かの中野剛志さんも
熱い期待を寄せていると伝えられる
大作アニメ「国の名は」。
本ブログでは今までにも
「云云云世(でんでんでんせ)」
「スーパー狂う」
「まともになろうか」
「とんでもないや」と、
劇中の歌を紹介してきました。
その完成度の高さには
作詞界のレジェンドと呼ばれる東田剛さんからも
以下のコメントが来ています。
おい、何なんだこの収穫逓増ぶりは。
主流派作詞学の連中が見たら腰を抜かすぞ。
これがシンギング・コンサーンってやつか?
だがいいか、レコ大も紅白もオレのものだからな。
そして先週、
GUY FAWKES さんからオープニングの曲の歌詞が提案されました。
題して「夢徒労」。
どうぞ。
あぁ 未来永劫に僕たちの希望(の同盟)が
世界の中心であるかの如く 錯覚できたらいいのにな
そしたらさぁ トランプは どんな言葉を吐きかけよう
百年の計と思い込んでいる約束(二国間FTA)を 日本は「せやな」と言おう(震え声で)
あぁ 「不都合なことは否認する」
その願望の中にもう居られなくなったのは
一体いつからだろうか なにゆえだろうか
※《わかりきってるくせに(ベトナム戦争、石油危機、プラザ合意、冷戦崩壊、9.11&3.11etc…)》
あぁ 景気後退の時に その対策(構造改革)と
(自称)経世済民の出発点 (それがもたらす)破局と
この日出ずる国に (右も左も)何でもありって
いつまでも思い込んでいた
いつでも行ける 全世界も未到 未開拓(市場)の
妄想をハイテンションで 時間を肥溜めに
二次元(米国という名の妄想)に見放されて
それでも君(米国)だけをみてるよ
次の「どうすればいいでしょう」の指図を仰ごう
国の名を 永遠に追いかけるよ
※はバックコーラスが入れるツッコミとのことです。
また福岡ワマツさんからは
映画の結末をめぐる質問が。
どうぞ。
この物語における「ハッピーな結末」とは、一体どのようなものになるのでしょうか?
試しに考えてみたのですが、次のようなものはいかがでしょうか。
①米軍が白色彗星を撃破(例えば映画『アルマゲドン』のように)。
②米軍の探索作戦により目標のクローバーを発見、回収。
①②のいずれか一方により、日本列島は救われる。
それを以て、日本人(あるいは元日本人)が思うことには
「やっぱり米軍は頼りになるなぁ 」
「米軍万歳!アメリカ万歳!」
「『希望の同盟』万歳!」
「アメリカとは一心同体なので米軍がいれば安保体制は完璧」
「我らがアメリカ軍は永久に不滅です」等々。
こうして、米軍の存在によって日本列島は無事に保守されましたとさ。
めでたしめでたし。
…こんな感じでしょうかね。
いえいえ。
製作側にコンタクトを取って聞いてみたところ、
もっとスゴい結末が検討されているとのこと。
要約してご紹介しましょう。
謎のベンチャー企業家
ハートランド・ピボット・タケシの協力により、
白滝と四葉は、「天照の四つ葉クローバー」の所在地をつきとめる。
ハートランド・ピボット・タケシは
時間の流れに介入することで国運を向上させる
「時政経済学」理論の考案者だったが、
その四次元国運積算システムが、みごと功を奏したのだ。
だが、白滝と四葉がクローバーを手にしたとき
巨大白色彗星の日本激突を阻止することは
もはや不可能となっていた。
在日米軍はすでに撤退したうえ、
日本からの難民流出を阻止する手段を
ロシア・中国と講じる始末。
万事休すか?
しかし白滝や四葉はむろんのこと、
ハートランド・ピボット・タケシすら、
天照の四つ葉クローバーの恐るべき力を知らなかった。
このクローバー、
日本の国運が決定的に転換する時点、
すなわちピボットまで時間を回帰させたうえで
歴史変更のチャンスをもたらすような
パラレルワールドをつくりだすものだったのだ!
こうして巨大白色彗星激突の瞬間、
白滝たちは新たな時空へと転移する。
・・・時は1945年9月。
日本はポツダム宣言受諾を拒否し、
連合国と本土決戦を繰り広げていた。
「国の名は?」
信じられない表情で問う白滝に、この世界の人々は答える。
「大日本帝国!」
ただしこの結末については
過激すぎるという反対論もあるそうです。
だ・か・ら、
『右の売国、左の亡国』というのですよ。
ではでは♬(^_^)♬
6 comments
Daniel says:
3月 8, 2017
過激ですね。。
しかしそうなると、ひょっとして、9.11は、この世界で起こる55年ほど前に、
テロではなく、戦時中の戦略爆撃として実施されていたかもしれませんね。
伊400、伊401の艦載機によって。
半ライス大盛 says:
3月 8, 2017
結末が70年代のSFチックで素敵です!
そこで、敢えてユーモアSFの大家、星新一先生のテイストで考えると・・・
白滝たちは新たな時空へと転移する。。。
目覚めると目の前に白鬚の老人が立っており、彼らに問いかける。
ここからは二つの世界があります。あなた達はどちらを選びますか?
一方の世界を見ると、平和!平和!と叫びながら武装している人々が
ユートピアと謳っている。
もう一方の世界を見ると、自助努力!自助努力!と叫びながら武装している人々が
自由と謳っている。
白竜たちは思案した後、元来た道を戻り、巨大白色彗星で破壊された世界へ戻って行った。
う~ん全然面白くないですね!
本文がぶっ飛んでいるとコメントでボケの切れがでません・・・
いつもつまらないコメントで申し訳ございません!!!!(><)
GUY FAWKES says:
3月 8, 2017
>こうして巨大白色彗星激突の瞬間、白滝たちは新たな時空へと転移する。
>・・・時は1945年9月。日本はポツダム宣言受諾を拒否し、連合国と本土決戦を繰り広げていた。
いつぞやにお話ししましたが、これぞ正に「HOME FRONT(ホームフロント)」ですな。
でも歴史としては筋が通してますよね、我々がこうしていること自体がタイムパラドックスになる程に(苦笑)
ジョン・コナー「みんな死ぬんだね…そうだろ、子どもたちも」
T-800「人間が自分で選択した運命だ」
玉田泰 says:
3月 10, 2017
5)いっそのこと、日本は本土決戦の挙句にアメリカに取り込まれた方が収まりが良かったのかも知れません。しかし、今こそ戦争の惨敗を自覚し、他の国への属国に向かわない独立国としての矜持を取り戻すべき時なのではないでしょうか?
せい says:
3月 10, 2017
日本を消滅させるほどの彗星の衝突は、当然他国も無事に済むはずもなく、映画・ディープインパクト的な大津波が襲う事が判明する。世界がパニックに陥る中、人々はやがて現実を受け入れ、次第に日常を取り戻し、終焉へ向けて穏やかに日々を過ごしていく。何でもない日常のかけがえのなさ、クローバーとは青い鳥の事だった的な、例えばそんなラスト。元ネタ「そして明日の世界より」
たけまん says:
3月 16, 2017
「まどマギ」のような、何度やり直しても上手くいかない。そんな展開になりそうですね。