7月31日の記事
「水島社長の勇気を讃える」で、
私は同氏への敬意を表明いたしました。
しかるに社長、
同日の放送において
安倍をバカだと批判する者は
そちらのほうがバカ
という趣旨の主張を展開しています。
子供の喧嘩レベルの言いぐさですが、
それはまあ、よしとしましょう。
とはいえこの主張には、見過ごしえない問題があります。
「ひいきの引き倒しはダメ」で
それを提起しておきましたが、
ちょっと補足しましょう。
水島社長によると、
経済や政治、歴史の知識があるからといって
安倍総理を批判する者は
総理の優秀性を理解していない
のだとか。
学者風情に人間の器なんて分からない
などとも、おっしゃっておりました。
社長の言う
経済や政治、歴史の知識がある者や、
学者風情なる者が
具体的に誰なのかは、
あえて不問といたしましょう。
しかし困ったことに
現政権に批判的なのは
もはや一部のインテリだけではありません。
いわゆる草莽の少なからぬ部分も、
批判的・懐疑的になっております。
すなわち社長の発言は、
草莽の少なからぬ部分はバカである!!
と断じたものとなる。
この理解でよろしいですか、社長?
草莽を信じたいというのが社長のご持論ですが、
そんな草莽が本当に信じられるのですか?
それとも草莽ならば
現政権に批判的であってもバカではないのですか?
だから黎夢諾が笑っていると言うのですよ。
ちなみに「アベター®の誕生 part2」のクイズですが・・・
正解者が出ました!
前回のクイズにも正解した未来喪失中さん。
そうです、
フィリップ・K・ディックとロジャー・ゼラズニイの
「怒りの神」です。
おめでとうございます。
ふたたびVNCにご連絡を。
ではでは♬(^_^)♬
4 comments
カインズ says:
8月 1, 2014
現政権を批判する者はバカと断ずる人間が「安倍政権への進言・諫言・提言」という討論の司会をするというのも、なかなかにワケワカな構図ですね。安倍総理への批判を行っても、司会が「こいつは、安倍総理の器の大きさを理解出来ないバカだ」と判断するのでは、まともな議論にならない可能性が高い。このままでは、チャンネル桜に残るのは、お追従の上手い人間だけになってしまうのではと思います。
爽やかなデブ says:
8月 1, 2014
フィリップ・K・ディックとロジャー・ゼラズニイが出てきて、意味も無くテンションが上がって
しまいました!
サンリオSF文庫復活して欲しいです。
フィリップ・K・ディックの『逆まわりの世界』を読んでいなければ私は
デフレの世界観を理解出来なかったと思うとSFってとっても為になりますね!
関係ないコメで申し訳ございません・・・
SATOKENJI says:
8月 1, 2014
いえいえ。
ちなみにデフレの世界観については『ユービック』もどうぞ。
異次元緩和というのは、つまりユービックのようなものと理解しています。
akkatomo says:
8月 1, 2014
ここでBig brother byヒラサワススム