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G20大阪サミットが、いよいよ近づいてきました。
G20にはこのほか、
農業大臣会合(新潟で開催ずみ)
財務大臣・中央銀行総裁会議(福岡で開催済み)
貿易・デジタル経済大臣会合(茨城で開催済み)
持続可能な成長のためのエネルギー転換と
地球環境に関する関係閣僚会合(長野で開催済み)
労働雇用大臣会合(9月に愛媛で開催)
保健大臣会合(10月に岡山で開催)
観光大臣会合(10月に北海道で開催)
外務大臣会合(11月に名古屋で開催)
といった、
一連の関係閣僚会合があるものの、
メイン・イベントはやはりサミット。
大阪では厳戒態勢が敷かれており、
こんな報道まで出ています。
山口組など、G20期間中の「出勤」自粛 職質を回避か
(朝日新聞デジタル、20日配信)
兵庫県内に本拠を置く山口組など指定暴力団2団体が期間中、
交代で事務所に詰める傘下組織組員の「出勤」を
やめる予定であることが捜査関係者への取材でわかった。
厳重な警備態勢の中、組関係者が検問や職務質問に出会う
「リスク」を避けようとする動きとみられる。
捜査関係者によると、天皇の国事行為や外国からの来賓など、
国の一大行事の際には暴力団が抗争を控えるなどする傾向がみられるという。
任侠もサミットには勝てぬ、であります。
さて。
公式サイトによればG20サミットとは
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、
中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、
イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、
ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国の19ヶ国に加え、
欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。
例年、G20の首脳以外にも、招待国の首脳や
国際機関の代表などもサミットに参加しています。
とのこと。
正式名称は「金融・世界経済に関する首脳会合」。
サイトいわく。
グローバル化が深化し、様々な問題が複雑に絡み合う中、
近年G20ではマクロ経済や貿易のみならず、
世界経済に大きな影響を与える開発、
気候変動・エネルギー、保健、
テロ対策、移民・難民問題等の地球規模課題についても、
活発に議論が行われてきました。
わが国がG20の議長国となるのは今回が初めて。
普通ならホスト国となるものの、
なにせ現地妻国家ですので
ホステス国と呼んだほうが適切でしょう。
「殿方がいっぱい来られるのね、おもてなしが大変」(※)お姉さまの言葉です。
ちなみにG20開催の最初のきっかけとなったのは
1997年のアジア通貨危機。
これにより1999年、
G20財務大臣・中央銀行総裁会議がスタート。
その後、2008年のリーマン・ショックを機に
これを首脳会合に格上げ、
同年11月、ワシントンDCで第一回のG20サミットが開かれました。
わが国の場合、
この歴史がそっくり、デフレ不況と重なるのが何ですが・・・
それはともかく、
今年のG20の主要テーマは
世界経済
貿易・投資
イノベーション
環境・エネルギー
雇用
女性のエンパワーメント
開発
保険
と多岐にわたります。
けれどもG20が対処すべき問題の本質は
ひとことで言ってしまえば
以下の3点に立ち向かうこととなるでしょう。
1)現在の世界では、国際的な協調なしでは解決できない問題が多々ある。
わけても環境破壊(気候変動)は、文明の存続自体を左右しかねない。
2)にもかかわらず、グローバリズムの弊害も顕在化しており、
ナショナリズムに回帰しようとする傾向が各国で見られる。
この傾向は多くの点で正当なものだが
(1)で触れた諸問題の解決につながるかどうかは疑わしい。
3)自由主義諸国のリーダーだったアメリカの覇権が衰退したうえ
新自由主義が格差や貧困をもたらすことも明らかになった。
他方、中国が政治的自由を制限したまま経済大国になるなど
「自由と繁栄は密接不可分」という20世紀の常識が大きく崩れつつある。
言い替えれば、発展や繁栄を維持するうえで
最も有効な政治的方法論が何かもハッキリしていない。
ここまで来れば、
もはや話が金融や国際経済の枠にとどまらないのは明らか。
G20とは
グローバリズムとナショナリズムがせめぎ合う場にして
自由主義と権威主義が覇権争いを展開する場にならざるをえないのです。
今回のG20サミット最大のポイントが
米中首脳会談の行方となるのも
そう考えれば必然のなりゆき。
ついでに緊張が高まるばかりの
アメリカとイランの対立も
クローズアップされる可能性が高い。
トランプは香港問題も議題に挙げたいようですが、
イランが米軍の偵察ドローンを撃墜したことへの報復として
武力行使一歩手前まで行ったと公然と認めたうえ、
サイバー攻撃や追加制裁までやるとなると、
これもかすむかも知れません。
で、まずは米中首脳会談ですが
