お待たせしました。
『右の売国、左の亡国 2020年、日本は世界の中心で消滅する』
アマゾンでは本日発売です。
前にも書きましたが、
都市部の大手書店に並び出すのは明日ぐらいから。
2月中には全国に出回ります。
つまりは来週半ばにはどこでも入手可能ということですね。
おかげさまで、予約状況はなかなか好調な模様。
こんな応援のツイートもいただきました。
発売されると聞いたときから購入する予定でした。
楽しみにしています。
さらには!
ひょっとして大ブーム前夜ではないだろうか、佐藤健志。
新刊今からメチャワクワクしてますっ
お二人とも、ありがとうございます!!
そして。
この本の刊行を記念してか(要出典)、
EUまでスゴいことをやってくれています。
こちらをどうぞ。
EU本部 星が51個の米国旗掲げる 米副大統領会見で
2月20日、アメリカのマイク・ペンス副大統領が
トランプ政権の高官としては初めて
ブリュッセルのEU本部を訪問しました。
しかるにそこで、
EU大統領ドナルド・トゥスクと共同記者会見したとき
背後に映し出された星条旗に
星が51個あったのです。
ご存じのように、星条旗の星の数はアメリカの州の数。
1959年、アラスカとハワイが州に昇格してからの星条旗は
星5つの列が4列、
星6つの列が5列で
計50個の星が並んでいます。
ところが問題の星条旗は
星8つの列が3列、
星9つの列が3列で
計51個の星が並ぶ斬新なもの。
EUの報道官は22日、
「何か裏がある話ではない。技術的ミス」
と話したとのことですが、
これだけの相違がうっかり見過ごされるなどという事態がありうるでしょうか??
・・・賢明なるブログ読者のみなさまには
もはや、お分かりでしょう。
先の日米首脳会談の顛末を見たEU首脳は
日本がアメリカの51番目の州になる日も近いと判断、
ペンス副大統領をおちょくるふりをして
ひそかにくすぐったのに違いありません!\(^O^)/
「何か裏がある話ではない」
という報道官のコメントも、これをひそかに裏付けています。
分かりますか?
このコメントの真意は
裏があるのではなく、
表がないのだ。
なにせ「おもてなし」なのだから。
というものなのです!!\(^O^)/
W(^_^)\(^O^)/あなどりがたし、EU!\(^O^)/(^_^)W
しかし「日本はいずれ、アメリカの(実質的な)51番目の州になって消滅するのでは」こそ
『右の売国、左の亡国』の重要なポイント。
いや、ヨーロッパからこんな形で祝砲があがるとは思いませんでした。
・・・それはそうと。
EU報道官が意味深なコメントを発した22日、
藤井聡さんとの二回目の対談が
文藝春秋で行われました。
ハッキリ言って、
前回以上に盛り上がった、素晴らしい内容のものになりました。
どれだけテンションが高かったかを実感していただくために
対談前と対談後の藤井さんの画像を並べてみましょう。
対談前こちら。(↓)
対談後こちら!(↓)
そうです。
背広が脱げて、前髪が乱れるくらいに熱かったのです。
まあ炎上がテーマですから、当然と言えば当然なのですが、
到達した結論も圧倒的なもの。
炎上の蔓延を抑え込み、日本が正気を取り戻すのに必要なのは
「狂気のインフラ」を整備することである
という点で、意見がきれいに一致しました。
狂気のインフラとは何か?
一口には説明できないので
完成した本を読んでいただくしかないのですが
重要な手がかりは『右の売国、左の亡国』にしっかり出てきます。
第二部「『消えゆく国』の風景」のラストを飾る論考
劇団四季と戦後の顛末。
これを事前に読んでおいていただくと
狂気のインフラをめぐる議論がぐっと分かりやすくなるでしょう。
というわけで
『右の売国、左の亡国 2020年、日本は世界の中心で消滅する』
本日発売となります!!
最後に、対談の際の画像をさらにおまけしておきましょう。
ではでは♬(^_^)♬
3 comments
福岡ワマツ says:
2月 24, 2017
なるほど、勝ち星をあげたことのお祝いだったのですね。
さすがEU、味なマネをw
これはつまり「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」(©亡国の首相)ってことでしょうね。あるいは我が国の「第三の開国」(©カンカン首相)ってやつでしょう。
国史をご破算にしてしまう日は、そう遠くはない気がします(;^_^A
何はともあれ、新刊が楽しみです(^^)
GUY FAWKES says:
2月 24, 2017
新著刊行、心よりお祝い申し上げます。
思えば『震災ゴジラ!』『僕たちは戦後史を知らない』から評論家・佐藤健志を知った新参者の私ですが、
ゼロ年代以後佐藤先生の型破りな超卓的論考がますます評価されて然るべき時代と確信するばかりであります。
藤井先生との白熱した一冊も心待ちにしております、季節の変わり目にどうかご自愛くださいませorz
玉田泰 says:
3月 3, 2017
「右の売国、左の亡国」の僕なりの感想を書き込みます。
先ず、日本は今や、国のあり方や方向性を思い切って変えねばならない段階に来ているのは、全くその通りだと思います。今、方向転換しないと本書のテーマである日本消滅は避けられないという危機感を、僕も持っています。
ですが、日本の政治家は本質論に踏み込むことなく、互いを反日勢力とみなし、表面的なプロレスを繰り返すばかりですね。その意味で、愛国を装ってナショナリズムを否定し、国のあり方を(左右足並みそろえて)変えようとしているという先生の指摘には、本当に納得させられました。
しかし、日本の政治家(そしてマスコミ、国民)は何故こうもお花畑なのでしょうか。例えば、今の朝鮮半島情勢に、切迫した危機感を感じているのか。300基のミサイルが向けられているのに…。日本消滅を自ら望んでいるのか、と本書を読みながら強い疑念に駆られました。
先生はしがらみと仰いますが、グローバル化(アメリカ化)に代わる道が無いのだとしたら、本当に日本は国家主権を否定するしかありませんね。
日本人はアメリカ人以上にアメリカに忠誠を誓い(主体的な行動をとらず)自ら属国化するしかないのかも。
保守が本来の姿勢へと立ち返り、すぐに軌道修正を少しずつでも図っていくしかないと強く感じました。保守の重大な矛盾がバレないようになどと、ご都合主義を決め込んでいる場合ではないと思います。
まさに、勝手にしやがれ、天下国家!ですw
全政治家に本書を強制的にでも読ませたいと、憤りと共に考えます。
追記、政治経済用語辞典、爆笑しながら(身につまされて)読みました。