みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

2018年も前年に続いて

2冊ぐらいは本が出る予定。

 

目下、書き進めていますが

『右の売国、左の亡国』や

『対論「炎上」日本のメカニズム』よりも

いっそう面白く刺激的な内容になると申し上げておきましょう。

 

cover_ol

紙版のご注文はこちら!

電子版のご注文はこちら!

 

『対論 「炎上」日本のメカニズム』帯付き書影

紙版のご注文はこちら!

電子版のご注文はこちら!

 

それから今年、増えそうなのがメディア出演。

 

前にも書きましたが

明日、1月4日は

6:00〜7:00「おはよう寺ちゃん 活動中」、

11:00〜14:15チャンネル桜の新春キャスター討論ですからね。

 

さらに1月10日は、

ふたたび「おはよう寺ちゃん」。

1月12日は「FRONT JAPAN 桜」となります。

 

他にも何かあるかも知れません。

 

ついでに2月からスタートする「表現者 CRITERION」では

従来の連載「一言一会」が

さらにパワーアップします。

 

そして春には

sayaさんのCD「MIRACLE 2/2」に、

私が作詞・共同作曲した歌が収録される予定!

 

Exif_JPEG_PICTURE

 

そうそう、トークライブ

「勝手にしやがれ! 天下国家」シリーズもお忘れなくです。

 

d(^_^)b\(^O^)/盛りだくさんだぞ、今年は\(^O^)/d(^_^)b

 

さて。

 

新年早々、あの男がやってくれました。

どうぞ。

 

金正恩氏の2018年「新年の辞」公式報道全文 

 

北朝鮮の金正恩党委員長は1月1日、

2018年の施政方針に当たる「新年の辞」を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 

金正恩氏はその中で、昨年の「特出した成果」として

「国家核戦力完成の歴史的大業を成し遂げたこと」をまず挙げた。

そして、核・ミサイル実験の成功で「強力で頼もしい戦争抑止力を保有するようになった」と宣言した。

続いて「米本土全域がわれわれの核打撃射程圏の中にあり、

核のボタンは常に私の事務室の机の上に置かれている」と述べ、米国を威嚇した。

 

これは冒頭の解説ですが

見出しの通り、

記事にはつづいて「新年の辞」の

公式報道が全文収録されています。

 

その該当箇所は以下の通り。

 

金正恩委員長は、2017年は自力自強の原動力によって

社会主義強国建設史に不滅の里程標を立てた

英雄的闘争と偉大な勝利の年であったと述べ、昨年に収めた成果について明らかにした。

特出した成果は、国家核戦力完成の歴史的大業を成し遂げたことである。

 

各種の核運搬手段と共に

超強力熱核兵器の試験も断行することによって、

われわれの総体的志向と戦略的目標を成果的に、成功裏に達成し、

共和国はついにいかなる力をもってしても、

何によっても逆戻りさせられない強力で頼もしい戦争抑止力を保有するようになった。

 

金正恩委員長は、

米国は決して私とわが国家を相手にして戦争をしかけることはできないと述べ、

米本土全域がわれわれの核打撃射程圏の中にあり、

核のボタンがつねに私の事務室の机の上に置かれているということ、

これは決して威嚇ではなく現実であることをはっきり知るべきだと強調した。

元の記事はこちら。

 

あいかわらずの調子ですが、

ちょっと注目したいのが赤文字にした箇所。

 

1)核のボタンは常に私の事務室の机の上に置かれている

および

2)いかなる力をもってしても、何によっても逆戻りさせられない強力で頼もしい戦争抑止力

です。

 

なぜこの2つに注目するのか?

まず(1)から行きましょう。

 

ドナルド・トランプは昨年から、

北朝鮮の核開発への対処について

すべての選択肢がテーブルの上にある

と繰り返しています。

わが国政府が、この姿勢を支持しているのもご存じの通り。

 

核のボタンは常に私の事務室の机の上に置かれている

とは、

このトランプ発言を逆手にとって

こちらの核保有を認める以外の選択肢などあってたまるか

とぶちあげたものではないのか。

「すべての選択肢」など、テーブルの上にありはしないぞ、というわけです。

 

つづいて(2)。

いかなる力をもってしても、何によっても逆戻りさせられない

というくだりは、

かの日韓合意で謳われた

最終的かつ不可逆的(な解決)

を如実に想起させます。

 

つまり金正恩、

日韓合意をコケにする形で

核・ミサイル開発は、北朝鮮の勝利で最終的かつ不可逆的にカタがついた

と言わんとしたのではないのか。

 

たしかに日韓合意は

コケにされても仕方ない代物ではあるのですが

何にせよ、この「新年の辞」には

妙にクールなエスプリが感じられる。

 

アメリカが北朝鮮を攻撃したら最後、

北朝鮮は反撃もできないまま1日で壊滅する・・・

なんて話もありますが

あまり侮っているとヤバいことになるかも知れません。

 

現にCNNは、こんな記事を伝えています。

 

米軍の制服組トップである統合参謀本部議長を務めた経験のある

マイク・マレン氏は12月31日、

米ABCテレビのインタビューで、

米国はかつてなく「北朝鮮との核戦争に近づいている」との見方を示した。

 

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に向けられた

トランプ米大統領の挑発的な言辞については、

急速に進む北朝鮮の核開発に対抗するため

従来よりも踏み込んだ方針を取る考えを

示している可能性もあるとして警鐘を鳴らした。

 

もとの記事はこちら。

 

国際政治学者イアン・ブレマーのツイートによれば

この新年、

北朝鮮ではICBMをかたどった氷の彫刻が登場、

「核戦力の歴史的大業完成」を祝ったとか。

2018年、東北アジアでは本当に風が吹くかも知れないのですよ!

 

ブレマーさんのツイートはこちら。

 

だからというわけではないものの

「MIRACLE 2/2」に収録される sayaさんとのコラボ曲、

タイトルはこちらです。

 

アトミック・ガールズ!

 

これも何かの因縁か?

ではでは♬(^_^)♬

 

「一つひとつの試練のたび、炎と血の洗礼が待っているに違いない」(316ページ)

フランス革命の省察

紙版のご注文はこちら!

電子版のご注文はこちら!