佐藤健志 Official Site
言葉と呼吸
さてさて。 unless too much pains are bestowed upon their conversion. という場合の painsを 「苦痛」と訳すのが、例によって不適切であることは 昨日、お話しし […]
さて。   (T)hose whose sentiments are injudicious, or unfriendly, will cease of themselves  unless too much […]
いい加減なインテリが多々存在する中で、 自分のレベルを引き上げるにはどうしたらいいか、 それは明日からお話ししましょう。   8月15日配信の記事 「これがインテリの文章だ! part5」の最後では こう書いた […]
ハッキリ言ってしまいますが、 日本のインテリの大部分は 知的にかなりいい加減です。 ずばり、不誠実な人も少なくない。   小松春雄先生の例は、 決して特殊なものではありません。   せっかくです、もう […]
小松春雄先生による トマス・ペイン「コモン・センス」の訳が いかにご立派なものかは お分かりいただけたでしょう。   ついでに小松先生、 なんと原著の一部をカットしているのですよ。   本の最後の部分 […]
小松春雄先生による トマス・ペイン「コモン・センス」の訳が じつにご立派なものであることについては 昨日も指摘しました。   福田恆存さんなら、 この訳文は 日本語ではない、 日本語に似た何語か にすぎないと、 […]
東大で政治学を学び、 博士号を取り、 エドマンド・バークとトマス・ペインの研究に生涯を賭けた 小松春雄先生。   彼の『コモン・センス』は いかなる訳になっていたでありましょうか?   冒頭の部分から […]
8月3日の記事 「句読点を軽視すべからず part2」で 私はこう書きました。   頭の中で音読できる、 すなわち文字が声になって聞こえてくる文章だけが 内容がスッと頭に入る文章なのです。 わが国のインテリが書 […]
8月5日の記事 「句読点を軽視すべからず part4」に Kanataさんよりコメントがありました。   全文をご紹介します。   もうこれは、批判のための批判としか思えませんね。 「日本を、取り戻す […]
昨日のブログでは 某政党のスローガン 「日本を、取り戻す。」 について、 「日本」の後に「、」がついていることの持つ意味合いを考えました。   今日は「取り戻す」の後の「。」について考えましょう。   […]
句読点とは、 文を読む際の呼吸の区切りを示すものであり、 われわれの「精神の肺活量」ともいうべきものと 深い関係がある。   これが昨日までの話です。   精神の肺活量とは、 要するに「一息でどれだけ […]
昨日の記事で書いたとおり、 句読点というものは 目で文章を追うときの視覚的な区切りであると同時に、 音読する際の呼吸の区切り、 つまり息継ぎの箇所の指定でもあります。   演劇用語で言う「ブレス・ポイント」(息 […]