12月7日の記事
「宇宙船とポップカルチャー」では
NASAが開発する宇宙船に、
エンタープライズ、ディスカバリー、オリオンなど
SF映画で知られた宇宙船の名前がよくつけられる、
という話を書きましたが。
どうもこれ、
宇宙開発に限ったことではないようです。
総理官邸の公式サイトを見ていたら、
アベノミクスを解説するページに、
面白いイラストが出ていたのです!
第一の矢(大胆な金融政策)の箇所では
ライトグリーンの背広を着た
サラリーマン(とおぼしき男性)が走っている。
第二の矢(機動的な財政政策)になると
サラリーマンは上着を脱ぎ捨てて跳躍。
ズボンも脱げかかっています。
そして第三の矢(民間投資を喚起する成長戦略)にいたるや、
サラリーマンは青いボディスーツにピンクのブリーフ、
ついでにピンクのマントにブーツという
スーパーマンを思わせる姿に変身(ただし胸の「S」マークはありません)、
しっかり空を飛ぶのです!
アベノミクスはスーパーマン!!
・・・むろん、あくまでイメージイラストです。
これをもって、アベノミクスのよしあしを云々することはいたしません。
イラストでこうなっているから、実際にそうなるとも言えませんし。
もっともスーパーマンは国連の決議によって、
加盟国の上空であれば
どこを飛んでも領空侵犯に問われない
ことになっています(ホント)。
ここから経済のグローバル化を連想することは容易でしょう。
グローバル化に対応するには、アベノミクス(つまりグローバル化)しかない!
イラストにはそんなメッセージがこめられているのかも知れません。
とはいえ今回の選挙、
自民党の圧勝があちこちで予想されています。
野党の選挙準備が進まないうちに解散した
安倍総理の作戦勝ちという側面もあるでしょう。
しかし、ほかならぬ自民党の設定した勝敗ラインを大きく超えている以上、
これはもはや、ツキが回っていると言うべきかも知れません。
景気回復は達成されるか?
日本は取り戻せるのか?
今後の展開が待たれます。
ではでは♬(^_^)♬
12 comments
ヨトキチ says:
12月 11, 2014
最近の論調が変わってきたような気がするのですが、
いつのまにか安倍支持になっていませんでしょうか?
別に誰を支持しようと結構ですし、
私のような一閲覧者が出しゃばることではありませんが、
以前の論調からの変化に少々戸惑いを感じてしまったものですから・・・
私の思い過ごし、勘違いでしたら申し訳ありません。
SATOKENJI says:
12月 11, 2014
アベノミクスの評価とは別に、
スーパーマンを使ったイメージ作りが面白いと思ったのです。
アメリカンコミック系でも、バットマンやワンダーウーマンだったら、また違ったニュアンスが生じるでしょう。
ましてゴジラやウルトラマンだったら・・・
ヨトキチ says:
12月 11, 2014
コメントありがとうございます。
アベノミクスは矢張りドリルだと思うのですが、
ドリルと言えば、深海怪獣 グビラ
画像はこちら
http://matome.naver.jp/odai/2132368467508449601/2132368548608460503
大変失礼いたしました。
akkatomo says:
12月 11, 2014
スーパーマンというか、ウルトラスーパーデラックスマンじゃないでしょうか
藤子F先生はSF短編集の。こっちなら実にしっくりと来ます
因みに彼の最後はスーパーウルトラデラックスながん細胞による病死
なんと、不摂生が原因による自滅なのだそうで
ニコラテスラ says:
12月 11, 2014
新著のほう、いつ出版されるのでしょうか?
ずっと待っているのですが・・・
SATOKENJI says:
12月 11, 2014
お待たせして申し訳ありません。
「愛国のパラドックス」は来年1月の刊行予定です。
ご期待下さい。
フルート says:
12月 11, 2014
「日本再生のめまい」すごく良かったです!まさにこれだって思いました!
前と後ろへ同時に視点が引っ張られる事により生じる『めまい』の感覚!!福田恆存や西部先生もよくご指摘されます「平衡感覚」も、おそらく左右に付いている目・耳、そして期待としての未来・記憶としての過去、これらから生じてくる「遠近感」のズレ・狂いが先にあって、それから「平衡感覚」が狂い出してしまうのだろう!・・とか、意図的なカメラの視点操作から生み出される錯覚・『めまい』と同時に、また自分では意図したつもりが無いにも係わらず無自覚の内にも生じ且つ自己回転で膨張してしまう錯覚・『めまい』・・の事とか、戦後日本・取り分け現政権や私たちに生じている『めまい』の発生原因も、これもかなりの確率で佐藤先生が『未来喪失』でメインテーマにされました『未来の過去化』からもたらされてしまっているのでは!?・・・などなどいろいろな事を考えさせられました(でも上手く纏められませんでした・・)。。
あと安倍総理のいわゆるリフレ派と呼ばれるタイプの経済ブレーンが掲げておられます『期待』に働きかける『異次元緩和(別名「黒田バズーカ」・・いつのまにか矢ではなくなっている・・)』も、『未来の過去化』とかなり関係がありそうですし、またその『期待』とは一体誰の・またいつの『期待』なのだろう・・という事や、『めまい』を先ずは自覚して、そこからある程度の制御や抑制に持っていく為にも、余りにも離れすぎている対象の場合は違うかも知れませんけれど、例えば対象が友達なり仲間なり同世代の人の場合は、しっかりと自分の実体性や身体に則した形での接近、これをした方がきっと視点の錯乱も防げる筈・・というような事などを感じて、私なりのとりあえずの結論としましては・・先ず自分の実体性・身体性を中心に据えて考えたり行動したりする。その結果として歴史性や経験則も生き始める。。という感じになりました。。
総総総 says:
12月 11, 2014
某大物保守の言葉を一箇所いじってみたら、すごく偉そうになりました。
すごい発見だと思ったので、投稿させてもらいます。
「ひとつ聞きたいのはね、”人間”で今までね、そんなマトモな奴、いたの?」
akkatomo says:
12月 13, 2014
そりゃいますよ。偉人と呼ばれる人々の中に。
自らの無能さをやらない事の言い訳に使うな、とその某保守には言ってやりたいですね。
太平洋 says:
12月 12, 2014
>最近の論調が変わってきたような気がするのですが、
いつのまにか安倍支持になっていませんでしょうか?
佐藤さんは賢い人だと思いますよ。
馬鹿は頑なですから。
君子豹変す ですよ。
総理大臣に80点を求めるのは稚拙な証拠です。
60点で十分です。
ヨトキチ says:
12月 12, 2014
馬鹿が頑ななのか、
はたまた頑なが馬鹿なのか・・・
君子豹変す、ですか・・・
日和見とも言いますねw
もしくは長い物には巻かれろ、でしょうか。
しかし60点もあげちゃうんですねw
60点もあれば言うことないのですが・・・
nishimura says:
12月 12, 2014
太平洋さんはネタで言ってるのだと思います。この期に及んで、安倍さんを評価してる人なんて、保守左翼問わず、いませんよ。某文化放送界隈には結構いるとの噂です。A太郎とか。