製作始動が伝えられただけで

予想以上の盛り上がりを見せている

大作アニメ『国の名は』。

 

昨日はたもつまもるさんの提案した

「云云云世」の歌詞をご紹介しましたが、

たもつさん、さらに大作をつくってきました。

 

巨大白色彗星の日本激突が迫る中、

主人公の白滝とヒロインの四葉が

祖国に救いをもたらすと言われる

「天照(アマテラス)の四つ葉クローバー」

必死に探す場面に流してほしいそうです。

 

詞には「ヒャクパー売ル」という題がついていますが

内容から言って「スーパー狂う」のほうがふさわしいでしょう。

どうぞ。

 

まだ自称保守は 安倍に続けて欲しいみたいだ

望み通りだろう?美しくもがくよ

日米軍事同盟 確かめながら金を払うよ

ワシントンから一番遠い州を守ってくれよ

 

GHQの憲法で封じられた日本を誇った

広島の空で8月のある朝

安倍は僕の前で保守ぶっては裏切ってみせた

経済学の教科書のような笑顔で

 

ついに時はきた 昨日までは序章の序章で

飛ばし記事じゃないから こっからはネオリベ

弁明と詭弁と矛盾を抱えまくった理論をもって

未だかつてないスピードでマイナス(成長)へダイブを

 

震災の中で財源の議論に 日本じゃないどっかを夢見たよ

民主主義の議論の外で 米国に脅され壊される規制

 


強兵だとか富国とかって保守がどれだけ声上げようと

届かない場所で 安倍は国を売る

共産の国は日本を横目に軍拡進む

そんな世界を日本で一生、いや何生でも生き抜いていこう

 

左巻きさえも安倍の匂いがした

極右の人さえも竹中の声がした

いつか消えてなくなる国の全てを

この国に異議申し立てることはもう権利なんかじゃない

義務だと思うんだ

 

※繰り返し

 

・・・圧倒的ではありませんか。

とくに赤文字にした箇所が素晴らしい。

 

してみると日本政府は

巨大白色彗星激突が迫っても

「激突とは一般的・辞書的な意味における用法と推測している。

法的な意味の激突とは違うので、激突ではない。

これは〈彗星事案〉ではあっても〈激突事案〉ではないので

巨大白色彗星の激突は起きない

などというWW答弁に終始するのでしょう。

 

だ・か・ら

『右の売国、左の亡国』と言うのですよ。

 

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ところで。

右の(主観的な)国」

いとも簡単に(客観的な)「売国」へと変貌しうることを

みごとに示した例としては

昨今、あちこちで話題になっている関西の某幼稚園があります。

この幼稚園、運動会で子供たちにこう宣誓させたのです。

 

大人の人たちは

ニッポンが他の国々に負けぬよう、

尖閣列島(注:尖閣諸島の間違い)、竹島、北方領土を守り、

日本を悪者として扱っている

中国・韓国が心改め、歴史教科書でウソを教えないようお願いいたします。

安倍首相がんばれ! 安倍首相がんばれ!

安保法制、国会通過良かったです!!

 

関連動画はこちら。

 

幼稚園児が運動会でこんな宣誓をすることの

しょうもないアホらしさは脇に置きます。

これの何が売国か。

 

賢明なるブログ読者のみなさんは、むろんお分かりでしょう。

日本が直面している問題は、何も領土や歴史認識をめぐるものに限られません。

われらが安倍総理は

1)外国人労働力の導入(つまり実質的な移民政策)

2)カジノ建設の推進

3)農協改革

4)英語化

などの政策も、しっかり進めているのです。

 

しかるにこの宣誓のロジックは

「安倍総理=正義」という絶対化の上に成り立っている。

 

となれば、いずれこの幼稚園では

子供たちがこう宣誓することでしょう。

 

大人の人たちは

ニッポンがアメリカの51番目の州になるよう、

カジノ建設、農協改革、英語化を進め、

外国人労働力の受け入れについても

移民政策と誤解されないよう配慮しつつ推進するようお願いいたします。

安倍首相がんばれ! 安倍首相がんばれ!

国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました!!

 

v(^_^)\(^O^)/これぞ売国スパークル\(^O^)/(^_^)v

 

ついでにこの子供たちは、

きっかけ一つで、熱烈な左翼にコロッと転向すること請け合い。

 

言っては何ですが、

幼稚園児が日本の安全保障についてちゃんと理解しているはずがない。

要するにこれは

大人から「言え」と命じられたことを言っているだけです。

 

裏を返せば、

この子たちが真に学んでいるのは愛国心ではなく

権威への盲従なのです。

となれば、左翼が権威として確立された日には・・・

 

だ・か・ら、

『右の売国、左の亡国』と言うのですよ!

ではでは♬(^_^)♬