しばらく前、自衛隊の隊員募集ポスターを見て仰天したことがあります。
2016年度の隊員募集用につくられたものですが
なんと壇蜜さんが
陸・海・空の自衛隊員に扮して敬礼しているのですよ。
じつは壇蜜さん、
2015年8月から1年間、
このとき自衛官募集CMのキャラクターになっていたんですね。
体験入隊する様子を撮った動画もつくられたとか。
とはいえ、
「オナペットになりたい」と発言し、
イベントや会見ではお約束の露出、
超過激なSM濡れ場まで演じてみせた壇蜜を、
おカタイ防衛省がいわば“掟破り”したような形で起用したのはなぜか。
(アサ芸プラス、2015年8月22日配信記事)
簡単に言えば、
自衛隊の人手不足が深刻化し、
なりふりかまわずになったらしいんですが
ポイントは壇蜜さんが自衛官に扮していること。
美女をエサに新兵を募集すること自体は
そう珍しくないかも知れません。
しかしこのポスターのニュアンス、
自衛隊に入れば壇蜜さんのような女性にモテる
というのとはちょっと違います。
むしろ
自衛隊員は壇蜜さんのような女性たちである
に近い。
おいおい、
オナペット志願の女で構成されている軍隊が
いったいどこの世界にあるんだ?!
これじゃ国を守るどころか
ヤラれるのを待っているみたいじゃないかい。
・・・それはまあ、
日本はアメリカの現地妻ですから
軍隊が愛人集団のイメージで描かれても不思議はないのかも知れません。
だとしても「愛国心」の語源が「父祖(の地)」であることを思えば
このポスター、性同一性障害の部類に属するのではないか?!
ここで思い出されるのが
映画『フルメタル・ジャケット』に登場した
アメリカ海兵隊の訓練教官ハートマンの台詞。
新兵にライフルを支給するとき、
彼はこう言い放つのです。
お前たちは自分たちのライフルに
めいめい女の名前をつけろ。
これからお前たちがいじっていい女はそれだけだ!
ハートマンを演じたリー・アーメイさんは
実際に海兵隊の訓練教官だったのですが
この「漢」ぶりと比べるとき
壇蜜ポスターはなんと軟弱なことか。
「まったく、女を矢面に立たせてどうするのよ」(※)お姉さまのお言葉です。
アニメから sayaさんの熱唱まで、豪華絢爛たるプロモーション動画はこちら!
けれども『リア王』にいわく、
これが最悪と言えるうちは、まだ最悪ではない。
じつは自衛隊、
2010年あたりから
隊員募集のポスターに「萌えキャラ」、
つまり美少女の漫画・アニメ風イラストを使っているのです。
で、これらの少女たちも
しっかり自衛官として描かれている。
少女の自衛官しか登場しないポスターも少なくありません。
自衛隊の茨城地本(地方協力本部)など
I☆P’s(アイピース)という
少女自衛官三人娘のキャラユニットまで制定。
陸が「小梅」、
海が「のばら」、
空が「ひばり」だそうです。
自衛隊は少女に国防を担わせる気か?!?
もうこれしかないだろう、うん。
萌えキャラ自衛官がなぜ
壇蜜自衛官より悪いのか、
問題は次の二点です。
1)壇蜜さんは大人の女(当時34歳)だが、
萌えキャラは少女、つまり子供である。
2)壇蜜さんは生身の女だが、萌えキャラは絵である。
さっきも書きましたが、
「愛国心」の語源は「父祖」です。
ついでに「ナショナリズム」の語源は「出産」。
つまりはどちらも
大人の男女、
もっと言えば子供を持った大人の男女の領域に属する概念。
そして男であれ女であれ
大人は子供を守るべきものではありませんか。
当の子供、
それも女の子に
イメージの上とはいえ
国を守らせようとする軍隊が
いったいどこにあるのか!!
