トマス・ペインも、
危うくその刃にかかるところだったギロチンですが。
なんとイタリアには、これにちなんだ肉料理があります。
マジですよ。
私がこの料理に出くわしたのは1990年3月。
ちょうどミラノ市に滞在しておりました。
何のためかって?
かのスカラ座でオペラを観るためですよ(ホント)!
演目は「蝶々夫人」。
ちなみにオペラ歌手だった伯母も、
生前、よく蝶々さんをやったそうです。
欧米に住んでいる日本人の女性オペラ歌手には、
よく回ってくる役なんですね。
それはともかく。
市の中心部にあるレストランに入って、
昼食を摂ろうとしたときのことです。
メニューはむろんイタリア語なので、
英語から適当に類推するしかないのですが、
こういう料理があったんですよ。
牛肉のロベスピエール風。
私が「新訳 フランス革命の省察」を刊行するのは、
このときから20年あまり後のことですが、
必殺のギロチン野郎、ロベスピエールの名前は知っていました。
ロベスピエールについて
詳細を思い出したい方は、
「トマス・ペインの災難 part2」(7月18日配信)と
「トマス・ペインの災難 part4」(7月20日配信)をどうぞ。
ついでに「新訳 フランス革命の省察」の画像も出しておきましょうね。
しかし。
ギロチン野郎の名前が、どうして料理についているんだ?
なるほど、作曲家のロッシーニみたいに
食道楽で知られた人物の場合、
名前を冠した料理が生まれることはあります。
それがトゥルネードー・ロッシーニ。
だとしても、ロベスピエールが食通だったなんて話は聞きません。
にもかかわらず、
牛肉のロベスピエール風と来ました。
こうなると、だんだん興味がわいてくる。
よし、ロベスピエールを食べてみるか!
というわけで注文しました。
すると、出てきたものは・・・
驚愕の顛末は明日のブログをどうぞ。
ではでは♬(^_^)♬
2 comments
加藤 says:
7月 21, 2014
なんて引きなんだ!!続きが気になって、夜も眠れない!!
写楽斎 says:
7月 21, 2014
確か、娼婦風、ていうパスタもあったか、と。