記事によって、みごとに見方が分かれます。
たとえばある記事によれば
会談開催は習近平の提案で、
しかも以下の条件がついていた。
1)「今後の交渉をレールに乗せるための会談」と位置づける。
2)中国の社会制度や政治システムの仕組みに理解を示す。
3)ファーウェイを世界市場で公平に扱ってほしい。
で、トランプは少なくとも(1)について
条件を飲んだというのです。
ところが別の記事によれば
会談開催はトランプの提案で
通商対立で手詰まりになっている習近平は
いわば「脅しに屈した形」で
受け入れざるをえなかったのだとか。
さらに別の記事は
米中通商対立はアメリカ優位という認識が
そもそも希望的観測にすぎないかも知れない
とまで述べます。
ニューズウィークは両国が持っている
交渉の札を比較していますが
たしかに中国にもまだまだ札は残っているようですね。
実際、マイク・ペンス副大統領は
29日に予定していた中国政策に関する演説を
米中協議の進展の芽を摘みかねない
という理由で中止したと伝えられます。
そんなわけで、会談の行方は予断を許しませんが
ホステス国・日本について言えば
気になるのは習近平が先週、北朝鮮を訪問して
「緊密な戦略的対話と協力」で合意したこと。
ロシア、イランと外交で失敗を重ねたあげく、
日朝会談の開催を願っている安倍総理としては
米中対立でアメリカの肩ばかり持つわけにも
ゆかなくなるかも知れません。
ついでに朝鮮中央通信が23日に報じたところでは
トランプも最近、金正恩に親書を送った模様。
金正恩は「素晴らしい」と絶賛、
トランプの「並外れた勇気」を評価しつつ、
興味深い内容で、真剣に検討すると述べたとか。
ブロマンス復活か? という感じですが
となると中国、
北朝鮮問題についてアメリカに協力することで
通商対立の落としどころをさぐっている可能性もあるでしょう。
その場合、現地妻/ホステスたるわが国は
周旦那とトランプ旦那の両方にたいし
同時に愛想良くするという芸当を迫られることに・・・
しかも日朝会談にこぎつけたところで
「過去の清算」、
つまりどれだけカネを積むかという問題が待っているのですぞ。
「アメリカにだけ従属しているうちが華かもね♥」(※)お姉さまのお言葉です。
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つづいてアメリカとイランの対立問題。
G20には核合意の参加国
(イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア)が
しっかり顔をそろえます。
同時に目を惹くのは
中東におけるイランの主要なライバル国
サウジアラビアが参加していること。
してみると、アメリカとサウジアラビアは
イランを非難する方向へと
話を持ってゆきたがるかも知れません。
しかしそれでは、核合意の維持はますます難しくなる。
現にイランの有力国会議員は
核合意が維持されなければ核不拡散条約から脱退する旨を
発言したと伝えられます。
この件について、あまり旦那(つまりアメリカ)の肩を持つと
イギリスはともかく、
残りの核合意参加国と対立することになるのでは。
2018年の核合意離脱以来、
アメリカがかなり一方的にイランを追い詰めようとしているのは
いかんせん否定できませんからね。
しかもトランプは24日、こんな連投ツイートをしています。
China gets 91% of its Oil from the Straight,
Japan 62%, & many other countries likewise.
So why are we protecting the shipping lanes
for other countries (many years) for zero compensation.
All of these countries should be protecting their own ships on what has always been….
….a dangerous journey.
We don’t even need to be there in that the U.S. has just become
(by far) the largest producer of Energy anywhere in the world!
The U.S. request for Iran is very simple –
No Nuclear Weapons and No Further Sponsoring of Terror!
中国は石油の91%をホルムズ海峡を通過するタンカーから得ている。
日本は62%、他の多くの国もそんな具合だ。
で、なぜわれわれは他国のシーレーンを
長らくタダで守ってやってきたんだ?
あそこの航行はいつだって危ないんだぞ。
みんな、自国のタンカーは自分で守るべきじゃないか。
今やアメリカはあの地域にいる必要すらない、
なにせわれわれは世界最大(ダントツ)のエネルギー供給国なのだ!
イランへの要求は単純明快。
核兵器はなしだ、ついでにテロ支援もやめやがれ!
