おかげさまで大好評をいただいている

『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は終わった』。

 

このたび、従来の紙版に加えて

電子版が発売される運びとなりました!

 

紙版ともども、

ごひいきにどうぞ。

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さて。

1月の刊行いらい、

本書には多くの感想をいただいております。

 

しかるに面白いのは、その中に

感想自体がパラドックスをきたしている

としか言いようのないものが あること。

 

たとえば

佐藤健志は保守主義を否定したがっている

とか、

佐藤健志は現実を簡単に変えられると思っている

など、

本の内容をみごとに正反対の形で受け取る人がいるのです!

 

どうも「愛国のパラドックス」は

感想にまでパラドックスを引き起こすパワーを持っているらしい。

著者としては、なかなか誇らしくなります。

 

「我が国最高の保守評論家」などという

過分の賛辞もいただく今日この頃ですが

そこまでの仕上がりになっていたとは思いませんでした。

 

おそらく、このような感想を述べた人々は

本のインパクトを受け止めきれないまま

内面に生じた混乱(=パラドックス)を吐露してしまったのでしょう。

 

とはいえ、当の混乱を整理することができたあかつきには

より深いものが見えてくるに違いない。

 

あと2、3回、本を読み返せば

道筋がついてくるのでは。

健闘を祈りたいところです。

 

ではでは♬(^_^)♬