週刊文春がときおり組むグラビア特集に

「顔面相似形」があります。

 

容貌の似ている者同士

(ただし人間とは限りません)について

写真を並べてみる、というもの。

 

しかるにこの世には

「論理相似形」と呼ぶべきものも存在する。

私が発見した例をご紹介しましょう。

 

まずはこれ。

昨日の「新日本経済新聞」で配信された、藤井聡さんの記事より。

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5月の住民投票で否決されたはずの大阪都構想が、

また復活しそうなことについて批判しているものの

こんな記述が出てきました。

 

詐欺にはめられそうになって、

ギリギリ逃れられた数か月後に、

またその詐欺師が別の商品持って

「これいいですよ、へへへ」ってやってきた時、

その言葉を信じるのは、バカ以外の何者なのでしょうか?

 

次はこれ。

同じく昨日の「新日本経済新聞」で号外として配信された、三橋貴明さんの記事より。

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こちらはTPPが秘密交渉であることについて批判しているものの

こんな記述が出てきました。

 

保険契約や金融商品の購入に際し、中身が分からないまま「買う!」「加入する!」などと言う人がいますか? 

中身が分からないなら、

「中身がきちんとわからないから、やめておくよ」

が普通の対応だと思うわけです。

 

このレトリックの相似性、

驚異的ではないでしょうか?

 

しかも同じメルマガ

同じ日に配信されているのですよ。

 

お二人が意識的に

レトリックを合わせたとも考えにくいので

これはつまり

今の日本では、常識では理解しがたい

詐欺まがいのことが次々に起こりかねない

ことを示すものと言えるでしょう。

 

まあ、TPPが大筋合意されるや

「日本に先を越された!!」とばかり

参加に前向きになった某国もありますので、

わが国に限ったことでもないようですが。

 

亡国の道、みんなで歩めば怖くないってか?!

 

ではでは♬(^_^)♬