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佐藤健志(さとう けんじ)

1966年(昭和41年)、東京生まれ。評論家、作家。東京大学教養学部卒業。

1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。22歳での受賞は最年少記録だった。
1990年、最初の単行本となる小説『チングー・韓国の友人』を刊行。同書は韓国でも翻訳されたうえ、NHK-FMでラジオドラマ化された。

1992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』いらい、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。2013年の『震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する』、および2014年刊行予定の『リミックス増補版 夢見られた近代』は、この路線の最新作である。

1994年〜1995年、大蔵省(現・財務省)財政金融研究所の「21世紀の経済・社会システムを考える研究会」委員。
同研究会の議事録は、『21世紀日本のクオヴァディス』(上・下)として、朝日新聞社より1995年に刊行された。

2009年〜2011年にかけて、FMラジオ番組「SOUNDTRAX interzone」(サウンドトラックス・インターゾーン)で、台本・選曲・DJの三役を担当。
漫画原作、作詞も手がけ、2013年にはインターネットでダンス動画を配信している。

 
 
著書一覧

2014年
リミックス増補版 夢見られた近代 8月刊行予定
コモン・センス 完全版(訳) 7月25日刊
国家のツジツマ(共著)

2013年
僕たちは戦後史を知らない
震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する

2011年
新訳 フランス革命の省察(編訳)

2009年
バラバラ殺人の文明論

2008年
夢見られた近代

2007年
本格保守宣言

2001年
未来喪失

1996年
幻滅の時代の夜明け

1993年
さらば愛しきゴジラよ

1992年
ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義

1990年
チングー・韓国の友人