週刊文春がときおり組むグラビア特集に
「顔面相似形」があります。
容貌の似ている者同士
(ただし人間とは限りません)について
写真を並べてみる、というもの。
しかるにこの世には
「論理相似形」と呼ぶべきものも存在する。
私が発見した例をご紹介しましょう。
まずはこれ。
昨日の「新日本経済新聞」で配信された、藤井聡さんの記事より。
5月の住民投票で否決されたはずの大阪都構想が、
また復活しそうなことについて批判しているものの
こんな記述が出てきました。
詐欺にはめられそうになって、
ギリギリ逃れられた数か月後に、
またその詐欺師が別の商品持って
「これいいですよ、へへへ」ってやってきた時、
その言葉を信じるのは、バカ以外の何者なのでしょうか?
次はこれ。
同じく昨日の「新日本経済新聞」で号外として配信された、三橋貴明さんの記事より。
こちらはTPPが秘密交渉であることについて批判しているものの
こんな記述が出てきました。
保険契約や金融商品の購入に際し、中身が分からないまま「買う!」「加入する!」などと言う人がいますか?
中身が分からないなら、
「中身がきちんとわからないから、やめておくよ」
が普通の対応だと思うわけです。
このレトリックの相似性、
驚異的ではないでしょうか?
しかも同じメルマガで
同じ日に配信されているのですよ。
お二人が意識的に
レトリックを合わせたとも考えにくいので
これはつまり
今の日本では、常識では理解しがたい
詐欺まがいのことが次々に起こりかねない
ことを示すものと言えるでしょう。
まあ、TPPが大筋合意されるや
「日本に先を越された!!」とばかり
参加に前向きになった某国もありますので、
わが国に限ったことでもないようですが。
亡国の道、みんなで歩めば怖くないってか?!
ではでは♬(^_^)♬
3 comments
LibCon21 says:
10月 7, 2015
振り込め詐欺なども同じだと思いますが、騙す方だけでなく騙される方も悪いと感じる事があります。もちろん、家族の身を案じて振り込んでしまった高齢者を責めるつもりはありません。しかし、「もっと儲けたい」という欲望とか、利権叩きのような「他者を攻撃したい」衝動が、スローガン的な言葉に対する軽信をともなって、何かを盲信してしまうこともあると思います。
mimic251 says:
10月 10, 2015
お二人とも個性的で、相似型ではないと思います。それより、アベノミクス第二幕、「GDP600兆円」の仕掛け人はどう見ても藤井聡先生だと思うのですが、早く具体策が発表さえるとよいですね。
どうぞ、けがされた足お大事に。
SATOKENJI says:
10月 10, 2015
女優の栗山千明さんも最近、右脚を複雑骨折されたようですね。