経営科学出版からのオンライン講座

『痛快! 戦後ニッポンの正体』

おかげさまで大好評です。

 

そして『右翼左翼のカラクリ』につづく第二巻

『貧国弱兵のカラクリ』

特別価格で予約受付開始となりました!

 

7月31日までの特設ページはこちら!

 

富国強兵、

ないし富国と強兵という

国を発展させる正しい路線を

わが国は敗戦このかた、

一度として歩んでこなかった。

 

貧国無兵を美化するところから始まり、

それが富国弱兵にピボット(転換)されたあとも

どんな転換が行われたかという点すら

ろくに自覚できない始末。

 

このため平成以後、

例によってそうと自覚しないまま

貧国弱兵へのピボット(転換)という

しょうもないことをやらかしてしまった。

 

ピボットというやつ、

「令和の政策ピボット」のごとく

自覚的・主体的に試みられる場合もありますが

つねにそうとは限らない。

 

無自覚なまま、なりゆきでなされるピボットというのも

厳然として存在するのであります。

 

よって、

令和のピボットを成功させたければ

戦後の「無自覚なりゆきピボット」

いかなるメカニズムで生じてきたか、

きっちり押さえておくことが不可欠。

というわけで、ぜひご覧下さい!

 

講座の構成は以下の通り。

 

【第一章】崩壊した富国強兵〜敗戦は「国家への信頼」を奪った

講義1:「日本再生への障壁」なぜ緊縮財政+グローバリズムの亡国路線にこだわるのか?

講義2:「富国強兵と経世済民」国を安定させ、みんなを豊かにする王道

講義3:「魚雷誘導からWi-fi」正露丸も日露戦争をきっかけに生まれた

講義4:「天皇陛下がお前の面倒を見る」徴兵制という有給の専門教育システム

講義5:「軍隊と茶碗12杯の銀シャリ」兵役は本当に辛いだけだったのか?

講義6:「教育勅語という社会契約」左翼の批判も、保守の擁護もナンセンス

講義7:「勝ち目なしなら降伏しろ!戦争の悲劇は最後の1年に集中している

講義8:「やらずぶったくりの日本政府」玉音放送のシビアな現実認識

 

【第二章】戦後の原点は「貧国無兵」だ〜寛大な占領と恐るべき錯覚

講義9:「日本人に支持されねばならぬ」マッカーサーの壮大な野心

講義10:「勝手になされた寛大な占領」元帥に日本を丸投げしたワシントン

講義11:「へそは朕の上にあり」日本人、マッカーサーの赤子(せきし)になる

講義12:「甘い占領とアメリカ万歳」GHQによる洗脳は必要だったか?

講義13:「理想化される貧国無兵」政府を見限った国民は平和主義を信奉した

講義14:「日本政府など信用するな!」憲法前文と財政法第4条の真意

講義15:「財政法第5条のトンデモ結論」均衡財政期こそ破綻のリスクが高かった!

講義16:「平和のために貧困に耐えろ」大蔵官僚・平井平治の告白

 

【第3章】富国弱兵路線の成功〜幸運にも得られた「ごまかしの繁栄」

講義17:「アメリカこそ面倒を見てくれる」完全無力化路線はなぜ歓迎されたか

講義18:「日本を反共の防波堤にせよ」ワシントン、復興推進へと転換する

講義19:「応急手当からリハビリへ」結果的に正しくなった日本人の思い込み

講義20:「占領政策が厳しくなった!」方針転換が正反対に受け止められた理由

講義21:「超緊縮でも景気は活性化する」朝鮮特需がもたらした幸運すぎるシナリオ

講義22:「おいしい対米従属」アメリカを〈後見人〉にした富国弱兵路線

講義23:「55年体制の2つのズル」平和主義も財政均衡路線も、否定しつつ肯定された

講義24:「〈ズルの三位一体〉とは何か」国を挙げて無自覚を決め込んだ構造

講義25:「兵器から余剰農産物まで」独立回復直後に始まる対米従属の経路化

講義26:「もはや戦後ではない」若者が暴れるのは復興が進んだ証拠

講義27:「安保改定を骨抜きにしたもの」保守と左翼、平和主義のもとで馴れ合う!

講義28:「私は落日を見たと思った」対米自立という幻の太陽

 

【第4章】改革路線と貧国化の道~没落を避けようとして没落した日本人

講義29:「アメリカ化の推進は義務である」安保条約が真に取り決めたもの

講義30:「富国弱兵のトリレンマ」1964年五輪と均衡財政の曲がり角

講義31:「安保は終了できる、だが・・・」石油危機で破綻した55年体制の戦略

講義32:「いつわりの路線転換」甘えから脱却して対米従属を強化せよ!

講義33:「日米同盟と市場原理」改革路線は〈やらずぶったくり〉の正当化である

講義34:「『日本の自殺』が論じたこと」歴史的視野を欠いた福祉国家批判

講義35:「経路化される改革路線」1980年代の繁栄が引き起こした錯覚

講義36:「平成の没落は必然だ」ふたたび失われた対米自立のチャンス

講義37:「貧国弱兵をめぐる佐藤健志の法則」弱く貧しく自立せず、それが日本の生きる道?

