7月25日の記事

「非実在総理®と日本補完計画®」について、

くらえもんさんから興味深いコメントをいただきました。

 

私は「日本補完計画®」について、

 

日本の現状に危機感をつのらせるあまり、

すべてを解決してくれる(架空の)存在、つまりアベター®を想定し、

論理も自我も超えて、それと一体化したがる傾向。

および、そのような一体化を周囲に広めたがる傾向。

 

という意味で用いたのですが、

くらえもんさん、

こう書いているのです。

 

(「新世紀エヴァンゲリオン」に出てきた)人類補完計画というのは

グローバリズムと非常に構造が似ていますね。
国と国との境界(国境に限らず文化や言葉、伝統なども含む)を取り除こうというのが

グローバリズムである一方、

人類補完計画なるものは人と人との境界を取り除こうというものですからね。

 

これは素晴らしい指摘です。

 

なぜなら、くらえもんさんの論理にしたがうとき、

「日本補完計画®」を推進したがるタイプの保守と、

「世界補完計画®」とも呼ぶべきものを推進したがるグローバリストは、

一見、対極にあるかに見えて

じつは非常に重なり合う存在だ

ということになるからです。

 

おっと!

 

第二次安倍政権の動向をめぐる疑問は、

これでキレイに説明がついてしまうではありませんか。

 

どう説明がつくのか、

それは明日のブログをどうぞ。

 

なおベッラさんに。

私の亡き伯母もオペラをやっていました。

佐藤貴美子と申します。

これも何かのご縁かと。