ネットで面白いブログ記事を見つけました。

いわく。

 

【アベ政権が続いたら】

「2021年戦争開始で今中2の子は18歳で戦死の可能性」by後藤弁護士

 

この「後藤弁護士」がどういう方かは存じませんが

興味がわくではありませんか。

 

上掲記事は抜粋だったので、

元の記事にアクセスしてみました。

 

アベ政権が続いたらby後藤弁護士

 

安倍総理が在任中に憲法改正を実現すると明言していることから、

彼の自民党総裁の任期(2018年9月満了)から逆算して

スケジュールを考えると愕然となりました。

 

来年の通常国会で衆参両議院の3分の2の多数で憲法改正案を成立させ、

来年冬頃には国民投票を行うことになります。

そして、来年冬もしくは再来年には憲法が改正されることとなります。

 

憲法改正によって戦争に対する歯止めは取り払われます。

 

東京オリンピックが開催される2020年までは

国際世論もあり

戦争をすることはできないかもしれませんが、

オリンピック後には日本の国防軍

(憲法改正によって自衛隊は国防軍へと改編されます)が、

海外で戦争をする可能性があります

 

今の中学校2年生たちが5年後には

海外で戦わされ戦死する可能性があるということです。

 

なぜ「中学校2年生」(13〜14歳)かというと、

彼らは2021年、

18〜19歳になって自衛隊/国防軍に入隊している可能性があるから

ということになるのでしょうが・・・

 

いや、これはスゴい予測です。

何がスゴいかって?

以下の前提がすべてクリアーされなければ成立しないからですよ。

 

1)今回の憲法改正論議で、九条の全面的変更が取り上げられる。

(でなければ自衛隊の国防軍再編はできませんし、

戦争への歯止めを取り払うからには、九条二項の交戦権否定も削除しなければなりません)

 

2)そのような改憲案が、あと1年以内に国会でまとまり、発議される。

 

3)当該の改憲案が国民投票で可決される。

 

4)憲法改正成立と同時に、日本政府はさっそく戦争をしたがる(どこと?)

 

5)問題の戦争は、必ず海外で行われる。

つまり尖閣諸島で武力衝突が生じるようなことは起こらないと考えてよい。

 

6)その戦争には、ベテラン隊員ではなく、入隊したての若者が送られる。

 

7) そしてこの全ては、少なくとも政権が倒れない程度には国民から支持される。

 

・・・驚嘆のほかはありません。

 

後藤弁護士は、

安倍政権のリーダーシップと、

同政権にたいする国民の支持について

絶対的なまでに揺るぎない信頼を持っておいでのようです。

 

おそらくこの方、

主観的には安倍政権に反対しているものと思われますが

わずか5年のうちにこれだけのことを

政権を崩壊させることなく達成できる可能性があると見なしているのですから、

もはや安倍信者と呼ぶに値するでしょう。

 

総理のリーダーシップへの期待

若者が海外で戦死することへの不安という形で

裏返しに表現されているだけの話なのです。

 

こう言っては何ですが、

安倍政権をストレートに支持している保守系の人でも

総理にここまでのことができるとは思っていないのではないでしょうか?

 

だいたい最初の3行からも分かるとおり、

後藤弁護士の予測は

安倍晋三さんの自民党総裁としての任期が

2018年9月に終了することを前提にしている。

 

つまり2018年10月以後、

安倍政権というものは存在しえないはずなのです。

 

にもかかわらず2021年、

安倍政権は戦争を引き起こし(で、どこと?)

18歳の若者を戦死させることができるらしい!!

 

この政権に不可能はないのか?!?

 

民進党が日本最強の安倍応援団となっていることと言い、

最強の安倍信者は、政権に反対する勢力の中にあり、です。

 

現在の政局が「自民一強」となっている真の理由も、

ここらへんにあるのかも知れませんね。

ではでは♬(^_^)♬