今までの話で、
1)残念司会®が私に示した反感は、変形された自己嫌悪だった。
2)同人物が私に文句をつけたのは、じつは自分自身に文句をつけたいことの表れである。
という二点について、
お分かりいただけたと思います。
そして残念司会®の場合、
これはべつに珍しいことでもない。
「戦後レジウム」の解体を説きつつ、
いつの間にかそれが自分の中にもあると言い出したり、
われわれが日本を変えねばと説きつつ、
いつの間にか「自分たち団塊の世代が悪かった」と言い出す。
あの人の得意技じゃないですか(笑)。
そしてこの根底にあるのは、
少女のような純情可憐さ。
残念司会®は非常にピュアな人なのです。
いったん心を許し、入れあげた相手のことは、
どうしても守らずにはいられない。
たとえ裏切られたと、頭では分かっていても、です。
実際、残念司会®のことを
「男に捨てられたにもかかわらず、まだ想いを残している女」
に見立てると、
今回の言動はじつに理解しやすくなります。
内心は男への恨みつらみでいっぱい。
しかしだからこそ、
第三者が当の男について、
「あんな男、最低よ! 嘘ばかりついて、いい加減なヤツじゃない!」とか
「傷が浅いうちに別れて正解よ、もっといい人がそのうち見つかるわ」
などと言おうものなら、
たとえそれが正しくても、
いや、正しければ正しいほど、
「男なんてみんないい加減よ! 最初から期待していなかったからいいの!」とか
「あなた、どこかに完璧な男がいるって思っているんじゃない? 何よ、子供じゃあるまいし!」
あるいは
「あの人にだって、いいところは沢山あるの! よく知りもしないで悪く言わないで!」
などと、憎まれ口を叩かずにはいられなくなる。
「男」を「政治家」に置きかえたら、そっくり同じでしょうに。
「あの人」はむろん「安倍」です。
そういう振る舞いをカワイイと思えるようになってこそ、大人の男というもの。
正面切って文句をつけたら勝てないと思って、
ことさら小馬鹿にしたような口を利くあたり、
そのいじらしいことと言ったら。
ほとんど愛おしくなるじゃないですか(笑)。
残念司会®をあまり罵倒してはいけません。
なりふりかまわぬ安倍弁護は、
傷つけられた純情可憐な心の叫びなのです。
だからと言って、現政権が信用できることにはなりませんがね!!
ではでは♬(^_^)♬
3 comments
加藤 says:
7月 22, 2014
は~い、優しくして上げます。
それにしても飛ばし過ぎでは?ご自愛下さいね。
楽しそうなので、イイとは思いますが(笑)
プー太郎 says:
7月 22, 2014
佐藤さん、擁護しつつ最後にトドメをさしてません?(笑)
確かに、残念司会は総理に比べたらまだかわいいのかもしれませんね。
こっちを都合のいい女程度としか思っていないDV男を一方的に妄信して、
「私、彼とじゃないとダメなの、これから一緒に新しい家庭を作るの、きっと幸せになるわ」なんて調子ですし。
しかも、もう一人の都合のいい女とどっちがより都合のいい女なのかを競っている始末です。
遠藤 says:
7月 23, 2014
残念司会の面白いところは、つきあった彼氏ではなく行きずりの男に
一方的な感情を寄せていることでしょう。
「彼のことをよく知りもしないで悪く言わないで!」
それはあなたも一緒でしょう、と。
つきあってたわけじゃないんだから。
残念司会が司会をしていた討論番組での出来事が象徴的でした。
残念司会「彼は本心では増税反対だし靖国にも行きたいのよ。でも、取り巻きが邪魔してるの」
H谷さん「妄想で語るのはやめてください」
そう、残念司会の語る「彼」は非実在総理であり、実在する人物とはもはや別人。
それでも何かにつけて「ともあれ、絶対支持他にいないよね」
非実在総理は過渡期であるそうですが、残念司会もまたカト期なのでしょう。
事あるごとに「ともあれ、カルタゴは滅ぼされるべきである」と言うがごとく。
佐藤先生、残念司会の擁護、お疲れ様でした。