デフレ脱却という大目標を

達成したかどうか怪しい・・・

どころか、

事と次第では日本経済の再デフレ化を招きかねなくなっている

例のアベノミクス。

 

普通に考えると、

この結果は失敗か、

少なくとも目標ほどには成功しなかっ

となるところですが、

現政権の視点だと

着実な成功に見えるらしい。

 

なにせ第二ステージなるものに入ったそうですからね。

 

で、そのスローガンとして出てきたのが

みなさんご存知、一億総活躍(社会)。

 

これについては、9月29日の記事

「〈一億総活躍〉に感じるもの」でも取り上げ、

〈ゆとり〉の発想をみごとに欠いた

いかんともしがたく貧しい発想

とコメントしました。

 

とはいえこれは、あくまで字面から受けた印象。

一億総活躍とは、実際のところ何を意味するのでしょう??

 

石破茂さんも、こう言っているくらいです。

 

(一億総活躍は)最近になって突如として登場した概念だ。

国民の方々には『何のことでございましょうか?』という

戸惑いみたいなものが、全くないとは思っていない。

詳細はこちらをどうぞ。

 

「一億総活躍とは、強い経済と安心できる社会保障のもと、全国民がいきいきと活動できる状態のことである」

などという定義はむろん無意味なので、

一億総活躍の公式英語訳

DYNAMIC ENGAGEMENT OF ALL CITIZENS

から、意味をさぐってみることにした。

 

・・・いや、これはスゴい。

簡単に言えば、一億総活躍とは

〈経済政策の成否をめぐる責任を、政府が負わずに国民に転嫁すること〉

を意味しているのです!

 

なぜそうなるのかについては、

「新日本経済新聞」のメルマガで詳述しましたので

そちらをご覧ください。

 

ちなみに、ある親しい友人からはこんな質問が。

総理は自分の改革を「ドリルの刃」に例えた。

これには性的な象徴性が感じられるが

一億総活躍はどうなのか?

 

・・・とりあえずはノーコメントとお答えしておきましょう。

ではでは♬(^_^)♬