安保法制の衆院採決

7月16日あたりになりそうな模様。

 

他方、内閣支持率

どの社の調査でもここに来て下落。

毎日新聞の調査では

支持42%、

不支持43%と、

第二次内閣発足いらい、はじめて不支持が支持を上回ったそうです。

 

自民党幹部からは

安保法制への国民の理解が広がらないまま衆院で採決を強行すれば、

さらに支持率が10ポイント前後下がるのではないか

という声も。

記事をご覧になりたい方はこちら。

 

経済のほうでも

もともとデフレからの脱却が思うほど進んでいない

ないし、デフレ逆戻りの恐れもあるところにもってきて

ギリシャ危機やら上海バブルなど

不安定要因が次々と。

 

そんな中、

安倍総理が7月7日に配信された自民党のインターネット番組で

集団的自衛権の限定行使を

こんなタトエ話で説明しました。

 

ケース1〉

友人のスガさんの家に強盗が入ったとの設定。

スガさんは電話で

「安倍さん助けて。うちに来て一緒に戦ってよ」と頼んだ。

しかし安倍さんは、スガさんの家まで行って助けることはできない。

これは安倍さんにとって「存立危機事態」や「重要影響事態」ではないからである。

 

〈ケース2〉

『安倍は生意気なやつだから今度殴ってやる』

という不良がいるとの設定。

安倍さんが友人のアソウさんといっしょに帰ろうとしていると、

3人ぐらい不良が出てきて、

いきなりアソウさんに殴りかかった。

この場合、安倍さんはアソウさんを守るし、守ってよい。

これは安倍さんにとっても「存立危機事態」か

「重要影響事態」だからである。

 

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・・・タトエ話の出来のよしあしはさておき、

注目されるのは

安倍さん、アソウさんは助けるが

スガさんは助けないこと。

 

7月8日、記者団からこの点を問われた房長官

「私は見捨てられてしまいました」

と答えたそうであります。

 

「ああ、そうですね」と言えばよかったものを。

 

ではでは♬(^_^)♬