真っ先に中国を挙げているのを見ると、
あるいはトランプ、
イランとの緊張の高まりを
対中交渉カードに使うつもりかも知れません。
しかし問題は
次に日本が挙がっていることが示すとおり、
このツイートが日本にたいする脅しという意味合いも持つこと。
「FRONT JAPAN 桜」でも述べましたが、
どうもトランプは日本を捨て駒にして
自国の権益や戦略を満たそうとしている節があるのです。
さあ、どうする現地妻/ホステス!
「いいの、愛するって耐えることだから」(※)お姉さまの覚悟です。
対米従属を長らく続けてきたうえ
平和主義のもと戦争を放棄した、
つまり外交も実質的に放棄しているわが国にとって
現在の世界は、なかなかツラいものがあるのです。
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ではでは♬(^_^)♬
12 comments
豆腐メンタル says:
6月 25, 2019
いつだったか藤井先生が対談の中で仰ってました。
天然自然なシステムと経済の違いは、人の意思がシステムの根元に働くか否かという哲学的な理解もできると。
なぜケインズが冷遇されるのか。なぜ今の主流派が強くなったのかがインテグレイト。
皆のための、未来のための環境整備!という意思をどう扱うのか。。これは人間や社会への理解の差。
要は「熱い(暑苦しい)」のです。
ある人にとって政治や学問はもっと冷めていなければならない。そういう人と私は根本が違う。
政治や経済は今を生きる人にこそ必要な取り組みです。
真理の追求もよいでしょうが、「ごめん!すぐ対処するわ!」の方が大切なのです。やり直しはきかないことが多いので。
需給コントロールの放置(就職氷河期問題/年金問題/一局集中問題)、格差の放置、引きこもりの放置なんかもそういう類なんですよね。
だからこそ気候変動については眉唾です。
不確かな未来を人質に今の人を制限し過ぎるのはよくない。ポリコレ的です。
SATOKENJI says:
6月 25, 2019
「気候変動」を「首都直下地震」や「南海トラフ地震」に置き換えたらどうなるか。
豆腐メンタル says:
6月 25, 2019
流石先生。一行で必要かつ十分笑。
私はまとめられません。。
過去には「石油の埋蔵量はあと30年」と流布しました。世論を火力以外に誘導するためだったのは今となっては否定のしようもないと思います。
また先生の挙げられた地震については、同じく不確かな未来へ向けての判断ではありますが、地震の被害想定や発生周期について科学的といえる積み重ねがされており、対処することのメリットもより具体的という意味で別次元なのではないかと思います。
さらに素っ頓狂な返事かもしれませんが私はこう思います。
他人の価値観は否定しません。特にアタマの出来の関係上、先生の意見など否定のしようもありません。しかし共通の問題意識があるなら疑問ぐらいは差し挟みたい。
素人だの不勉強だのとバカにされようがよいです。
難しい判断でも他人に任せっきりにすることなくどんな形であれ責任の一部を背負いたい。大人として参加したい。
このコメント欄のように「開かれて」いてほしい。
格好悪いことに勉強したら意見が変わったなんてことばかりです。それでもいい。なんとかは死ななきゃ直らない。
餅は餅屋。たしかに。
しかし素人の心尽くしも捨てがたい。
私は現場主義なんでしょうかね。
例えば客の理不尽がまかり通る現場では、何でも来いぐらいの覚悟が必要です。
しかし本部は違いますね。もっと「冷たい」計画に基づいている。。
ここまで書いて軍隊だなと思いました。
昔から男は戦争の現場には死ににいくようなものです。
あらゆる力を総動員して敵から大切なものを守るのが目的。死ぬこともいとわない。
しかし同じ戦争を戦う司令部は死んでる場合じゃない。
死なない所で作戦や戦術の効果をいつでも最大にしなければならない。
それぞれが違う役割です。死にに行くから偉い訳でもなく命令を下せるから偉いわけでもない。
気候変動においても、いつも皆で取り組めるよう「開かれていること」が重要だと考えます。
片やポリコレは閉じています。
最近は耳にしなくなりましたが、二酸化炭素の排出権取引などその代表だった。
閉じすぎていてムカついたものです。。極端に言っていいなら気候変動問題などその焼き直しぐらいに考えているんですがね。
長々と失礼しました。
GUY FAWKES says:
6月 25, 2019
お久しぶりにも拘らず、横から失礼します。
ですが、どうしても伺いたいのでコメント差し上げます。
>真理の追求もよいでしょうが、「ごめん!すぐ対処するわ!」の方が大切なのです。やり直しはきかないことが多いので。