紛争がつづくアフリカなどでは
少年兵にされてしまう子供も多く
人道上の問題となっていますが
少女兵をポスターに平気で登場させる極東亡国も
他国のことをとやかく言えた義理ではありません。
ついでに戦争というのは
ある意味、究極の現実。
やり直しはきかないし、
失敗したら死ぬからです。
リー・アーメイさんも
戦場で敵と向かい合う状況を
「真実の瞬間」と呼んでいました。
いくら憲法で戦争を放棄していようが
自衛隊は実戦の可能性を想定した組織。
でなければ国防を担っているとは言えません。
そして兵士にとって戦闘とは
自分の身体が破壊されるリスクを
つねに負いつづけること。
その自衛隊が隊員募集するときに
生身のリアリティを持たない漫画・アニメ風のイラストを使うとは何事か。
戦争を絵空事だとでも思っているのか?
だから国防も宇宙のジョーク、あっソレ♬
このような末期的平和ボケ、
ないし平和主義ボケを象徴するような騒ぎが
最近ありました。
どうぞ。
自衛官募集ポスター「下着チラ見え」疑惑で炎上
防衛省自衛隊滋賀地方協力本部による
自衛官募集ポスターが、ネット上で物議を醸している。
ポスターはテレビアニメ『ストライクウィッチーズ』とコラボしたもので、
3人の女性キャラクターが上衣だけ身に着けて脚を大きく露出しており、
キャラクターの脚の付け根には下着のような影が見える
というポスターになっていた。
『京都新聞』が取材した記事によると、
同本部はポスターについて、
下着ではなくズボンであり適正な範囲であるとの見解を出したという。
知らなかったのですが「ストライクウィッチーズ」、
魔力を持った少女たちが空を飛びながら、突然現れた敵と戦っていく
という筋立ての作品とか。
下着のように見えるのは
じつはボディスーツとのことなので
そのかぎりでは滋賀地本の説明は正確です。
問題のポスター、
2018年の11月から使われていたそうですが
3月1日、
陸上幕僚監部からの指示によって
地本の事務所からは撤去、
ホームページからも削除となりました。
幕僚監部いわく、
不適切な表現内容が含まれているとの批判が、
自衛官募集のポスターに向けられるのは本意ではない
とのこと。
・・・この騒ぎ、何がスゴいかといって、
文句をつける側は
下着が見えているのはセクハラだ!
という点ばかりにこだわり、
弁護する側も
あれはボディスーツ(ズボン)で、下着じゃない!
という点ばかりにこだわったこと。
喧嘩は同レベルの者の間でしか生じない
とは世の基本的な真実ですが、
だとしても、双方レベルが低すぎる。
話にも何もなりません。
本当の問題は
1)本質的に大人が担うべき責務であり
2)生身の身体を破壊されるリスクを伴い
3)今なお、基本的には男性が果たす部分が大きい
という性格を持つ軍務を
美少女の漫画・アニメ風イラストを使って宣伝していることでしょうに。
これに気づかないのは
1)愛国心やナショナリズムの何たるかがまるで分かっておらず
2)戦争を絵空事のごとく扱うぐらいに精神的な成熟度が低いうえ
3)そのことを自覚できないほど愚か
というヘレン・ケラー的三重苦以外の何物でもない。
しかるに陸上幕僚監部すら
「不適切な表現内容」がどうこうと来るのです。
不適切なのは下着が見えているかどうかじゃないだろうが!!
自衛官募集のポスターに
美少女の萌え絵を使っていること自体が
根本から間違っているんだ!!
ダグラス・マッカーサー元帥は1951年、
日本人の民族的な成熟度を
12歳の少年にたとえましたが
70年近くたっても
事情はまるで変わっていないようです。
唯一、変化した点といえば
民族レベルでのメス化(要するに精神的去勢)が進み
少年ではなく
12歳の少女になったことでしょう。
むろんこれも、爽快な末路の一形態。
2020年代、
わが国は米中両方の現地少女妻になっているかも知れませんよ・・・
知性の三重苦を脱するために、あわせて読むべき5冊はこちら!
19 comments
GUY FAWKES says:
3月 10, 2019
きたきた、とうとうやってきた。
あの佐藤健志が『本格保守』として萌えキャラ利用に物申す、愉快痛快にして爽快なカオス記事が遂に現れた!
