5月6日の記事
「ドナルド・トランプ VS ローリング・ストーンズ」では
ストーンズがトランプ陣営にたいし
選挙運動で自分たちの曲を使うのをやめるよう
要請したことを取り上げました。
しかるにトランプは、この要請を一蹴!!
ウエスト・バージニアで先日開かれた集会では
「スタート・ミー・アップ」と
「無情の世界」を
立て続けに大音量で流したそうです。
「無情の世界」の原題は
「YOU CAN’T ALWAYS GET WHAT YOU WANT」
(ほしい物が得られるとは限らない)なので
それに引っ掛けて
トランプはほしい物がいつでも手に入ると信じているようだ
と述べた記事も出ました。
トランプいわく、
われわれには曲を使う権利がある。
私はいつでも、使用権を買っているんだ。
これにたいしストーンズ側は
曲の使用を許可したことはない
と主張しています。
CBSニュースの記事によれば
政治運動で楽曲を使用する場合、
ミュージシャンの許可を直接得る必要はなく
楽曲の版権を管理している会社から許可を取れば良い
とのことですので
両者の主張、どちらも正しい可能性がある。
ストーンズが曲の使用を直接許可したことがないとしても
彼らの曲の版権を管理する会社から
トランプが許可を得ていることはありうるからです。
とはいえ、よく分からないのは
アデルやエアロスミス、ニール・ヤングといったアーティストが
選挙運動での曲の使用に抗議したとき
トランプはそれを受け入れていること。
なぜストーンズは例外なのでしょうか?
アデルはイギリス出身、
ニール・ヤングはカナダ出身ですから
べつに国籍が理由でもないでしょう。
ちなみにエアロスミスはボストン出身のバンドです。
ドナルド・トランプの真意、いずこにありや?
ちなみにトランプ、
個人的な感想と断りつつも
イギリスはEUを離脱したほうが良いとも述べています。
理由はEUに留まると、移民問題がひどくなるから。
いわく。
移民受け入れはヨーロッパにとって大惨事だったと思う。
私はドイツの状況を観察した。
他の国についても観察している。
スウェーデンなんて、今まではすべてうまく行っていたのに
今じゃとんでもないありさまだよ。
向こうの状況を直視してみることだ。
そしてEUは、移民受け入れに大きな役割を果たしたんだぞ。
トランプが「E民計画」のウワサを聞いたら
なんとコメントするでしょうね。
ではでは♬(^_^)♬
3 comments
玉田泰 says:
5月 8, 2016
こんにちは。
ビギナーですが、また書き込みます。
推薦頂いた二書のうち、キンドル化されていた
「愛国のパラドックス」を手に取りました。
読み終えて思ったことは
「保守」の単語一つで、幕末からの近現代史を快刀乱麻に切り分けるさまは、誠に痛快。
僕自身も整理整頓されてしまいました(本当に機能として切れ味抜群です)
こんなに格好いいのなら僕も保守を自称しようかな? とか。でも保守なら簡単に変節しちゃあいけませんよね(笑)
以上、保守にはユーモアが必要との観点から多少フザケて書きました。
ところで、ここに感想を書き込むのは、セーフですか? アウトですか?
SATOKENJI says:
5月 8, 2016
ありがとうございます。
ご感想の件、誹謗中傷など、内容的な問題がないかぎり結構ですよ。
マゼラン星人二代目 says:
5月 8, 2016
>なぜストーンズは例外なのでしょうか?
傲岸不遜を演じて人気者になったのに、今さら「私が悪うございました」とは言えない。
今回のように全世界に向けて大々的に恥をかかされれば、なおさらのこと。
ただ、それだけのことでは。