7月27日配信の記事

「水島社長に、冷徹な愛をこめて」では

最近のチャンネル桜が

安倍政権支持に固執するあまり、

ほかならぬ草莽(つまり一般国民)の信頼を失いつつあるのではないか

という点を指摘しました。

 

同局の水島社長は

「私は草莽を信じたい」

をモットーにしていますが、

だからといって

草莽が水島社長を信じてくれると断定してよい根拠はない

のあります。

 

片思いは国民運動においても起こりうるのですよ。

 

ところがここに来て、

面白い情報が入ってきました。

来週土曜、8月2日の「闘論! 倒論! 討論!」は、

「安倍政権への進言・諫言(かんげん)・提言」(仮)が

テーマなのだそうです。

 

諫言とは、

「目上の人の非をいさめること」の意。

 

これは、安倍支持に固執する姿勢を捨てるのか?

 

桜の公式サイトではまだ発表されていませんが、

事実だとすれば

(たぶんそうでしょう。参加メンバーの顔ぶれまで伝わっています)

「日本文化の現在」ならぬ

「日本文化チャンネル桜の現在」にも

異変が生じつつあると言えるでしょう。

 

よって、以下では情報が正しいものとして話を進めますが・・・

この異変が良いものであると決め込むのはまだ早い。

 

世の中には

「イデオロギー的予防接種」

というものも存在するからです。

 

予防接種とは、

毒性を弱めた病原体(つまりワクチン)を

自発的に体内に取り込むことで

病気への抵抗力を強めること。

 

同様、

二次的・些末的な批判を

自発的に取り込んでおくことで

本質的な批判をかわそうとすることを、

イデオロギー的予防接種と呼ぶのです。

 

今回の討論が、

現政権の功罪をシビアに問うものとなれば、

草莽もチャンネル桜を見直すことでしょう。

 

しかし。

仮に。

万が一にでも。

 

例によって例のごとく

安倍政権断固支持を自明の前提としたうえで

少々のイデオロギー的予防接種を行う

という程度のものに終わるようであれば、

草莽はいよいよ、チャンネル桜を見限ってゆく恐れが強い。

 

そんなものは、

進言でも、諫言でも、提言でもなく

ただの茶番にすぎないからです。

 

水島社長、正念場!

 

では問題提起。

 

今回の討論を、真に充実したものとするうえで

クリアーされるべきハードルは何か?

 

冷徹なる愛をもって、

この点をハッキリさせましょう。

 

とはいえ、長くなったのでまずはこれまで。

ではでは♬(^_^)♬