>知らなかったのですが「ストライクウィッチーズ」、魔力を持った少女たちが空を飛びながら、突然現れた敵と戦っていくという筋立ての作品とか。
>・・・この騒ぎ、何がスゴいかといって、文句をつける側は下着が見えているのはセクハラだ!という点ばかりにこだわり、弁護する側もあれはボディスーツ(ズボン)で、下着じゃない!という点ばかりにこだわったこと。
まさか、こんな文章が御ブログにて上げられるとか平成最後の魔界さ加減が青ならぬ赤天井スギィ!!
今まで所々でクスリと笑ってきた私ですが、拝読中にタブレットへ珈琲をインテグレイト(吹き出す)したの初めてですよ…
>当の子供、それも女の子にイメージの上とはいえ国を守らせようとする軍隊がいったいどこにあるのか!!
>不適切なのは下着が見えているかどうかじゃないだろうが!!自衛官募集のポスターに美少女の萌え絵を使っていること自体が根本から間違っているんだ!!
そもそもの話、当該作品を貶している指摘ではなく、「自衛隊の地方協力本部が自ら合作している」という点が
どれだけ事の重大さを招いているかまるで理解できていない。
この至極尤もな指摘を「アニメは創作物であって、そんなことに目くじら立てている輩は『現実と空想の区別がついていない』ノダ」だのと自ら知性のお粗末さをひけらかして下さる方々が必ずいるんだよなぁ…いやー本当にコレは悪い冗談だ。
もうこの際、懐古主義者と呼ばれることを覚悟でハッキリブチ撒けますわ。
佐藤先生、昨今のアニメや漫画が実写のそれよりもマシかどうかは兎も角として(一部例外を除いて)
ライトノベル原作にしても、オリジナル作品にしてもですが、あ・ま・り・にも薄っぺら過ぎるのですよ!!
だってそうじゃないですか、創作物ってのは絵空事であってもその世界に通ずる原理原則を基幹として
現実の延長線上にある本質を描くものである筈。
原作者ないしは制作者がそれを意図するか否か、もしくは意図したものの内実を別として、
優れた作品には意味深長な洞察を示唆するといつぞやの表現者でも佐藤先生は仰られていました。
そこで戦争という「究極の現実」を取り上げるのなら、決して道理や綺麗事が通らぬことが山程ある筈。
じゃあ萌えキャラに何かさせたいってならそれでもいいさ、だが綺麗事じゃ済まないことを綺麗事で描いたところで
そんなモンは不能者の自慰と何が違うんですかと!?
…ああ、自分で書いてて虚しい。かの富野由悠季御大は「アニメばっか観るな!」と仰っていたそうですが、
それが正しいかどうかは兎も角として絵空事の現実認識で何かを拵えても上出来になる訳はない。
…え?他人の趣味にケチつけるなって?わかったよ、勝手にしやがれ…(蚊の鳴くような声)
SATOKENJI says:
3月 10, 2019
>自ら知性のお粗末さをひけらかして下さる方々
そこまでの勇気はさすがにないのか、
「この人は何を言っているんだ?」などと言葉を濁しているようです。
もちろんこれは、内容が理解できなかったのではなく、
内容が気に入らなかったが反論できないので、
読んでも分からなかったことにした次第。
で、
「読んで分からなかったのは文章が意味不明なせいだ」
という印象をつくりだしたつもりになるわけですな。
知性のお粗末さをひけらかしている点は同じですが、
下手に反応すると墓穴を掘りそうだという認識だけはあるようです。
なお万一、本当に内容が理解できなかったのだとすれば、
それはいよいよもって知性がお粗末だっただけの話です。
だいたい、壇蜜さんは創作物ではありません。
GUY FAWKES says:
3月 11, 2019
>そこまでの勇気はさすがにないのか、「この人は何を言っているんだ?」などと言葉を濁しているようです。
自分の頭の中で通用していたことが普遍的なものだ勝手に思い込んで、
それがそうじゃないからと図星食らっての戸惑いでしょうな。
まったく何考えてんだか、悪ノリならもっと自分らの界隈だけでやればいいのに(呆れ)
>もちろんこれは、内容が理解できなかったのではなく、内容が気に入らなかったが反論できないので、読んでも分からなかったことにした次第。
>だいたい、壇蜜さんは創作物ではありません。
一見、当たり前の様でこの指摘は今一度考えてみるくらいにとても重要なんじゃないかなぁ…
先のコメントで私は「現実と空想の区別がついていない」という言葉を使いました。
これは表現規制の問題で規制を推進する方々を揶揄する目的で反対派の方が使われているのをよく耳にしますが、
片やそれは創作物を創造する側・愛する側にも充分当てはまることではないのか?
