今日は7月14日。

フランス革命の発端となった

バスティーユ襲撃から、226年となります。

 

フランス革命の終結は

ナポレオンが政権を奪取する1799年とされていますが

その後もナポレオンが暴れ回ったことを思えば

本当の終わりは

彼が決定的に没落した1815年とすべきでしょう。

 

事実、1814年から1815年にかけて開催されたウィーン会議では

〈ヨーロッパをフランス革命前の状態に戻す〉

ことが基本方針に定められました。

 

言い替えれば、1815年まで

フランス革命は終わっていなかったのです。

 

さて。

 

フランス革命が相当にメチャクチャな代物であったことは

エドマンド・バークが

「フランス革命の省察」で論じたとおり。

 

 

電子版もご用意しています。

 

となれば、

〈ヨーロッパをフランス革命前の状態に戻す〉

という方針は正しいことになるものの

実際にはそうは行かないんですね。

 

なぜか?

 

これについては

明日の記事で考えるとして

目下、東京ではフランス革命を題材にしたミュージカルが上演されています。

 

「1789 バスティーユの恋人たち」。

 

上演しているのは宝塚歌劇団。

思えば同劇団、

かの「ベルサイユのばら」をはじめ

「スカーレット・ピンパーネル」(フランス革命下、粛正に抵抗する英雄の話)

「眠らない男・ナポレオン」など

フランス革命がらみの作品を多々取り上げています。

 

今年上演された「ルパン三世」でさえ

ルパンがタイムスリップして

マリー・アントワネットに会うのですぞ。

一緒にタイムスリップした銭形警部など、革命派になるという奇想天外な展開。

 

というわけで、観てきました!

Exif_JPEG_PICTURE

(↑)劇場3階、ホワイエに飾られたポスターです。

 

ではでは♬(^_^)♬