昨日の記事で書いたとおり、

解党の決まった「みんなの党」の英語名称は

EVERYONE’S PARTY ではなく

YOUR PARTY でした。

 

しかし、どちらについても

政党の名前という感じは正直、しません。

 

この PARTY は

いわゆる「パーティ」に思えてしまいます。

 

みんなのパーティ。

あなたのパーティ。

歌のタイトルにありそうですね。

 

事実、アメリカン・ポップスには

「IT’S MY PARTY」

(私のパーティなんだから)

という名曲があるのです!

 

1963年のナンバーワン・ヒットで、

レスリー・ゴアという歌手のバージョンが最も有名。

ちなみに当時、ゴアは16歳でした。

 

ある女の子が誕生日パーティを開いたはいいものの、

席上、彼氏がべつの女の子とデキていることが分かってしまう。

 

こうして

私のパーティなんだから

泣きたくなったら泣くわよ

泣きたくなったら泣くわよ

泣きたくなったら泣くわよ

あなただって、同じ目にあったら泣くでしょう?

というコーラスが繰り返される次第。

 

コーラスの最初の2行、英語では

It’s my party and I cry if I want to ですが

これは「本来なら嬉しいはずの席で、さんざんな目にあう」ことの代名詞となっています。

 

しかしこの「パーティ」を

「政党」と読み替えたらどうなるでしょう?

「あなたの党」ならぬ「私の党」。

 

私の党なんだから

泣きたくなったら泣くわよ!

 

突然の解散総選挙で

内心、そう言いたくなっている党首の方もいるのではないでしょうか。

 

なにせ解散を表明した安倍総理自身、

勝敗ラインを「自民・公明で過半数(238議席)」と設定したくらいです。

現在の議席数と比べると、88議席減!

 

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このライン、与党幹部によって

絶対安定多数の270議席(それでも56議席減!)まで引き上げられた模様ですが、

さて、どうなることやら。

 

ユア・パーティ(みんなの党)がなくなったあと

イッツ・マイ・パーティと泣き出すのはどの党か?

 

これでも聴きながら見守ることにいたしましょう。

 

ちなみに1980年、

ミシガン大学の学生ラジオ局WCBNーFMは、

ロナルド・レーガンが大統領選に勝利した翌日

18時間ぶっつづけで「イッツ・マイ・パーティ」をオンエアしたそうです。

 

ではでは♬(^_^)♬