ご好評をいただいている

「新訳 フランス革命の省察」

について、

このたび電子書籍化が決まりました!

 

 

12月には配信開始となる予定です。

 

紙版のご注文はこちらをクリック。

 

「2001年宇宙の旅」で知られるスタンリー・キューブリック監督は、

同作品のあと、ナポレオンの生涯を映画化しようとしたことがあります。

 

残念ながら実現しなかったものの、

この企画と関連して、キューブリックはこんなふうに語りました。

 

ナポレオンの生涯から浮かんでくるテーマは、

どれも不思議なくらい現代的なんだ。

権力を握ることに伴う責任と、その乱用の危険。

社会を根底から作り替えようとするときのメカニズム。

政府、戦争、あるいは軍国主義と、個人との関係など。

私がつくろうとしている映画は、たんなる古めかしい歴史絵巻ではなく、

現代の基本的な問題をめぐるものになるだろう。

 

これは「フランス革命の省察」にも当てはまる言葉です。

事実、キューブリックが挙げたテーマは、

そのままバークの本のテーマでもある。

 

ナポレオンはフランス革命の結果、台頭するのですから

不思議なことではありません。

 

つまり「フランス革命の省察」は、225年前の革命をめぐる記録であると同時に

現代の基本的な問題をめぐる分析となっているのです。

 

帯のコピーが「いまの日本とどれだけ違う?」 となっているのも、

決して偶然ではありません。

ぜひご一読を!

 

ちなみに先の三つのテーマは

トマス・ペインが「コモン・センス」で扱ったテーマでもあります。



バークの論敵と位置づけられることの多いペインですが、

フランス革命をめぐって意見が対立するまでは親しい間柄でした。

というわけで、こちらもどうぞ。

 

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ではでは♬(^_^)♬