昨日の記事

「土木総統閣下は豊洲の女にゾッコンのようですw」

でも紹介した

三橋経済塾の大忘年会ですが、

最初に中野剛志さんと藤井聡さんをパネリストにした

シンポジウムがついています。

 

テーマは「グローバリズムとナショナリズム」。

ただし、もっと端的に

なぜ日本では

健全なナショナリズムを踏まえて

現実的な安全保障政策と

積極財政による経済成長策

そして過剰なグローバリズムへの反対を説く

政治勢力が出てこないのか?!

としたほうが良いかも知れません。

 

なにせ現状はこうですからね。

 

1)健全なナショナリズムを踏まえた政治勢力

対米従属からの自立を条件に含めた場合、実質的に存在しない。

 

2)現実的な安全保障政策を説く政治勢力

日米同盟強化という形でなら存在するが、これは対米従属を深める。

またアメリカの経済的要求に応じざるをえなくなるので、

グローバリズムに反対しにくくなる。

 

3)積極財政による経済成長策を説く政治勢力

例によって、実質的に存在しない。

 

4)過剰なグローバリズムへの反対を説く政治勢力

一部の左翼・リベラルに見られるが、

彼らはナショナリズムにたいして否定的なうえ、

安全保障政策が非現実的、

そして緊縮財政志向と来る。

 

W(^_^)W\(^O^)/だから日本は宇宙のジョーク、あっソレ\(^O^)/W(^_^)W

 

中野さん、

藤井さん、

そして司会の三橋さんも

この状況をどう打開するかについては

なかなか妙案がない様子。

 

当たり前です。

 

このすべては

戦後日本がたどってきた経路の

必然的な帰結という側面を持っているのです。

 

そして70年以上にわたって続いた経路から

そう簡単に脱却できるはずがない。

 

これについては

来年春ぐらいに刊行される予定の新著で

じっくり、

そして面白おかしく論じるつもりですが

とりあえずは

経路依存性と聞いただけで感情的になるような状態から脱しようじゃないか

と提案しておきましょう。

 

し・か・し。

「状況は絶望的だ〜」などと、

いたずらに悲憤慷慨するのは

それ自体、絶望が足りない証拠。

 

反グローバリズムへの道が遠いとしても、千里の道も一歩から。

焦って思い詰めたりせず

ハメを外して楽しくやることも重要なのです。

 

というわけで

大忘年会の様子をいろいろご紹介しましょう!

 

(↓)三橋さんです。

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(↓)浅野久美さんと、9月にもお会いした女性塾生。

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(↓)土木総統と、彼のもとで「表現者クライテリオン」の編集を担当する川端祐一郎さん(中央)。

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(↓)カメラから逃れられないよう、塾生によって取り押さえられた川端クン。

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(↓)ますますダンディズムに磨きのかかった上島嘉郎さん。背広のバッジに注目!

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(↓)小浜逸郎さん。

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あ、そうそう。

来年もまた、三橋経済塾のゲスト講師を務める予定です。

こちらもよろしく!

 

ではでは♬(^_^)♬

 

正月休みの読書は以下がお勧め。

フランス革命の省察

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『対論 「炎上」日本のメカニズム』帯付き書影

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