講義38:「日本再生の条件とは」戦後の繁栄は〈手違いとごまかし〉の産物だった

 

「みごとに充実しているわね」(※)お姉さまのお言葉です。

 

『右翼左翼のカラクリ』とあわせてご覧になると

さらに理解が深まりますよ。

 

受講ご希望の方はこちら!

 

他方、21日はチャンネル桜で

「FRONT JAPAN 桜」をやってきました。

共演はおなじみ佐波優子さん。

題して、

世界の真ん中で惨敗した日本外交/尖閣諸島、中国公船航行に常に危機感を!

ご覧になりたい方こちら。

 

安倍総理のイラン訪問については

大失敗ぶりがあまりに明らかなので

コメント欄を見ても

ほとんどの方が呆れかえっている模様。

 

認知的不協和、

ないしナントカ丸出し覚悟で

なりふりかまわぬアクロバット反論を試みる向きも

皆無ではありませんが

たいてい、返信コメントによってサカナにされています。

 

しかし、

浜の真砂は尽きるとも、世に思考停止の者は尽きまじ。

 

認知的不協和大賞を差し上げるにふさわしいコメント

しっかり寄せられていました。

どうぞ!

 

SakuraSoTVのゲストスピーカーで3名

(青山、藤井、この佐藤さん達)は悪が強く、

不愉快にさせる話し方が嫌いです。

 

「青山」とは青山繁晴さんを指すものと思いますが

じつは私、青山さんとはお会いしたことがなく

主張についても詳しくありません。

 

よって青山さんへの評価については

判断を差し控えておくことを

あらかじめ、お断りしておきます。

 

しかしこの点を別にすれば・・・

わはは、よくここまでナントカ丸出しになれるものだ!

 

まずは「悪が強く、不愉快にさせる話し方」

という箇所にご注目。

 

どうやらこの人、

「アクが強い」のアクは

「悪」ではなく「灰汁」と書くことを知らないようなのです。

 

(※)記事の内容と直接の関係はありません。

 

まあチャンネル桜の視聴者には

「木を見て山を見ない」などという諺があると

信じ込んでいる者もいましたから、

「灰汁」と「悪」の区別がつかない者がいても

驚くには当たらない。

 

だとしても、

識字能力すらおぼつかない状態で

保守を名乗れると思っていたら

それは輝ける認知的不協和、

ないしナントカ丸出しというヤツであります。

 

逆にこの点を承知のうえで

何やら印象操作じみたことをめざして

わざわざ「悪」と表記したのであれば

それ自体が語るに落ちた話。

まあ、この手のヤカラにそこまでの知性があるとは

失礼ながら信じがたいのですがね。

 

「どんな英知にも限界があるが、愚かさときた日には底なしだ」(Ⓒ小デュマ)

 

というのも

昭和後半期の日本における最高の知性の一人と目された

かの福田恆存さんは

モスクワ芸術座の来日公演を観た際に

こう書いているのですぞ。

 

(キャストはみな上手だが)

一人一人に役者の魅力がない。

癖も厭味もないのだが、

強い個性がない。

ジュヴェとかオリヴィエとか、

名優と言われる者には、

誰にもそういう灰汁のようなものがあって、

嫌いなものにはそれがやりきれないものだ。

(「チェーホフの劇場見聞記」。原文旧かな)

 

「ジュヴェ」とは20世紀前半のフランスで活躍した

名優にして名演出家のルイ・ジュヴェ。

「オリヴィエ」はもちろん、

ローレンス・オリヴィエのことです。

 

灰汁が強ければ名優かどうかはともかく

名優であれば灰汁が強いのです。

そして、それが嫌いだというのは

あくまで個人の好みの問題にすぎず、

それら名優の演技力を否定するものとはなりえない。

 

要するにこのコメント主、

主観的な好みと客観的な評価の区別をつける能力が

みごとに皆無なのでありますよ。

 

まあ「灰汁」と「悪」の区別がつかないぐらいですから

そこまで要求するのはどだい無理なのですが

推測するにこの人物、

自分があまりに無個性なうえに

知性にも不自由なせいで

知的で個性も強い話を聞くと

コンプレックスを刺激されて不愉快になるのでありましょう。

 

ありがちなことです。

ご同情申し上げます。

 

そしてこのコメント主について

最も悲劇的、

いや喜劇的な点は

話し方が不愉快かどうかにばかりこだわり

私の主張が正しいかどうかについて

まるで触れようとしない点。

 

それはまあ、間違っているなどと言い出したら

アクロバット反論を試みた他の諸氏のごとく

返答コメントで笑われることになるので

この点についても同情の余地がなくはない。

 

だとしても

重要なのは現実認識が的確かどうかじゃない、

自分がコンプレックスを刺激されず

不愉快にならずにすめばそれでいい

と言わんばかりの幼児的な態度が

何に行き着くかはお分かりでしょう。

 

そうです、爽快な末路です!!

 

「助かりたければこれをお読み!」(※)お姉さまのお言葉です。

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現実は不愉快であろうと受け入れる。

これぞ、自覚的・主体的なピボットの第一歩なのです。

 

自滅的な幼稚さを脱するには、この4冊も読むべし

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ではでは♬(^_^)♬