ネットを見ていたら
傑作な記事が出ていました。
ネット競売で「戦車」を衝動買い、置き場所に苦労 英国
ロンドン(CNN) 英国人男性がインターネットの競売で「戦車」を衝動買いし、
置き場所の確保に苦労し、家を新規購入する羽目に陥った。
ジェフ・ウールマーさんが
1万4000米ドル(約166万6000円)支払った戦車は
重さ7トンのCVRTスコーピオンで、以前はカナダ軍が保持していた。
買ったものの、イングランド西部ブリストル近くの自宅は
寝室が2つあるアパートで、戦車の駐車は禁止だった。
・・・戦車駐車禁止って
そりゃまあ、普通はそうでしょうね。
ちなみにウールマーさん、
なんで戦車なんか買っちゃったのかというと
職場の同僚と
「このごろは軍用車両を含めインターネットでは何でも買える」
と雑談したのがきっかけとか。
自動車関係の仕事をしていたこともあって
特殊車両の競売サイトにアクセスし、
スコーピオン戦車をつい、買ってしまったという次第。
しかし!
ウールマーさんはめげない。
記事はこう続きます。
CNNの取材に応じたウールマーさんによると、
この戦車は製造後の1989年、カナダの英国陸軍訓練部隊に所属。
作戦のためエジプトに配備されたこともある。
戦車のバッテリーは交換が必要で、
戦車内部は油などで汚くなっている。
しかし、ウールマーさんは今後数週間内に走行可能な状態にすることを目指している。
また、公道を走ることが出来る可能性もあるとしている。
英国内では、正当な書類手続きを進めれば、戦車を公道で運転することも可能だという。
アニメ映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」では
面堂終太郎という大財閥の跡取り息子が
自家用戦車を乗り回していましたが、
イギリスではそれが現実にできるんですね!
なんというか、
懐の深いお国柄です。
庭・戦車つき一戸建て!!
ウールマーさん、頑張ってください。
ではでは♬(^_^)♬
7 comments
マゼラン星人二代目 says:
10月 24, 2015
>自家用戦車を乗り回していましたが、
>イギリスではそれが現実にできるんですね!
>なんというか、
>懐の深いお国柄です。
連合王国の銃規制は日本並に厳しいそうですが、その辺りはどうなってるのでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%8A%83%E8%A6%8F%E5%88%B6
弾丸を装填しなければ(あるいはできないようにしておれば)よろしい、ということなのでしょうか。
SATOKENJI says:
10月 25, 2015
ぜひ調べてみて下さい。
ぽんず says:
10月 25, 2015
英国は弾出ないようにすれば基本OKで、車検通せば公道もOKですね
あと戦車のレンタカーなんかもありますね
クラシックカーから新車、はたまた特殊車両まで多種多様な楽しみ方が出来る
まさに自動車がちゃんと文化にまでなっている国だと思いますね
でも自動車会社は全部海外企業に買収されたんですけどね(笑)
SATOKENJI says:
10月 25, 2015
ありがとうございます。
ヒカリ21 says:
10月 26, 2015
いつも興味深く拝見させていただいております。佐伯啓思氏の新著「さらば、資本主義」を読んでいて、インターネットが普及した事によって、欲しい物を手に入れるのに我慢する必要のない社会になったと書いてありました。普通は大きな物を買う場合、買った後に置き場所をどうするかと考えるはずですが、欲望をすぐに満たそうとするあまり、つい衝動買いをしてしまうのかもしれません。佐伯氏は、消費の醍醐味は欲しいものを手に入れるまで苦労する過程、体験にあると述べています。インターネットが普及した現代では、そうした過程よりも、欲望を満足させるという結果ばかりが重んじられているようでなりません。佐藤先生はこのインターネットと消費の関係についてどうお考えでしょうか?
SATOKENJI says:
10月 27, 2015
そのような議論は、月賦制度やクレジットカードが普及した際にも展開されました。
インターネットが消費のあり方にたいして影響を与えるのは間違いありませんが、それがどれほど画期的、ないし決定的なものかは分からないと思います。
ヒカリ21 says:
10月 28, 2015
ご返信いただきありがとうございます。確かにインターネットに限った話ではありませんね。利用する人間によりけりかもしれません。