昨日、3月8日の晩

渋谷のライブハウス JZ BRAT で

sayaさんの公演がありました。

題して

3/8さやの日 ミラクルday。

 

(↓)会場入口の看板です。

Exif_JPEG_PICTURE

 

(↓)場内の様子。ちなみに開演前です。

Exif_JPEG_PICTURE

 

ミラクルと銘打たれているのは

今度、sayaさんの出すアルバムが

「MIRACLE COMPLETE」と題されているからでしょうね。

 

で、

私も行ってきました!

 

というか、sayaさんより

例の曲「アトミック・ガールズ」をやるので、ぜひ来てほしい

とメッセージがあったのですよ。

 

ところが古川展夫さんというチェリスト

(映画『おくりびと』の音楽で、チェロ・ソロを担当した人です)が

急遽ゲストで参加することが決まったため、

セットリスト(演奏する曲目のこと)が変更となり

「アトミック・ガールズ」はやらずじまい、

というセットリスト書き換え事件が発生!!

 

おいおい、あのメッセージは何だったんだ?!

Exif_JPEG_PICTURE

 

・・・と言いたいといころですが、

じつは sayaさん、

私の作詞した別の曲を

第一部でしっかり歌っています。

 

2曲目の「BLISS」。

 

ライブで披露しているとは

前から聞いていたのですが

聴くのはこれが初めて。

 

ついでにこの詞、

4年前ぐらいにつくったので

細かいところは書いた本人も覚えていなかったりする(ホント)。

 

そんなわけで、

自分の書いた言葉を

他人のオリジナルのごとく聴く

という

非常に珍しい経験をさせてもらったのですが・・・

 

いや、良かった。

 

とくに繰り返しのフレーズ

心は空

想いは風

命は水

夢は炎

のところなど、

言葉をちゃんと自分のものにしているというか、

詞の内側から歌い込んでくれていましたね。

 

 おお、深いこと言うじゃないか!

と、こちらが感心させられたくらいですので。

 

自画自賛ではありませんよ。

じつはどの言葉をどの言葉と結びつけたか、すっかり忘れていたのです。

アルチュール・ランボーをなんとなく思い浮かべて書いた記憶はありますけどね。

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

とまれ、この点にかんがみ

セットリスト書き換え事件については不問としましょう。

 

ついでに古川さんのチェロが、じつに素晴らしかった。

たいていのミュージシャンは、

客席にいる聴き手にたいして

自分の音を届けようと力をこめるのですが

古川さんのチェロは、

逆に聴き手を自分の音に引き込み、

ステージに引っ張り上げるような感じなのです。

 

熟練した技術と、

自分の演奏にたいする確固たる自信がなければ

こんなことはできません。

 

優れた表現は、受け手を迎え入れる。

重要な発見でした。

わが曲がセットリストから外れても

十分に埋め合わせがつくというもの。

 

なお sayaさんによれば

昨晩、演奏できなかったかわりに

きたる私のトークライブで

「アトミック・ガールズ」を披露するとのこと。

みなさん、ぜひご期待下さい!!

 

夢幻能「西部翁」につづき、私も「新曲」を披露するかも知れませんよ。

Exif_JPEG_PICTURE

 

あ、そうそう。

「BLISS」について、私はゴスペル風の雰囲気をイメージしていました。

オルガンかシンセをバックに

じっくり歌い上げる感じ。

 

しかるに sayaさん、

軽快なボサノバに仕上げたんですね。

とはいえ、これがまた良い。

 

おっと、その手があったか!

というところですが、

こんなふうに新鮮な驚きを楽しめるのが

コラボレーションの醍醐味。

 

ちなみに「アトミック・ガールズ」について

私がイメージしていたのは

1970年代風のハードロック。

ストーンズか、デヴィッド・ボウイあたりのノリです。

 

さあ、sayaさんはどんな感じに仕上げたのでしょう。

ふたたび新鮮な驚きを味わうのが楽しみです。

 

sayaさん、これからもよろしく!!

 

ではでは♬(^_^)♬