昨日、8/27に予約受付開始となりました
オンライン講座「戦後日本人のカラクリ」。
「右翼左翼のカラクリ」
「貧国弱兵のカラクリ」につづく
『痛快! 戦後ニッポンの正体』の第三巻ですが・・・
なんと今回、経営科学出版は
期間限定の特設ページを二種類、用意しているのですよ!!
しかも双方に、独占インタビュー動画つき。
すでに公開されているページAについているのがこちら。
鬼才の評論家・佐藤健志の卓越した分析力の根源に迫る…
そして明日から公開されるページBについているのがこちら。
「ゴジラ」と「宇宙戦艦ヤマト」を読み解けば、戦後日本の問題点が分かる…?
「この力の入れ方、スゴいでしょう?」(※)お姉さまのお言葉です。
今回の講座、
これまでと同じように4章構成ですが、
第1章と第2章では
作劇術とモデル分析を融合するという方法論を解説、
それがなぜ、
通常の学問的分析ではつかむことのできない真実を解明できるのかを論じます。
そして第3章と第4章では
戦後日本を代表するポップカルチャー・ヒーローとして
ゴジラと宇宙戦艦ヤマトを取り上げます。
第1章・第2章で提示した方法論を駆使することで
両作品を多元的に徹底分析、
戦後日本をめぐるどのような真実が
そこから浮かび上がってくるかを検証するのです。
ゆえに経営科学出版は
独占インタビューつき特設ページも2種、公開することにしたのですよ。
第1章と第2章、
すなわち「作劇術+モデル分析」という
世界初の方法論の意義について紹介するのが
ページAのインタビュー動画。
第3章と第4章、
すなわちゴジラとヤマトから見えてくる
戦後日本の多元的な真実について紹介するのが
ページBのインタビュー動画となります。
内容紹介の動画が二つ制作されるくらいですから
むろん、本編の内容も大充実。
なんと全10時間となる予定です。
「まさに知的なエクスタシーね」(※)お姉さまのお言葉です。
これだけの講座が
今なら期間限定特別価格でお申し込みいただける。
もはやアクセスするしかないでしょう。
講座の構成をご紹介しましょう。
第1章 ドラマはモデル分析だ〜学問的手法の限界を考える
講義1 世の中を丸ごと理解できるか?
講義2 君の分析の主語は何だ?
講義3 専門家が現実を見失うとき
講義4 財政均衡主義は憲法九条に由来する!
講義5 美しいが役に立たない数理モデル
講義6 物語は数理的な関係式で表せる
講義7 身体が弱かったシュワルツェネッガー
講義8 われわれに性格などあるのか?
講義9 筋立ては定積分、人物像は不定積分
講義10 〈総理の本心〉に萌える人々
講義11 完全な架空の世界など存在しない
第2章 物語モデルの重要性〜「論理的でない現実」を理解する切り札
講義12 物語の4つの強み
講義13 リアリティを定義する
講義14 ヤマト艦長と閣議決定
講義15 純粋な論理の世界では生きられない
講義16 〈猫を助ける殺し屋〉はいいヤツだ
講義17 現実はわがモデル通りであるべし!
講義18 虚構を通じてホンネが分かる
講義19 矛盾は必ずしも欠点にあらず
講義20 宮崎駿は戦争好きの平和主義者
講義21 中国皇帝は庭師になっても皇帝だった
講義22 考えることと感じることの間
第3章 ゴジラが暴いたアイデンティティの混乱〜日本を襲う者は誰だ?
講義23 戦後日本の根本的な問題
講義24 祖国を誇りになど思うな!
講義25 自己否定に行き着く自己肯定
講義26 アメリカを肯定するとはどういうことだ?
講義27 対米従属こそナショナリズムである
講義28 すべての道は〈日本否定〉に通ず
講義29 ゴジラの東京襲撃を振り返る
講義30 第五福竜丸事件と朝鮮戦争
講義31 首都を火の海にしたやつら
講義32 ゴジラは黒船が来る前からいた
講義33 自衛隊は国防の役に立たない
講義34 次にゴジラが来たらお手上げ
講義35 われわれは本土決戦をやるべきだった!
講義36 六つの人物像を持つゴジラ
講義37 戦後日本の完璧な寓話
第4章 ヤマトが挑んだ歴史修正〜現在と過去に筋は通せるか
講義38 戦後日本人の混乱した心情〈歴史編〉
講義39 戦後日本人の混乱した心情〈対米編〉
講義40 1,024通りの矛盾する気持ち
講義41 時代の行き詰まりを突破せよ!