憲法が承認する表現の自由が云々とか、そんな次元ではなくて色んな方が何を表現して、
何を愛そうがそれこそ勝手でしょう。
しかし、繰り返しになる様で申し訳ありませんが、やはりそこには当然として踏まえるべき現実認識があって、
弁えるべき節度、そして守るべき基準…そうクライテリオン(判断の手段)があって然るべきだ。
>なお万一、本当に内容が理解できなかったのだとすれば、
うーん、まさかとは思いますがマジで理解してないんじゃないかなぁ…
些か強引で大袈裟な結論づけをするならば、件の壇蜜さんやストライクウィッチーズのポスターを自衛隊地方協力本部が用いた事実は『夢見られた近代』第三章が指摘するところの「象徴が現実を制した」が、今現在の日本のポップカルチャーの姿を借りて顕在化した最たるものではないのか。
「第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。(後略)」
なお、これは上述のストライクウィッチーズはKADOKAWA(角川書店)が所有する角川文庫において書籍が刊行されているが、文庫巻末に記載されている文庫創設者である国文学者・角川源義が述べた刊行の辞。
これを踏まえて考えると、現在の実相はより政治的…いや文化的リアリティを担保して感じられるのではないでしょうか。
木村裕美 says:
3月 10, 2019
軍事法廷が存在せず、軍隊の行動をネガティブリストではなくポジティブリストで縛るなんてのは世界でも日本だけです。
生死を分ける一瞬の判断をさせること・想起させることを徹底的に嫌い、極限状況である軍事行動を日常の尺度で裁いて顧みない。
こんなの、戦場ではいいカモですよ。
幼いころにジェンダーフリー思想によって義務教育現場で洗脳され、男女平等の建前の社会システムで男性の実質的な劣位を強制され、国家自体がその価値観ともいえない価値観に洗脳された日本では、男性が精神的に自立することや男性らしさを求めるのが難しいんじゃないですか。
男女混合名簿を象徴として男女ごちゃまぜ教育をして来たラディカル・フェミニズムは、男性が男性になること、男性が男性としてのモデルを見つけ憧れ性同一性を得ること、および男性独自の文化や結社を築くことを徹底的に嫌いますからね。その芽があると、徹底的に潰してきた。
佐藤先生の今回取り上げられた件は、軍隊にもその影響が出ているということ(日本のアニメ・クールジャパン戦略を利用してラディカル・フェミニズムが目的を達成しようとした結果)の象徴的事例だから、相当深刻です。
あずき says:
3月 10, 2019
12歳の少女ならまだ若くて可愛くて未来があって良い感じもしますが、、、
現実は実年齢50オーバーで頭脳は子供体は大人のどうしようもないアイドル趣味のおっさんが
日本のリアルな擬人化なような気がします(^◇^;)
しかし日本って世界最長の歴史が云々なんて言われてますけど、
それって日本が幸運にも侵略や移民流入のない土地にあったからで日本自身の力で守ってきたわけじゃないんですよね?
