BSフジ「プライムニュース」のオンエアが

あと数時間後に迫っています。

 

目下、どんな話をするか

資料を眺めながら練っているところです。

 

・・・さて。

 

先週のチャンネル桜「闘論! 倒論! 討論!」

「戦後」はだんだん元号のようになってゆくのではないか

という話をしました。

 

今年は戦後70年

(独立回復からカウントすれば63年)ですが、

このまま戦後100年、戦後200年と続くのでは、ということ。

 

半分はシャレで言ったものの

どうも最近の日本では、これがシャレにならない模様です。

 

というのも、こんな記事が出ていたりするんですね。

 

「僕らは戦後100年になったとき、100年間戦争してこなかったという祝いの鐘を鳴らしたい」

 SEALDsデモの現場で何が起きているか

 

7月15日、

安保法案が衆議院で可決された日に

国会前で行われたデモの様子を紹介しているのですが、

シールズの中心メンバーだという

奥田愛基さんがこう言ったのだとか。

 

「僕はあと30年たって戦後100年になったとき、

ついに100年間、戦争してこなかったという祝いの鐘を鳴らしたいんですよ。

何で立憲主義を理解できない人たちに我々の生活を語られなきゃいけないんですか。

僕は諦めることができません」

 

・・・2045年まで

日本が戦争に関わらずにすむのであれば

それは結構な話。

 

しかしその時になっても「戦後」が続いているのは、

果たして本当に望ましいのか?!

 

奥田さんにとっては自明に望ましいことのようですが

「戦後」の内実を考えれば

ついに100年間、戦争してこなかった

というのは

 ついに100年間、アメリカへの追従を続けた

とか

 ついに100年間、自分たちの視点で歴史を見直そうとしなかった

というのとイコールですからね。

 

1940年、わが国は

今年は紀元2600年だ!

として盛大に祝ったものの、

西暦4545年

または西暦4552年に

今年は戦後2600年だ!

とばかり、

盛大な祝賀行事が催される・・・

なんてことになるかも知れません。

 

西暦4545年まで日本が存続していれば、ですがね(苦笑)。

 

ではでは♬(^_^)♬