>だからこそ気候変動については眉唾です。不確かな未来を人質に今の人を制限し過ぎるのはよくない。ポリコレ的です。
果たして災害や戦争の様な激甚的被害や破局をもたらしかねない事象について後手に対処を考える方が大切だとすれば、それこそ取り返しがつかないのではないでしょうか?豆腐メンタルさんの仰る需要縮小、格差や引きこもりの放置への早急な対処は当然必要です。
しかし、我々は8年前にその場その時の対応で被害を減らせなかっただけでなく原発事故まで引き起こしてしまったことに未だ総決算をできてはいない。現在、野党第一党の党首である当時の官房長官は盛んと「想定外」と仰っていましたが、
私は災害や戦争を考えるにあたっては不確かな未来を少しでも予測する為ならば、今を生きる我々に対して制限…というよりは規制でしょうか。それが必要なことだと思っています、勿論本末転倒な平衡感覚の喪失はあってはなりませんが。
尤も、そのバランスを取ろうとすること自体が今の日本に一番欠けているというのは承知の上での意見ですので説得力には欠けますが…
追伸:この返信コメントが豆腐メンタルさんの意図するものとは異なるものでしたら申し訳ありません、ただどうしても気になりましたので…
豆腐メンタル says:
6月 25, 2019
GUYさんのツッコミいつも有り難いですよ。
上の先生への返信で答えになっているかもしれないしそうでないかもしれません。
何しろ素っ頓狂なもので笑。
原発事故のことは常に頭の片隅にあります。
あの事故はGUYさんの言う平衡感覚を喪失した日本のもたらした最悪の結果だったと思います。
私もいつもなんとなく反省しています。なんとなくって誤解を与えそうですが笑
そんなこんなで多くの皆さんと同じくリスクやハザードに備えるのは当然だと考えています。
ただ気候変動問題はそもそも対処できうるかがグレーゾーンなんですよね。
また問題に取り組んだとして、その効果を今の科学で検証できうるのかが気になります。
「成長せんがために縮むのであります!」とぶち上げて格差とデフレをもたらした過去を思い出します。
リミッターカットしたかのような問題意識の持ち方が似てませんかね?
あねさん says:
6月 25, 2019
あらあら、だからそんな男やめときなさいって言ったじゃない。あなたのことちっとも大切にしようとしないんだから。
てめえみたいな男に媚びるブリッコが一番腹立つんだよ
ざまあみろ、ジャップドットコム!
あらら says:
6月 26, 2019
ホント佐藤先生のおしゃるとおりで、つくづく世の中の事実は小説よりも奇なりと痛感してますし、先生のお父上も相当に苦悩なされた事が伺えます。その歴史から吉本興業とか稲川会や住吉会はよくて工藤会とか山口組はダメとか、丸山穂高の失態は品位に欠けて問題だが、伊藤博文の殺人は問題外とか、植草一秀や前川喜平や寺脇はけしからんで、竹中平蔵とか高橋洋一や橋下は許されるとか、オウムはダメで創価はよいとか、パチンコは問題なくて掛け賭博は犯罪とかなど、不思議でしょうが無く出川哲朗じゃないけどまさにヤバイよヤバイよを小島よしお流で一喝、そんなの関係ねーからの波田陽区の残念で締めると爽快の境地に到達できました。【笑】
縫殿助 says:
6月 26, 2019
トランプ氏の安保廃止に関するニュースへの政府やメディアの反応も芳しくないですね。
マーチャントライトサイドはいわずもがなですが、ボヘミアンレフトというべきサイドも、安保ありきの文脈でしか分析していない。
某23時のニュースでは、「もっと日本から金銭的負担を引き出してやろうというブラフだろう」とか「そもそも日米安保は、日本も相当に負担をしていて、偏務的じゃないんだが」何て言っていて、普段気にしているはずの沖縄の負担には、やはり本心では興味がないのだなと改めて確認できました。
あげくの果てには、ホルムズ海峡において自前で警備しろなんて無理だなんて言動もあり、レフトサイドの方々も、本質的には防衛力が必要であることを認識しており、かつ、それには米国に頼るのが一番だということを考えていることがよーく見えました。
これぞ、国民総崩れの爽快な風が吹いている証左。参院選も爽快な結果にならざるを得ませんね。
危惧茄子 says:
6月 28, 2019
今回遂にトランプ氏が出してきた現地妻への三行半。
本当に行使するかどうかは不明なところが多いものの、頭の中によぎったことは事実であろう。
今回、今まで対米従属派の主張を掲げてきた人の記事を見てみるが、今回の三行半には無視やだんまりを決め込んでいる。
もちろん、そんなことをしないだろうという、まさに「だろう運転」状態。