(元寇だって台風のおかげだし、第一次世界大戦だって漁夫の利みたいなもんだし、、、。
人一人の人生に例えても挫折したり失敗したり酸いも甘いも経験して漸く成熟するもんじゃないですか。
それを考えると箱入り息子の日本より古代から他国との交流で激動の歴史を経て国民国家を形成したイギリスの方が
歴史としての濃さが違うと思うんですよね(イギリスは日本に次ぐ長い王朝らしいです。
勿論それで結果論としてやっていけるならいいと思うんですけど現実の国際社会はそんなに甘くない。
これで滅ぶんならむしろ歴史の必然なのかなって、最近の政治や社会を見てるとそこまで弱気になりつつあります。
いや人ごとじゃないから落ち込むんですが、、、。
長文失礼しましたm(_ _)m
富田師水 says:
3月 10, 2019
パトリオティズム、ナショナリズムの語源についてはその通りで、返す言葉もございません。
なるほどと思いました。
しかし、この問題の本質は、少なくとも自分の認識では、ですが…
自衛隊に入ってもどうせ緊縮で暗い未来しか無くて、
全然なり手が来ないから (自衛官候補生の充足率は平成25年110%→平成29年80%に低下)
採用上限年齢を32歳に引き上げたり、
なりふり構わず募集に走っているという所にあると思います。
それも、なるべく金を使わず。
そういう変な宣伝を始めたのは安倍政権からです。
それが全てを表しています。これもある種の、緊縮の副次効果と言えるのではないでしょうか。
萌え絵が一部に人気があるのはきのうきょう始まった事ではないのに、
自衛隊が少女の絵に制服を着せて宣伝にまで使うようになったのは、
経費削減が理由という事も言えると思います。実在のモデルやらを使うよりも安上がりですから。
安治 says:
3月 10, 2019
佐藤さんが以前国防とは人を殺すというリアルを抜きにしてはいけないとおっしゃっていたことがありましたが私もまったく同感で、壇蜜氏を利用した隊員募集はこのリアルを隠そうとしている気がしてなりません
70年以上も戦争がなかった平和ボケなのか憲法九条の副作用なのか いろいろと可能性はあると思いますが、我々国民側が国防のリアルに向き合うことが難しくなってきたことが、中々自衛隊員が集まらない原因の一つであると私は思いますし向き合えるほどの精神的な強さもなくなってきた
だからといってリアルを隠してまで募集をかけていいわけはありませんし、例えそれで人が集まったとしても、その人達に国防を期待することはできません
かつての日本軍の強さはこのリアルに向き合うことができたからだと私は思ってますし、そうした精神的な強さが欧米列強を恐れさせ、むしろ当時の欧米列強の方が戦争を遊びにしていて、リアルと向き合うことができなかったから日本軍を黄色い猿とかジャップとかいって人間じゃないからいくら殺してもいいんだみたいに思わないと戦争ができなかったのではないでしょうか
実際日本と戦った兵士の中で精神崩壊した人が何人もいたようですし、それは彼らに今戦っているのは同じ人間なんだというリアルを日本軍兵士の精神的強さが強烈に示した結果だと思います
極端に言えば今の我が国がやろうとしていることは、かつての欧米列強がやろうとしていたことと根本を同じにするということで、今こそ自衛隊から国軍 或いは皇軍が絶対必要だと言われている現状で、今回のような募集を見るに、本当に国民が期待するような強い軍隊ができるのか 国防を任すことができるのか そういう信用問題に関わることとして真剣に考えてもらいと思いますね
そこまで自衛隊が堕落しているとは思いませんが、どうやって人を集めるかではなくて、何故人が集まらないのかという根本の問題を解決しないと意味がありません
佐藤さんが戦後ナショナリズムに関する討論番組で、戦後日本の現実認識の全段階でインプットされたものが間違っていたのではないかとおっしゃっていましたが、私はそれは明治から始まった西洋コンプレックスを根本として西洋と足並みを揃えようとしすぎた日本西洋化にあると強く思います
そのせいで我が国は周回遅れのとも言える西洋と同じ歴史を歩もうと自覚なくしているという結果が表れたのが間違いなく移民法です
何度も言っている明治以降150年の再評価をしていかないと、いくら議論しても私は無駄だと思います
拓三 says:
3月 10, 2019
どこから手を付ければいいのか…..
