アメリカの中間選挙は、

ご存知のとおり共和党の勝利に終わりました。

 

オバマ政権は現在、二期目。

もともとレーム・ダック化が進みやすいところにもってきて、

選挙で負けたのですから

これはいかんともしがたい。

 

と、悪友の中国系アメリカ人・黎夢諾

ちょっとコメントさせろと言ってきました。

どうぞ。

 

ずいぶん前のことだが、

「もし女性のローマ法王が誕生したら、どうなるか」

という話を、友人がしてきたんだ。

 

その友人は、バチカンやカトリック教会のあり方が

根底から変わるんじゃないかと興奮して主張したものの、

オレはこう答えたんだよ。

 

女性法王は、バチカンの歴史に残る因習重視の法王になるだろう、と。

なぜかって?

 

女性が法王になること自体、すでに大きな変化だ。

そこでさらに改革など進めようとしたら、

周囲の抵抗にあって、早晩、退位に追い込まれること確実。

よって保身のためにも、因習重視にならざるをえない。

 

友人はえらく不機嫌になっちまったが、それが真実というものだろう。

 

この例ほど極端ではないだろうが、

アメリカ初の黒人系大統領たるオバマにも、同じ事が言えると思う。

彼が「チェンジ」を遂行すること自体に無理があったのでは。

まあ、自分で「チェンジ」を訴えたのだから、仕方ないのだがね。

 

・・・とのことでした。

ではでは♬(^_^)♬