本日は北朝鮮の建軍節。

4月15日の太陽節

(金日成の誕生日)につづいて

朝鮮半島情勢の節目とされる日です。

 

まあ、同国が核兵器開発を放棄しないかぎり

情勢が本当に落ち着くことはありません。

そして金正恩が核兵器開発を放棄するとは

ちょっと考えられないので、

節目と言っても

今日、何も起こりさえしなければ安心とはならないのですが。

 

というわけで、

わが政府が「国民保護ポータルサイト」に掲載した

弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&Aについて、

本日も見てゆきましょう。

PDFはこちら。

 

このQ&A、

北朝鮮のミサイルが日本に飛来するまでの時間を

Jアラート(全国瞬時警報システム)による緊急情報伝達がなされ、

国民がミサイル発射を知った時刻

を起点に説明するのではなく、

ミサイルそのものが発射された時刻

を起点に説明してみたり

車に乗っている場合は、ガソリンに引火する恐れがあるので

車から出て安全な建物に避難せよ

と言っておきながら、

その直後に

高速道路を走行しているなど、車から出るのが危ないときは

車内にとどまって姿勢を低くし、行政の指示をがあるまで待機せよ

と言うなど、

なかなか(ブラック)ユーモアに満ちた内容になっています。

 

W(^_^)W\(^O^)/高速ではガソリンへの引火は起きないらしい\(^O^)/W(^_^)W

 

そして、最後の2問は以下の通り。

問7 ミサイルが着弾した後は何をすればいいですか。

問8 近くにミサイルが着弾した時はどうすればいいですか。

 

文脈から言って問7は

「ミサイルが遠く離れた地域に着弾した後は」ということだと思いますが

これにたいする回答が素晴らしい!

 

問7の回答こちら。

弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。

そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて

情報収集に努めてください。

また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて 行動してください。

 

問8の回答こちら。

弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、

次のように行動してください。

・ 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、

密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。

・ 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。

 

あの、こう言っちゃ何ですが

「弾頭の種類」の中には

核弾頭化学兵器弾頭が含まれるんじゃないですかね?

 

・・・そうです。

わが国においては、

たとえ近くで核爆発が起きても、

口と鼻をハンカチを覆って、風上に避難すれば大丈夫なようなのです。

 

(>_<)(×_×)その前に、影になって蒸発しているよ(×_×)(>_<)

 

ついでに目張りをして室内を密閉して下さい

と言いますが

そのための素材はどこにあるのか?

 

そりゃまあ、

核弾頭や化学兵器弾頭だったら助かりません。

通常弾頭でも、直撃の場合は助かりません。

と本当のことを書くわけにはゆかないかも知れませんが

着弾してからできることは限られますし、深刻な混乱も予想されます。

ふだんから、水や食料を一週間ぶんぐらいは貯蔵しておいて下さい。

ぐらいは書くべきじゃないですかね?

 

そのうえで

行政の指示に従い、冷静にシェルターへと避難して下さい。

と書ければ、

私としても評価したいところですが、

ここに冷厳な事実がある。

 

NPO法人・日本核シェルター協会によれば

日本の人口当たり核シェルター普及率は

なんと0.02%なのです!!

 

ご参考までに、

スイスとイスラエルは100%。

アメリカは82%、

ロシアは78%、

イギリスで67%となります。

安倍総理が追いつきたいと言ったシンガポールも54%。

グラフはこちら。

 

これでなお

「いかなる事態にあっても国民の生命、財産を断固として守り抜くんだそうです。

関連記事こちら。

 

だ・か・ら、

『右の売国、左の亡国』と言うのですよ!

 

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ただし、

偉大なるわが祖国には、

国民の生命と財産を守る奇跡の奥の手がある。

 

・・・アメリカに泣きつくんだろうって?

残念でした。

 

日本の安全保障は万全であり、

国民を守れないという指摘は当たらない。

そう閣議決定するのです!

 

d(^_^)\(^O^)/こいつは思いつかなかっただろう\(^O^)/(^_^)b

 

ではでは♬(^_^)♬