まず、今の教育、フェニミズム、グローバル、新自由主義など、これは男有利な社会を目指している事を意味します。ここを理解しないと論理があちこち飛ぶので話がまとまらないのですが、まず男を知る事が必要です。そして男自信、己の醜さをさらけ出し自覚しなければなりません。そして今、普通の男達が持っている美学は歴史から来る経験、つまり身体に刻み込まれた歴史の積み重ねで出来上がった物であることの自覚。そしてその美学が何と通じるか。私の答えは母性に繋がったのですが、そう考えていくと男が積み重ねて築き上げたと言う思い込みも遠の昔から女性が持っていたものではないのかと言う疑問。その疑問を社会にあてはめて考えると社会に必要な共同体も原点は母子関係ではないのか。母が子を守る勇敢さ。母が身を持って子に教える教育。そして子が母を慕う心。つまり母性がなければ共同体(国家)を保つことは不可能では無いのか。これは三種の神器にも繋がる話なのです。そう考えれば日本人は遠の昔から女性の偉大さを分かっていた事になる。
しかしその全てを破壊し男の醜い本能を優先する自由とはいかなるものか…..。
で、今回の自衛官募集ポスターでは3つの解釈が出来る訳ですが、
1つ目はただのバカ。(たぶん正解)
2つ目は女性の様に強くなれ(たぶん無い)
3つ目は男はもういらん !
社会的には3つ目が正解かもネ
tanza says:
3月 10, 2019
>映画『フルメタル・ジャケット』に登場した、
アメリカ海兵隊の訓練教官ハートマンの台詞。
ドキュメンタリー映画のフレデリック・ワイズマンの作品、
『基礎訓練』を思い出しました。
http://kac-cinema.jp/special/wiseman2012/
ジャガー says:
3月 10, 2019
>全然なり手が来ないから (自衛官候補生の充足率は平成25年110%→平成29年80%に低下)
>採用上限年齢を32歳に引き上げたり、
>なりふり構わず募集に走っているという所にあると思います。
この動画をみて自衛隊のイメージが変わりました。
https://www.youtube.com/watch?v=4CThWzvv-mA
か says:
3月 11, 2019
自衛官募集に少女絵を使うなんて言語道断。
私が自衛隊に入隊を決意したのは、秩序正しくおカタイ自衛隊に憧れたからである。なのに、このようなポスターをを作ってしまっては、私がこのようなくだらない募集ひっかかったと思われるではないか。
私は保守派であるから、自衛隊に少女絵を使うことなど断じて許容できない。
しかし、驚いたことに、現政権を支持する保守的であるはずの者たちが、自衛官募集にこのようなポスターを使うことを良いことだと考えているようだ。
全くもって理解できない。
自衛官募集に少女絵を使うことを容認するのは、リベラル的思想と言える。
このことをいわゆるネトウヨに告げれば、発狂するだろう。
自衛隊はおカタイままでいいのだ。
保守の領分を忘れるべきでない。
カインズ says:
3月 11, 2019
>民族レベルでのメス化(要するに精神的去勢)が進み
少年ではなく
12歳の少女になったことでしょう。
表現者クライテリオン 2019年3月号の41頁でも、藤井さんが小林よしのり氏との対談の中で、「平成の三十年は「こっそり掘られてた」状況から、「白昼堂々掘られるようになった」三十年っていうことになりますね……。平成を総括するにあたって、これが一番分かりやすい総括の仕方かもしれませんね。」と仰ってますね。
同じ実力を行使する組織である警察に関しては、ドラマなりドキュメンタリーで、誇張された形ではあるといえ、その実態を見ることが出来ますが、自衛隊が他国と戦闘する、ましてや他国の軍人を殺傷するあるいは自衛隊が被害を受けるなんて作品はまず無いですものね(佐藤さんのように、映画や小説に詳しい方なら事情は異なると思うのですが)。このような状況では自衛隊がファンタジー的な組織になってしまうのも分かる気がします。
sento1000 says:
3月 11, 2019
好意的に解釈すれば、軍隊募集に萌え絵が採用されるほどアニメ漫画文化が浸透している国であり、その文化を守らねばならないという愛国心に訴えているととれるかもしれません、、、
SATOKENJI says:
3月 11, 2019
ならば「美少女を自衛隊員が守る」イラストであるべきでは。
tokuhain says:
3月 11, 2019
神代の昔から、統治はニニギノミコト、国防は宗像三女神なので、少女が国防の守り神なのかも。
とある青襟契約社員、改め青襟正社員 says:
3月 11, 2019
壇蜜さんと言えば「地球防衛未亡人」という映画に出演してました。(役名は天野ダン)
今でも続く外交・内政問題をパロディ化してはいたのですが、妙にリアルにも感じました。
出てきた怪獣が攻撃を受けると天野ダンがエクスタシーを感じるってのは何か解釈があるのかなぁ?
