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おかげさまで大好評をいただいている
このたび、従来の紙版に加えて
電子版が発売される運びとなりました!
紙版ともども、
ごひいきにどうぞ。
さて。
1月の刊行いらい、
本書には多くの感想をいただいております。
しかるに面白いのは、その中に
感想自体がパラドックスをきたしている
としか言いようのないものが あること。
たとえば
佐藤健志は保守主義を否定したがっている
とか、
佐藤健志は現実を簡単に変えられると思っている
など、
本の内容をみごとに正反対の形で受け取る人がいるのです!
どうも「愛国のパラドックス」は
感想にまでパラドックスを引き起こすパワーを持っているらしい。
著者としては、なかなか誇らしくなります。
「我が国最高の保守評論家」などという
過分の賛辞もいただく今日この頃ですが
そこまでの仕上がりになっていたとは思いませんでした。
おそらく、このような感想を述べた人々は
本のインパクトを受け止めきれないまま
内面に生じた混乱(=パラドックス)を吐露してしまったのでしょう。
とはいえ、当の混乱を整理することができたあかつきには
より深いものが見えてくるに違いない。
あと2、3回、本を読み返せば
道筋がついてくるのでは。
健闘を祈りたいところです。
ではでは♬(^_^)♬
2 comments
kato says:
3月 24, 2015
2、3回で済むかな~?ともあれ、健闘を祈りたい所ですね(笑)
カインズ says:
3月 24, 2015
「保守」という言葉に、右翼や反中といった余計なイメージが垢のようにこびりついていたということが分かりますね。さしずめ、「愛国のパラドックス」は、そのような垢をこそぎ落とす垢すりでしょうか。厚い垢に覆われていた人ほど、ナイーブな素肌を擦られる痛みに耐えられず、パラドックスに満ちた悲鳴をあげるのでしょう。