今週はお知らせの記事が多いのですが、

みなさんにお知らせできることが多いのは、

おかげさまで活動が充実しているということ。

 

今週はこれです。

本日発売される「言志」2015年3月号(ビジネス社)に、

評論「戦後日本のサクリファイス」が掲載されます!

 

Unknown

 

「言志」にはデジタルマガジン時代、

ずっと書かせていただいたものの

紙版に移行してからは諸般の事情でお休みしていました。

 

それが本号で、めでたく復帰となったわけです。

 

今号の特集は

「戦後日本の現状をどこまで認め、どこまで否定するのか?」。

 

昨今の保守派には

戦後はとにかく全否定しなければならない

と言わんばかりの風潮も見られますが、

この柔軟な発想はさすがですね。

 

「愛国のパラドックス」でも指摘しましたが、

現状を全否定しようとするのは、

1)たいがい非現実的であり、

2)かつ本質において左翼的な発想。

 

真の保守をめざすのであれば、そのような態度は慎まねばなりません。

 

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そんなわけで、

現状をどこまで認め、どこまで否定するのか?

という話になるのですが・・・

 

これがまた一筋縄では行かないのですよ。

なぜか。

 

長所と短所は、たいがい隣り合わせというか、表裏一体なのです。

両者の間にきっちりと線を引き、

「ここまでは肯定できるが、ここから先は否定だ!」

などとやれれば話は早いものの、

なかなか、そうスッキリとは行きません。

 

ならば、どうするのか?

評論ではこれを、

アンドレイ・タルコフスキー監督の遺作となった映画

「サクリファイス」(1986年)を題材に考えます。

 

ちなみに「サクリファイス」、

水島社長も大好きな作品。

先日、ゆっくりお話ししたときも

この映画の話題が出ましたが、

タルコフスキーの演出がいかにすごいかという話で盛り上がりました。

 

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「戦後日本のサクリファイス」、ぜひどうぞ!

ではでは♬(^_^)♬