まぁ個人的にはキャストに森次晃司、古谷敏、制作側に藤原カムイ、麻宮騎亜と言うビッグネームが
あって、驚いた事を覚えてます。
ストライクウィッチーズも女の子キャラですが「艦隊これくしょん」もそうですね。
大東亜戦争時の日本の空母や戦艦が、みんな女の子のキャラになり人気も出てアニメ化。
萌えキャラ化は商売になるんですかね?
因みに劇中では完全に矢面に立って戦闘してますが。
>「まったく、女を矢面に立たせてどうするのよ」と言うお姉さまのお言葉がグサリと刺さります。
今やお城も萌えキャラ化して「御城プロジェクト」なるものもあったり、
競走馬を萌えキャラ化させた「ウマ娘プリティーダービー」ってのが存在する事を知った時は、
馬って牡馬もいるのにみんな女の子キャラって、もはやオスは必要ないよなと思い、ため息も出た次第。
男女平等、ジェンダーフリー、グローバル化等々、
垣根を無くし続け、金儲けだけに特化してきた結果が、今の状況なのかなぁと思う昨今です。
風街マロン says:
3月 14, 2019
自衛隊は少女に国防を担わせる気か、それとも戦争を絵空事扱いしているのか
⇒両方だと思います。
難民申請28号 says:
3月 16, 2019
はじめましてこんにちは。
いつも方々で拝見させていただいております。
本題ですが
>本当の問題は
>1)本質的に大人が担うべき責務であり
>2)生身の身体を破壊されるリスクを伴い
>3)今なお、基本的には男性が果たす部分が大きい
この部分はまったくそのとおりだと思いますが、
>という性格を持つ軍務を
>美少女の漫画・アニメ風イラストを使って宣伝していることでしょうに。
>これに気づかないのは
>1)愛国心やナショナリズムの何たるかがまるで分かっておらず
>2)戦争を絵空事のごとく扱うぐらいに精神的な成熟度が低いうえ
>3)そのことを自覚できないほど愚か
と言う部分の解釈が良く分かりませんでした。以下私の意見です。
美少女の漫画・アニメ風イラストでやって来る隊員ないし宣伝担当者も含めヘレン・ケラー的三重苦であるかについては懐疑的です。
アニメや漫画が多少好きと言う程度の認識でも大人が制作していて労働環境が必ずしも良くなく、主に男性が作っている事くらい知っているのでは。
少なくとも創作と現実の区別は付いている、または区別でき得るのではないでしょうか。もちろんそれは出来ないと言う事も可能ですが。
愛国心についても現実に新隊員がそんな完璧な愛国心を持参できる環境ではないのでは。
そうなら美少女の漫画・アニメ風イラストが問題と言うよりは、それが選ばれてしまった過程が問題で、
そしてそれはクールジャパン問題とデフレ問題に繋がっているんだと思っています。
voicezoom5 says:
3月 17, 2019
ストライクウィッチーズに限って言えば、そのポスターは、
その少女たちを守る対象として描かれていると解釈できなくもないのです
そのアニメには、少女たちとは別に自衛隊のような軍隊が登場し
要は露払いのような役割をするのです
その事によって、少女たちは、少女たちにしか倒せない敵に集中することが出来
少女たちと自衛隊が共闘し、お互いに守り守られという内容だったりします
ご参考までに