(※)この記事は昨年の夏に書いたものの
他の記事に押されて、公開が遅れていたものです。
早いもので、そろそろ一年。
記念の意味もこめて公開しました。
ちなみに文中にある「思い出のマーニー」論は
いずれやるつもりです。
スタジオジブリの最新作にして
現体制での最終作とも言われる
「思い出のマーニー」
観てきました。
興行的にはイマイチ振るっていないようですが
(とくにジブリ作品としては)
けっこう面白かったですよ。
ついでに話のネタにしたくなる点も多々ありました。
というわけで
「思い出のマーニー」についても
シリーズで取り上げようと思っているのですが
まずは予告編がわりにこれを。
ジブリのアニメと言えば
細部のディテールに凝っていることで有名。
とくに今回は
実写の世界で有名な美術監督・種田陽平さんが参加していますので
かなり緻密なつくりになっていました。
(注:ただし種田さん、今回がアニメ初参加ではありません。
2004年の「イノセンス」という作品でも美術を担当しました。
某局の特集番組をはじめ、この点に触れない紹介が多いのが気になりますが
とりあえず脇に置きましょう)
しかし!
困ったことに、のっけからミスが。
この作品のヒロイン・杏奈(あんな)は
札幌のマンションに暮らす
ゼンソク持ちの少女。
天涯孤独で、養父母と生活しています。
冒頭、発作を起こして家に運ばれるのですが
その際の表札には「201(号室)」とありました。
さて、杏奈はゼンソクの転地療養もかねて
海辺の村に行きます。
で、そこから養母にハガキを出すのですが・・・
宛先が「203(号室)」になっている!
二軒隣の家にハガキを出してどうするんだ、杏奈?!
前者は美術スタッフ、
後者は作画スタッフの担当ですが
おそらく行き違いがあったのでしょう。
ジブリも筆の誤り、でありました。
ではでは♬(^_^)♬