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ゴールデンウィーク後半も快調です。

 

そうそう、「三橋TV」も2回目が公開されました。

題して、

歴史とは合意の上にに立った嘘である。

ご覧になりたい方こちら。

 

戦後初期、日本は均衡財政だったという話にひそむカラクリを

さらに解明いたします。

 

あ、もっとも。

三橋TV、前回も今回も

サブタイトルに「嘘」が入っていますが

厳密に言うと、この件で財務省は嘘をついていません。

 

「え゛〜っ!」(※)個人の感想です。

 

いや、そうなんですよ。

私が取り上げたグラフは

少なくとも表向き

一般会計における歳入と歳出の推移のみを扱っており

しかも、そのかぎりでは正しいんですから。

 

特別会計における外国通貨建ての債務の有無について知らないと

1965年以後、とりわけ1975年以後の日本で

財政破綻のリスクが高まっているという

間違った結論に導かれるだけの話。

 

しかもそれは、グラフを見た者の自発的な誤解であって

グラフ自体には「財政破綻のリスク」など

何も記されていません。

 

つまりあのグラフは

間違った結論に到達しやすくなる形で

正しいデータを提示しているのです。

 

そしてデータ自体は正しいのですから

財務省が嘘をついたわけではありません。

この点は押さえておきましょう。

 

さて。

 

北朝鮮は4日、

短距離ミサイルと見られる飛翔体を発射しました。

飛翔体は70〜200キロ飛行、日本海に落ちています。

関連記事はこちら。

 

韓国国防省は5日、これについて

新型戦術誘導兵器を含め、

(口径)240、300ミリの放射砲(多連装ロケット砲)多数を発射した

と説明。

関連記事はこちら。

 

ただし韓国国防省、

この「新型戦術誘導兵器」なるものが

国連の制裁決議に抵触する

弾道ミサイルかどうかには触れていません。

 

記事いわく。

文在寅大統領は米朝間の仲介に向けて、

金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談開催を模索している。

対話路線を維持するため、

決議違反の疑いで北朝鮮を追い詰めるのは避けたい

という思惑もありそうだ。 

 

「え゛え゛〜っ!」(※)ふたたび、個人の感想です。

 

これだから韓国って国は!!!

 

・・・そう思われた方も多いでしょう。

いや、ごもっとも。

 

けれどもお立ち会い。

2日にはこんな記事が出ているのです。

 

首相、対北朝鮮で方針転換 首脳会談へ前提条件つけず

(朝日新聞デジタル)

 

安倍晋三首相は

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長との

日朝首脳会談について、

前提条件をつけずに実現に向けた調整を進める方針を固めた。

これまでは拉致問題で一定の前進があることを前提としてきたが、

歩み寄りの姿勢を示すことで会談の実現をめざす(中略)

複数の政府関係者が明らかにした。

元の記事はこちら。

 

面白いことに、その前日には

47NEWSにこんな記事が出ていました。

 

(安倍総理は)米朝関係が進展に向けて一気に動き出せば、

日朝関係も成果を目指して着実に進めていこうと考えていた。

 

安倍政権内部からは日朝関係の進展に応じての、

さまざまな構想も伝わってきていた。

拉致問題と国交正常化をテーマとする「日朝並行協議」の開始、

自民党の二階俊博幹事長を団長とする超党派訪朝団の派遣、

そして金正恩委員長を五輪開会式か閉会式に招待しての

日朝首脳会談の開催…。

 

いずれも、

どこまで具体的な検討が進んでいたのか定かではないが、

これらを実現させる環境整備として、

官邸では、長年掲げられてきた

拉致問題の解決なくして国交正常化なし」との基本方針を、

「国交正常化の先に拉致問題の解決を求めていく」との内容に

軌道修正できないか検討していたと話す関係者もいた。

元の記事はこちら。

 

二つの記事の内容は、みごとに一致します。

 

2月の第二次米朝会談が物別れとなって以来、

米朝関係に進展は見られませんが

総理は4月26日の日米首脳会談で

日朝首脳会談の実現に全力で協力する

という表明を、トランプから取り付けたのこと。

 

今回の方針転換は

それを踏まえたものと思われますが・・・

 

ちょっと待て!!

