7月7日、
七夕に行われたライブにふさわしく、
星さんは途中で、七夕をめぐる童話の朗読も行いました。
これがオリジナルだというのですが、聞いてびっくり。
織姫と彦星の恋は、
このバージョンだと、
水浴びをしていた織姫の衣服を、彦星が隠すところから始まるのです!!
そして「服を返すから結婚してくれ」と
何度も頼み込み、
ついに根負けした織姫が承諾したのだとか。
──あれはそういう話だったのか?!
目からウロコでありました。
そんな求婚が受け入れられたとは、
古き良き時代ですね(笑)。
今じゃセクハラとしか見なされないぞ、おい。
ところでショートショートの巨匠・星新一さんは、
たしかお父さんが福島の人なのですが、
自分の姓「星」について、面白いことを書いています。
いわく、
福島周辺には「星」姓の人が多いようだ。
かつて、隕石でも落ちたことがあるのではないか?
星さんも宮城のご出身。
福島の隣です。
星新一さんの理論、あんがい当たっているのかも知れません。
それはともかく。
第二部に入ると、星さんもだいぶリラックスしてきます。
一曲目は「ウィスキーはお好き?」。
しっかり、お客さんに聞いて回ります。
私のところにも来ましたよ。
そして、スペシャルゲストの秋本奈緒美さん登場!
ういういしい星さんのボーカルとは対照的に、
ジャズ歌手にふさわしい貫禄の歌声を聴かせてくれます。
でも、星さんだって立派な熟女なんですよ。
それがういういしい声を出せるって、
素敵なことだと思いませんか?
ラストの曲は、
星さんが大杉漣さんと主演した
映画「不貞の季節」のエンディングテーマ、
「星をください」(ブルーハーツ)。
七夕ライブをしめくくるには、
完璧な選曲ですよね。
ブルーハーツというと、
映画「リンダ リンダ リンダ」で、
女子高生バンド「パーランマウム」(注:「ブルーハーツ」の韓国語直訳)が
「リンダ リンダ」
「僕の右手」
「終わらない歌」など、代表曲を取り上げたのが思い出されます。
しかし「星をください」も、それらに比肩する名曲。
場内全員の合唱とともに、
星さんの初ソロライブは幕を下ろしたのでありました。
おつかれさまでした!
いずれまた、ソロライブに挑戦して下さい!
今じゃ私も作詞やってますからね!
というわけで、今宵も写真をどうぞ。
おまけにもう一枚。
ではでは♬(^_^)♬