就任早々、
さまざまな大統領令を次々に出して
あいかわらず世を騒がせているドナルド・トランプ。
かと思うと、
就任式にどれくらいの数の人が集まったかについて
ホワイトハウス報道官を通じ
史上最高とぶち上げたりもしています。
ちなみにこれは
明らかに間違っているそうですが
側近のひとりであるケリーアン・コンウェイは
テレビのインタビューに答えていわく。
あれをウソと呼ぶのは
大げさで感情的だわ。
報道官は ALTERNATIVE FACTS を提示したの。
ALTERNATIVE FACTS については
「異なる事実」とか
「もう一つの事実」と
訳されているようですが
「異次元世界の事実」と訳すのが
もっとも適切な気がします。
ALTERNATE UNIVERSE と言ったら
パラレルワールドのことですからね。
というわけで、
イギリスの新聞「サンデー・ヘラルド」が喝破したとおり
世界はしっかりトワイライトゾーンに突入したようなのですが、
トランプ政権誕生に関連して
おなじみチャンネル桜の「闘論! 倒論! 討論!」に出ます。
テーマは
異次元世界で現実を把握する方法
・・・ としたいのですが、
そこはそれ、チャンネル桜ですので
「どこへ行くアメリカ? そして日本〜トランプ大統領就任」
となります。
番組の性格上
「トランプ就任式の『柔らかい官能』」や
「世界はあと3日でトワイライトゾーンに突入する」
で展開したような議論は
残念ながらできないのですが
かわりにちょっと面白い論点を提起しておきました。
じつはトランプ、
2014年のFOXニュースで
こんなことを言っているのですよ。
アメリカを救う道は何だか分かるか?
経済が崩壊して、国中が地獄のような状態になればいいんだ。
すべてメチャメチャにね。
するとだな、分かるだろう(笑)
暴動を起こしてでも何とかしようという話になるじゃないか。
そうやって、アメリカは偉大だった日々に戻るのさ。
ヾ(℃゜)々\(◎o◎)/これって革命思想では\(◎o◎)/(゜;)エエッ
同じ記事によれば
トランプの側近中の側近といわれるスティーブ・バノンは2016年、
「オレはレーニン主義者だ」
と公言したとか。
いわく。
レーニンは国家を破壊したかった。
オレもそうしたいんだ。
すべてをいったん崩壊させたい。
今のエスタブリッシュメントを滅ぼしたいんだよ。
そうです。
保守、ないし右翼のごとく扱われ
わが国の保守派からも(おおむね)好意的にとらえられているトランプ政権は
じつは左翼革命政権かも知れないのです!!
だから
「右か左か」の時代は終わった
どころか
「右は売国、左は亡国」だと言っているでしょうに。
(↓)新著が出る前に、まずはこちらを。
アメリカはトランプの目論見どおり
国中が地獄のような状態に・・・
もとへ、偉大だった日々に回帰できるか?
なりゆきが注目されます。
ではでは♬(^_^)♬
7 comments
shun says:
1月 28, 2017
バノンさんも我々一般人から見れば
エスタブリッシュメントな感じがしますけどね。
今人類全体に破壊願望が生まれているのかもしれないですね。
みんな何となく、明確な理由もなく
飽き飽きしてるんでしょうか。
GUY FAWKES says:
1月 28, 2017
この大動乱の国際情勢の中、既にご存知かもしれませんが大変悲しいニュースをお伝えしなければなりません…
英国の名優であるジョン・ハートさんが昨日膵臓がんの為、お亡くなりになりました。
享年77歳、RIP
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00000102-spnannex-ent
英名優ジョン・ハート氏が死去 「エレファント・マン」「ハリー・ポッター」など
反孫・フォード says:
1月 29, 2017
左(あるいは右)翼革命政権・日本版 (Who? am I)
日本を取り戻す道は何だか分かるか?
経済が崩壊して、国中が地獄のような状態になればいいんだ。
すべてメチャメチャにね。するとだな、分かるだろう(笑)
だからチャイニーズを爆流入させてでも地獄にしようという話になるじゃないか。
そうやって、日本はエコノミック・アニマルだった日々を取り戻すのさ。 ?
m(_ _)m
SATOKENJI says:
1月 29, 2017
反孫さんには、トランプならぬ「花札」の称号を奉りたいと思います。
GUY FAWKES says:
1月 29, 2017
>反孫さんには、トランプならぬ「花札」の称号を奉りたいと思います。
これぞ「ショック・ドクトリン」ならぬ「ヤクザ・ドクトリン」なのですね…
反孫・フォード says:
1月 30, 2017
安倍総理の人工脳にセットされた思考回路は、
「ヤクザ・ドクトリン」ならぬ「瑞穂・ドクトリン」と晋じて疑わず、スピード加速しているのでしょう。
それに賛同の質問をする野党議員の国会を診るとおぞましき寒気を覚えます。
玉田泰 says:
2月 8, 2017
「闘論!倒論!討論!」拝見しました。トランプ政権に関しては、両天秤にかけているね?とまだわからない的な結論だったと感じました。まだ出来上がっていない見切り発車の政権にはそういうしかないのでしょうね?
それよりも、主題は日本はどうするかだったのではないでしょうか?出演者のどなたかが腹芸は通用しないと言っていましたがそうなのだろうと思います。
トランプ政権発足に便乗して日本(人)も変わるべきという論調も見かけますが、戦後の自己洗脳からそう簡単に脱却できるものでしょうか?謎です。
良い機会なのはその通りなのでしょうが。
トランプは革命を目論んでいるのか?少なくとも気に入らないものをぶち壊したいのでしょうね。そのあとは古き良きアメリカを再建築したい?まあ見果てぬ夢でしょうね?