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先の記事「残念な司会者」で書き忘れたことが一つ。
NAGIRAさん、コメントの中でこう述べてもいるのです。
(司会者が残念な発言をしている)最中か直後に、佐藤さんの次の方の笑顔が映っていましたが、これもまた・・・
文脈から言って、
「・・・」のあとに省略されている語句は
「いろいろな意味で残念」でしょう。
NAGIRAさん、
残酷なことを言ってはいけません。
笑いは人間にとって必要不可欠なものなのです。
イギリスの劇作家、クリストファー・フライいわく、
人は笑うことで逃げる!!
何から逃げるのか?
絶望からです。
世界にもまだ希望は残っていると信じるうえで、笑いは決して欠かせないのだとか。
となると、
私の次の人が笑ったのも、
絶望から逃げ出したいあまりのこと。
何にそこまで絶望したのか、
私にはちょっと理解できないのですが、
まあ、人それぞれですからね。
そして絶望から逃げ出せないとき、人間は精神的に死ぬ。
私は寛容さを身上とする男。
NAGIRAさんが残念に思っている人物にたいしても、
こう言ってあげましょう。
佐藤健志が安倍政権を批判したぐらいで
人生に絶望しちゃいけないよ。
さあ、逃げろ!
笑っていいとも〜っ(笑)!!
ではでは♪(^^)♪
3 comments
Endow says:
7月 15, 2014
昔読んだ小説の一文を思い出しました。
「男が困った時にとる行動は二種類ある。
一つは、怒ってごまかす。
もう一つは、笑ってごまかす」
司会者は怒気を孕んだ声で佐藤先生に「今までまともな政治家~」と絡んでいたので
前者だったのでしょう。
笑っていた人は後者だったのでしょう。
男の行動様式を一場面で体現してみせる、さすが文化チャンネルだと賞賛せずには
いられません。
そしてそのような場面を演出してみせた佐藤先生、お見事でした。
今後も佐藤先生のご活躍を期待させていただきます。
someany says:
7月 15, 2014
確かに自分自身を省みると、ピンチな時ほどよく笑っているような気がします。
ただし、そのピンチを克服することが間違いなく出来ないと分かった時、その笑いがピタリと止まります。
言い換えるなら、「絶望から逃げ出すための言い訳を思いつかなくなった時」と言えるでしょう。
しかし多くの場合、絶望的な状況でも最後の最後まで笑っていられます。
それはこのとっておきの言い訳があるからです。
「自分には(まだ)思いつかないけど、もしかしたらどこかに希望があるかもしれない。」
これは「絶望に耐えられない、ひ弱な精神」と批判するべきなのか、
それとも「人生を笑って過ごすための自己防衛」と擁護するべきなのでしょうか。
フルート says:
7月 16, 2014
あの「文化の話ってことで~女がいねぇ~な~と」は確かに女性の芸術家もそうですが人類の約半分は女性ですから良いんですが、その続きの「それからもう一つ酒がねぇなぁ~と」はおかしいなと思いました。「手袋を拾う気は無い」とのことで確かに酔っ払った状態で決闘するのはどうかと思いますからこの点お酒がなくて本当に良かったなと(笑)思いますけど、結局佐藤さんの『一国の文化状態が良くないとき(貧困なとき)、政治の悪文を見抜くことはできない』という正論に対する逃げのレトリック以外の何物でもないなと思いました。この方は安倍総理は他の政治家よりレトリックはむしろ上手いと仰っていましたけれど、私は安倍さんのレトリックは良いレトリックだとも上手いとも思いませんし、もしこの文芸評論家の方が政治家に転身されても、恐らく投票しません(笑) 失礼しました~