 

前提条件をつけずに日朝首脳会談を開き、

国交正常化の先に拉致問題解決を求める

というのは、

国交正常化に応じてくれさえすれば

非核化が進まなかろうが

拉致問題は解決済みとあしらわれようが

「過去の清算」と称して

巨額の経済援助をする

ということではないのか?!

 

「え゛え゛え゛〜っ!」(※)三度、個人の感想です。

 

ご記憶の方も多いでしょうが

総理は昨年9月

ウラジオストックで開かれた東方経済フォーラムで

日ロ平和条約の締結をプーチンに提案するあまり

ならば、年末までに無条件で平和条約を結ぼうではないか

と見事に斬り返されました。

 

「無条件で」とはむろん

北方領土問題など(永遠に)棚上げにして

という意味。

 

日ロ平和条約はいまだ締結されていませんが

これをきっかけに

北方領土問題についての政府の姿勢は

ズルズル譲歩を重ねたあげく

目も当てられないほどトーンダウン。

 

11月の日ロ首脳会談では

国後・択捉の返還を実質的に放棄してしまいましたし、

河野外相など今や

北方領土について「固有の領土」とすら言わなくなっている。

 

外交交渉に「無条件」がついたら最後、

話はここまでしょうもない経路をたどるのです。

 

ではクイズです。

前提条件をつけずに金正恩と会談して

非核化はもとより

「何より重要な拉致問題」について

進展が期待できるでしょうか?

できると思った人、手を挙げて!!

 

♬認知す〜る〜な〜ら、チョイと不協和音頭、ヨイヨイ♬

 

この話の救いは

総理が今のところ、金正恩から相手にされていないこと。

最初に紹介した朝日の記事は

(首脳会談に)北朝鮮が応じる見通しは立っていない

と明言しています。

 

とはいえ意中の人から相手にされないと

どうしても八つ当たりしたくなるのが人間の常。

どうぞ。

 

日本、韓国との首脳会談拒否か 

文大統領は北朝鮮からも見放され「世界的に孤立」

(夕刊フジ、1日配信)

 

韓国政府は、6月に大阪で開く

G20(20カ国・地域)首脳会合に合わせて、

安倍晋三首相と文大統領による首脳会談の開催を打診したが、

日本側は、韓国による「反日暴挙」への対応が

不十分だとして否定的だという。

元の記事こちら。

 

ちなみに日本側、

首脳会合の議長を務める安倍首相の時間的余裕は限られている

と発言したそうなので

反日暴挙への対応が不十分云々というのは

記者の主観が少々入っていますが

首脳会談に消極的なのは間違いないでしょう。

 

で、夕刊フジはこう続ける。

 

至極当然の対応だ。(中略)

文政権としては、韓国経済の急激な冷え込みを受け、

経済界から「早期に日韓関係を正常化すべきだ」

と要求されたとみられるが、日本としては知ったことではない。

 

文政権は、北朝鮮からも見放されつつある。

文大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による

南北首脳会談から1年となる27日、

板門店で「平和パフォーマンス」と題した記念式典が開かれた。

文氏は映像メッセージで会談の成果を強調したが、

北朝鮮側は開催通知に返答さえせず、出席しなかった。

 

なるほど、そうですか。

しかし夕刊フジさん、

北朝鮮の「労働新聞」がこう書いたらどうします?

 

偉大なる指導者同志は安倍など相手にしない。

至極当然の対応だ。

安倍としては、参院選に向けた成果づくり、

あるいは政権のレガシーづくりとして

日朝関係を正常化したいと見られるが、

共和国としては知ったことではない。

 

昨今見られる日韓関係の冷え込みには

北朝鮮との交渉が思うように行かない国同士の近親憎悪

という側面があるのかも知れませんよ・・・

 

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ではでは♬(^_^)♬