面白いことを言った人がいます。

イギリスの天才映画監督、ニコラス・ローグ。

 

日本ではさほど有名ではありませんが

『地球に落ちて来た男』

『ジェラシー』

『美しき冒険旅行』など、

素晴らしい傑作をいくつも作っています。

 

そのローグ監督いわく。

 

年齢と時間の流れ方に

私はすごく興味がある。

人はそれぞれ、違ったスピードで年を取ってゆくからだ。

 

本当の自分自身にそむき、

他人の光を頼りに生きるようになった時、

人間は年を取り始めるのではないだろうか。

 

ちなみにこの発言で、

まったく年を取らない人間の例として挙げられたのが

デイヴィッド・ボウイ。

 

じつはボウイ、

『地球に落ちて来た男』に主演してもいるのですが、

たしかに彼は今なお若々しい。

 

昨年、久方ぶりに発表したアルバム

「ザ・ネクスト・デイ」にしたって、

60代後半(ボウイは1947年生まれです)のアーティストの作品とは

まったく思えないものでした。

 

『戦場のメリークリスマス』でボウイを起用した大島渚監督は、

ボウイについて「とてもピュアな人物」と形容しましたが、

ピュアな人は年を取らない

と言えるのではないでしょうか。

 

この話、明日も続きます。

ではでは♬(^_^)♬