日本とアメリカはまだ今の段階では別の国なのだから、こういうこともあるかもしれないという「かもしれない運転」が彼らには全くできないのがまざまざと明らかになったのが爽快、痛快。
さて、今回、以前のトランプ大統領の発言から「日本は日本で守れ」からでた考えだ論が一般的だ。
恐らく、トランプ大統領の頭の中もそうだろう。
ただ、アメリカの民意、国民にはどう映っているのか。
私はアメリカの都市部ではなく、郊外部にホームステイしたことがある。
そこで感じたのはアメリカの一般人の日本や日本人に対する敵対まで行かなくとも強いライバル心であった。
そんな経験をした私から考えると、これは「いよいよ51番目の州になってはどうだい?アメリカになればアメリカ軍が堂々とお前らを守るぞ。」ということが真意ではないのかと思ってしまう。
ライバルがファミリーになることほど、心強いものは無いのだから。
まさか選挙後のサプライズはこれなのでは…とも思ってしまう。
中国の一国二制度同様、アメリカにも一国二制度、つまりは、アメリカ国内に日本の象徴天皇制を認めるという前例をつくってでもアメリカ合衆国日本州化を更に進めたいのではないのか。
現地妻は選挙後夢から覚めるのか
それとも、夢を見続けるのか。
見物である。
という観点で選挙の投票先を選びたいと思います。
リグス says:
6月 29, 2019
「いいの、愛するって耐えることだから」
その昔はこういうお話を作り上げる必要があったと思いますが、実際はDVに屈して我が子ですら犠牲にしてしまう方がリアルであり、また同情の余地もある気がします。耐えるのにも限度があるという事でしょうか?さて、現地妻は愛では無く正しく打算でしょうから、上手くやってくれるでしょう。両愛人に挟まれても見事に振舞っていましたね。
SATOKENJI says:
6月 29, 2019
>実際はDVに屈して我が子ですら犠牲にしてしまう方がリアルであり、また同情の余地もある気がします。
すると現地妻が、二人の旦那のために子ども(日本国民)を犠牲にすることにも同情の余地があることに・・・
というか、「いいの、愛するって耐えることだから」と言いつつ、子どもを虐待することこそリアルなんだな、うん。
安治 says:
6月 30, 2019
自国のタンカーは自国でも守れとはまさに正論で、逆に我が国が自立するチャンスだと思うのですが、同時にそんな国にしてきたのは誰だと考えれば、トランプ大統領の言っていることは勝手すぎますよね
トランプ大統領に直接的な罪はなくても米国代表としてまずお詫びするのが先ではないでしょうか
それはともかく、自立するチャンスだとして、今のままでどう自立するかの青写真を描けるかと考えたら無理だと思いますし、佐藤さんがチャンネル桜で指摘していた通り、例えば憲法九条を改正するにしても、それが良い方向に進むとは限りませんし、慎重に考えなければ今より悪くなる可能性はあると私も思います
結局人間がよくならなければ政治も外交も良くならないわけで、全ては教育問題にいきつき、明治以降の経路を見直し、それ以前の歴史の連続性を取り戻すような教育で人作りをしていかないと、土台がしっかりしていない状態でいくら頭で考えても無駄だと私は思います
目先の問題を解決するのも大事ですが、一番大事な事を解決せずに何をやっても場当たり的な対応にしかならず、それが明治以降の150年間の経路ではないでしょうか
今のままではトランプ大統領に利用されて終わる可能性は大だと思います
北朝鮮に対する条件なしの交渉もトランプ大統領あってのもので、これに関しては下手に刺激するよりも交渉の場に引きずりだしやすくするために無条件という餌をまいたとする見方を私は支持しますが、佐藤さんのおっしゃるように、確かに相手を見下した行為というのはその通りだと思います
ただそれができるのも北朝鮮への経済制裁が効いているからだと思いますし、乱暴な言い方すればああいう野蛮な国に対して手段を選ぶ必要はなく、個人的に拉致問題は諦めて南北含めて朝鮮そのものが滅びてくれた方が人類のためだとさえ思っています
これは支那に対しても同様ですね
金正恩が相手にしていないというより、我が国の意図が分かっているから動けないだけのような気もします
拉致被害者救出のために莫大な資金を提示される可能性はあるかもしれませんが、いくら無条件交渉とは言ってもトランプ大統領に煽てられている関係上、略奪同然の莫大な資金提供といった下品な交渉カードを切れずに金正恩自体がどうしていいのか分からなくなっているだけではないでしょうか
結局拉致問題を除けば、もう北朝鮮みたいな小国に用はないはずです
個人的に我が国の自立とは支那朝鮮と縁を切ることが第一だと思います