13日の金曜日ですが、耳寄りなお知らせを。

ご好評いただいている

「新訳 フランス革命の省察 『保守主義の父』かく語りき」が、

Kindle 版でも発売されました!

 

 

2011年3月、

かの震災の直前に出たこの本。

早いもので、もうすぐ刊行から4年となります。

 

着実に版を重ね、

amazon のフランス史部門でも、トップ20から落ちることはまずありません。

 

この4年間、思えばいろいろなことがありましたが、

急進的な改革を強引に行うことの危険性という本書のテーマは、

切実さをまったく失っていないというか、

ますます切実になっているからでしょう。

 

バークの言葉をお聞き下さい。

 

時代の風潮やら流行やらに流されて、

国家のあり方をコロコロ変えてしまうなら、

社会の本質である連続性が破壊される。

世代間のつながりは失われ、

われわれは夏の間だけブンブン飛んでいる

ハエ同然の代物となるに違いない。

 

非常事態においても、

(社会のあり方に)変更を加えるのは

「現にうまく機能していない箇所」

「従来の原則からの逸脱を必要とする箇所」に限られるべきだ。

 

重要なのは、

これまでの社会機構をなるべく温存しつつ、

新しい安定的なシステムをつくり上げることである。

 

まさしく、今の日本に当てはまる警句ではないでしょうか?

「新訳 フランス革命の省察 『保守主義の父』かく語りき」

ぜひご一読を!

 

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ではでは♬(^_^)♬