講義42 日本人の心を失ってはいけない
講義43 平和主義とリアリズムの同居
講義44 ガミラスはナチスの顔をしたアメリカだ
講義45 ヤマトを自己犠牲で破壊しよう!
講義46 八紘一宇と平和主義の融合
講義47 愛国心も愛のうち
講義48 最強の敵としての〈白色帝国〉
講義49 ヤマトが特攻する必要はなかった!
講義50 いさぎよく滅びろ、だが生き残れ
講義51 戦前を抜きにして歴史認識を修正せよ
講義52 地球の制圧から解放まで
講義53 矛盾だらけの〈未来〉の位置づけ
講義54 対米従属は必然ではなかった!
講義55 未来を犠牲にしなければ未来はない
講義56 これが戦後ニッポンの正体だ
この講義タイトル一覧だけでも
本講座が通り一遍の文化論とか
ましてやサブカル論などとは
まったく次元の違う領域にあることが
お分かりいただけるでしょう。
これは〈芸術〉と〈社会科学〉の一体化のもと
現実と虚構を創造的にアウフヘーベン(統合)することから生まれた
かつてない戦後日本分析なのです。
私の評論は27年前、
『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』(文藝春秋)によって
本格的にスタートしましたが
今回の講座はその集大成にして
新たな地平を切り拓くものとなるでしょう。
1992年7月刊。思えば消費税は3%でした。
経営科学出版オンライン講座「痛快! 戦後ニッポンの正体」
第三巻「戦後日本人のカラクリ」
みなさん、ぜひご覧下さい!!
そしてもちろん
第1巻「右翼左翼のカラクリ」
第2巻「貧国弱兵のカラクリ」も
絶賛発売中です!!
ではでは♫
(おまけ)
昨日はお祝いのメッセージを多数いただき、ありがとうございました。
3 comments
危惧茄子 says:
8月 29, 2019
誕生日だったのですね、おめでとうございます!
戦後日本人のカラクリも期待しています!
佐藤先生のマネをして機動戦士νガンダムのシャアとアムロ、そしてほかの主要キャラクターの関係性を今の対米従属保守、反対米従属保守、左翼の関係と当てはめてみたら面白そうだなぁ、と色々頭を巡らせております。
Twitterをみていると結構セリフとキャラクターがいろいろ当てはまるような気がしております。
色んな映画を見直していますが、どんなファンタジー作品でも優れたものというものは佐藤先生型の分析をしてみると現実の写し鏡である、という新たな側面が見えてくることに気づかされます。
いい勉強をさせていただいております
メルケル says:
8月 29, 2019
先生ご自身のヤマトにまつわるエピソードとして、確か中野剛志先生との対談本の中で、お父様と『さらば宇宙戦艦ヤマト』を観に行った話がちょろっと書いてあったような?
本当にちょろっとでしたが、戦前・戦中・戦後を生きた佐藤誠三郎が『ヤマト』を観た感想として、非常に興味深いものがありました(親子のほっこりエピソードとしてもw)。
『ゴジラとヤマトと~』から27年、佐藤先生の磨きに磨いた論説と、その語り口に期待しております。
ゴジラと言えば、チャンネル桜でやった『シン・ゴジラ』の討論も非常に面白かったですね。
今度は『シン・ウルトラマン』を制作中らしいですが…また自閉してるなろうなぁ(遠い目)
国家の一兵卒 says:
8月 30, 2019
申し遅れましたが、佐藤先生お誕生日おめでとうございます。先生ご自身も若泉家の御子息と同じ境遇で大変な思いを、なされたのではないでしょうか。本当に胸が詰まる思いです。それに比べて能天気で単細胞の政治家ばかりで呆れるばかりの今日この頃です。それにそれが物語っているTシャツのカスのセリフには言葉も出ないほど深刻な状況と受け止めております。それから、我が国のトップは長くやるものではなく適度にやる方が、賢明かと思います。そして、自民党の天下も、まもなく終焉を迎えることになるでしょうから、まだまだ波乱は続きそうですが、その前にひょっとすると戦後レジームの完成が早いかもしれません。それにしましても安倍応援団の韓国に対する攻勢は凄まじいですが、我が国も一貫性が欠けてますので、間違いなく中途半端になるでしょうね。