しばらく前、関東近県の温泉に行ってきたのですが

近くにある街を訪れて驚きました。

 

日本の地方が疲弊しているとは、

しばしば言われることながら

ここも例外ではなかったのです。

 

それも、想像以上のさびれ方。

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今じゃ大通りは石灰塗料の塗られた窓と

空っぽになった店が並んでる

もう誰も、この街に来たいなんて思わないみたいだな

線路の向こうの繊維工場も閉鎖されるとか

職工長が言ってたよ、ここの仕事はなくなるんだ

戻ってくることはないんだぞ

(ブルース・スプリングスティーン「マイ・ホームタウン」)

 

彼の歌詞、そのままじゃないですか。

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活気があるのはコンビニと

たいがいは外資系のファストフード店ばかり。

 

そう遠くないところにはアウトレットモールもありますが、

出店しているのは、やはり外資系が大半。

 

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現政権は「地方創生」とか言っていますが

これを創生させるのは容易じゃありませんよ。

 

まさか、ファストフードやアウトレットモールをさらに増やすことが

創生だと思っているわけじゃないでしょうな。

 

昨夜、ベッドに寝たままケイトと話し合った

どこか別の街に行くしかないだろうと

荷物をまとめて、南にでも向かおうか

俺は35歳で、今じゃ自分の息子がいる

昨夜、息子を起こして車に乗せた

街を回って、こう言いきかせたのさ

よく見ておくんだぞ、これがお前のホームタウンなんだ

(同)

 

日本がアメリカのようになるというのは、

こういうことでもあるのです。

 

これも2014年の日本の風景。

 

ではでは♬(^_^)♬