ツイート
KADOKAWA ちょく論
「踊る天下国家」の最新号が、本日8:00より配信されます。
今年もしっかり、音声ファイルつき。
本年最初のテーマはこれです。
「石原慎太郎から安倍晋三まで〜2015年はどんな年になるか」。
2015年は戦後70年、
より正しくは敗戦70年(戦後の本当の始まりは、日本が独立を取り戻した1952年です)にあたる。
安倍政権は、2012年いらい国政選挙で三連勝しているものの、
掲げるスローガンは「三段逆スライド式」に後退している。
つまりは「戦後」から脱却するのか、
「戦後」を維持するのか、どうも分からなくなっているわけです。
ついでに知事選では、滋賀・沖縄・佐賀と三連敗していますし。
夏に出ると言われる戦後70年の首相談話だって、
どんな内容になるかは分かりませんよ。
しかるに先の総選挙で落選、
政界引退を表明した石原慎太郎さんのたどった軌跡を、
安倍政権の現状に重ね合わせると、
今年がどういう年になるのか、
あるいは今年のポイントが何なのか、
ハッキリ見えてくるように思うのです。
石原さんと言えば1955年、
小説「太陽の季節」で華々しいデビューを飾ったわけですが、
この「太陽」は「日の丸」(=日本)と重なっているようでいて
重なっていないようでもある。
しかるに、くだんの二重性こそ
「戦後」から脱却するのか、
「戦後」を維持するのかという
安倍内閣に見られる方向性の迷いにも通じるものなのです。
最後にこれを。
神奈川県にある、石原裕次郎さんの記念碑です。
ではでは♬(^_^)♬