ご存じのとおり

2012年以後のわが国では

安倍応援団なる人々の存在が確認されています。

 

「右寄り」と見なされた

政治家や文化人がとくに認定されやすい。

 

しかし!

 

自民党の高村副総裁が昨年、

(最近の自民党議員をめぐる問題には)

論評に値しないようなことがいろいろある。

と前置きしたうえで

集まって みんなでひいきを 引き倒す

頼むから オウンゴールは やめてくれ

という川柳を披露したように(※)、

これら「天下公認系」の安倍応援団が

時として総理の足を引っ張りかねないような言動を見せてしまうのも

否定しがたい事実。

 

(※)2015年8月20日付の記事

「安倍談話が触れなかったこと(+高村副総裁の川柳センス)」をどうぞ。

 

主観的に総理を応援しているつもりであっても

これでは本当に応援団と認定してよいかどうか

疑わしくなるではありませんか。

 

し・か・る・に。

 

安倍応援団とは通常、認定されないものの

総理の政権運営基盤を確固たるものとするうえで

確実に役立つ貢献を

日々、着実に積み重ねている

注目すべき集団があります。

 

すなわち民進党。

 

なにせ二重国籍が問題になったばかりの

蓮舫を党代表にしたばかりか

その蓮舫が

よりによって野田佳彦前総理

幹事長に起用したんですから。

 

民進党の前身となった民主党

2009年から2012年にかけて

自民党に代わって政権を担ったわけですが

2012年末の総選挙で

173人落選!! の大惨敗を喫し

政権崩壊を引き起こした責任者こそ

野田前総理なのです。

 

ほかにも

野田内閣で閣僚をつとめた

安住淳細野豪志が代表代行に就任。

政調会長になった大串広志

同内閣の首相補佐官だったとか。

 

自民党に惨敗し、

政権を失ったときの顔ぶれをそろえて

どうやって自民党に対抗する気なんですかね、この党は?!

 

というわけで、さっそくこんなことを書かれる始末。

 

蓮舫体制はや亀裂鮮明 出席者半数…野田氏起用、「国籍」尾を引く

 

21日に正式発足した民進党の新執行部は、

蓮舫代表が目指す挙党態勢とはほど遠い布陣となった。

役員には野田佳彦幹事長に近い顔ぶれが並び、

早くも「お友達執行部」と揶揄(やゆ)される始末。

役員人事を決めた21日の両院議員総会の出席者は約70人で、

党所属国会議員147人の半数にも満たず、

役員人事などに関する委任状すら出さず欠席したベテラン議員も。

蓮舫氏は船出早々、お家芸の「党内分裂」の危機に直面している。

 

昨日の記事

「シン・ゴジラ観てきました。」の表現にならえば

そもそもこれは政党として成立していない

「政党以前」の代物ではないのか?

と言いたくなるところですが・・・

 

ものは考えよう、です。

二重国籍問題でミソをつけた蓮舫は

日本にたいする忠誠心を証明するつもりで

民進党を日本最強の安倍応援団につくりかえようとしているのかも知れませんよ。

 

もっともNNNの世論調査によれば

蓮舫の二重国籍については

60%を超える人が「問題ではない」と答えたそうなので

そこまでやる必要があるとも思えないのですがね。

 

とまれ、ハッキリ言っておきましょう。

民進党こそ日本最強の安倍応援団ではないのか(笑)、と!

 

ではでは♬(^_^)♬