今年の夏の参院選は

衆院とのダブル選挙になるのではないか、

という話があります。

 

現在の政局は

自民一強と言われていますし

最大野党の民進党は

あいもかわらず

お世辞にもパッとしない。

 

となれば、

現政権は野党の選挙態勢が整う前にダブル選挙を行い、

その勝利を踏まえて憲法改正に向かうつもりでは?

という憶測がなされるのも無理からぬところでしょう。

 

なるほど、熊本地震の発生いらい

そんなことをしている場合ではないだろう!

という声も上がっているようです。

 

とはいえ、同じく

そんなことをしている場合ではないだろう!

としか思えない消費税増税について

税率の上げ幅を1%に落としてでも、予定通り実施すべし!

などという主張がなされているわけですから、

熊本地震によってダブル選挙はなくなった

と断定できるかどうかは

未だ微妙と評さねばなりません。

 

・・・しかるにお立ち会い。

 

今、ダブル選挙をやれば与党は勝てる

という前提そのものが

ここに来て揺らいでいるという話があります。

 

こちらをどうぞ。

 

政府・自民党が、ある調査データをめぐってパニック状態に陥っている。

先週末、党本部が調査会社を使って

ひそかに行った衆院選の情勢調査データが

想定を大きく下回り、

“過半数割れ”の可能性が出てきたからだ。

自民党関係者が打ち明ける。

 

現在の290議席から250議席へと

40議席も減らすという数字が出たんです。

しかもこのデータ、野党の選挙区調整を一切考慮していない。

すでに共産党候補が出馬を取りやめ、

民進党系の候補に共産党の基礎票が加わる選挙区がどんどん増えていますから、

減らす議席は40にとどまらず、

うちの獲得議席は過半数の240議席を割り込む可能性も出てきた。

とても解散総選挙なんて打てない状況です」

 

記事全文はこちらを。

 

40議席減?!

本当でしょうか。

 

データの詳細が報じられていないので

これまた、断定するのは未だ微妙なのですが

この話が広まりつつあるのも事実。

なにせ、女性週刊誌系の記事にも

やはり自民党関係者の談話として、こう出ているのです。

 

「自民党が衆院の重点選挙区を調査した結果、

いま解散に踏み切れば、

現有議席から30~40議席減という数字が出た。

現在の調査では、共産党支持層は、民進党候補に躊躇なく投票する傾向が出ている。

各小選挙区で2万~3万票の共産票が民進党候補に上乗せされれば、

自民党の議席は40減ではすまなくなる

 

記事全文はこちら。

 

細かい点は違いますが

内容はほぼ完全に同じ。

 

前者の記事では全選挙区の調査となっているのが

後者では重点選挙区の調査となっているのと、

40以上の議席減もありうるというところで止めるか、

過半数割れもありうると付け足すか、くらいの差ですね。

たぶん、同一の情報源に基づいていると思われます。

 

安倍政権、崩壊の予兆か?!

 

ただし気になるのは

参院選について同様の調査が行われたという話が出てこないこと。

 

衆院選をやるかどうかの判断材料として

結果予測をするのは分かります。

しかし、参院選はやることが決まっているのです。

こちらについても、調査が行われていて当然だと思うのですが。

 

「参院選でも自民は敗退、または苦戦」とか、

「参院選では勝てるが、衆院選をやったら敗退」ではなく

「衆院選をやったら敗退」という話だけが

参院選への言及なしで出回る。

必ずしも額面通りに受け止めない方がいいかも知れませんね、これは。

 

ではでは♬(^_^)♬