21日の「おはよう寺ちゃん 活動中」に続いて

本日は「FRONT JAPAN 桜」に出ます。

共演は saya さん。

 

珍しくメガネ姿で、

服装も学級委員長か教師か、という感じ。

 

(↓)稲田朋美さんかと思った、という声もあります(ホント。ついでに一理ある)。

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前回はこれでしたからね。

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sayaさんが最近、

知的にも進境いちじるしいのは

討論などで水島社長にしばしばからまれることが示す通り。

 

社長が自分を抑えられなくなるくらい

刺激的なことを言うようになったわけです。

今後もぜひ精進を重ねて、

バシバシやりあってほしいところ!

 

それはともかく。

 

2月14日(現地時間)にフロリダ州パークランドで発生した

高校での銃乱射事件を受けて

アメリカでは現在、

ティーンエイジャーの間で銃規制を求める運動が高まっています。

 

3月24日には

ワシントンDCでのデモ行進が予定されていますが

これにたいしては

スティーブン・スピルバーグ夫妻

ジェフリー・カッツェンバーグ(ハリウッドのプロデューサー)

ジョージ・クルーニー(俳優)夫妻

オプラ・ウィンフリー(俳優、テレビ司会者などの著名人が

それぞれ50万ドル寄付すると表明。

クルーニー夫妻は行進にも参加するそうです。

記事はこちら。

 

スピルバーグいわく。

フロリダをはじめとする全国の若い学生たちは

すでに年齢に似合わぬ成熟したリーダーシップを発揮している。

現在の若者、そして将来の世代のために

身体を張って世の中を変えようとしているのだ。

私もケイト(スピルバーグ夫人ケイト・キャプショーのこと)も、

彼らの姿勢を称賛する。

われわれはみな、この子たちから学ぶべきだ。

 

た・だ・し。

さる21日、

パークランド事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校をはじめ

学校での銃乱射事件の生存者や遺族が

ホワイトハウスに招かれて

トランプ大統領と会ったのですが、

どうも話が通じなかった模様。

どうぞ。

 

トランプ大統領は、

教職員に銃で武装させるべきだという提案を「強力に」検討すると約束し、

「銃器を上手に扱える教師がいれば、

攻撃をたちまち終わらせられるかもしれない」と述べた。

学校襲撃に備えて教職員に武装させる案は、

銃保有権を強力に推進する圧力団体「全米ライフル協会(NRA)」が長く主張してきたもの。

 

トランプ氏は、教職員の武装には異論もあると認めた上で、

「教師は銃を隠し持つ。

特別訓練を受けて、銃を持って学校にいれば、銃のない場所ではなくなる。

狂った人間にとっては、連中はみんな臆病者だから、

銃のない場所は『行って攻撃しようぜ』という場所だから

(注:乱射犯は臆病なので、

そういう場所なら逆襲されないから攻撃しても大丈夫と考える、の意)」と述べた。

元の記事はこちら。

 

どうも学校での銃乱射事件を根絶する方法は

学校で銃撃戦を繰り広げることのようなのです。

 

(↓)だ・か・ら、フランスの革命派も真っ青と言うのですよ!

フランス革命の省察

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いやはや、

銃みたいに物事を考えだしたら、一年の残りの日々は消えてなくなる

というジョン・ケイルのフレーズが

ますます説得力を帯びてくるではありませんか。

 

とはいえ、

アメリカのごとく社会に銃があふれかえっているところで

学校を安全にするには

他にどんな手があるのか?

 

・・・面白い動画を見つけました。

NBCニュースが21日にツイートしたもので

インディアナ州のサウスウェスト・ハイスクールが取っている

銃乱射対策を取り上げています。

画面の字幕いわく、

「アメリカで最も安全な学校」の超徹底警備体制。

 

スゴいぞ、これは!

 

ここでは銃乱射を想定した避難訓練が定期的に行われているのですが

教室の床には赤い線が引かれている。

生徒は机を倒してバリケードをつくったあと、

線の向こう側に集まって座り込み、教科書で頭をかばいます。

 

この線は何か?

教師いわく。

 

犯人が教室の入口にいるとして、線の向こう側は死角になります。

こちらにいれば撃たれません。

 

しかし、ンなものは序の口。

サウスウェスト高校の教室の扉はすべて防弾。

校内のいたるところに監視カメラがある。

しかも監視カメラは

10マイル離れたところにある保安官事務所と直結!!

 

さらに教師は全員、非常警報ボタンを携帯。

誰かが押せば、

全校で保安システムが作動します。

 

システム作動と同時に、

教師は各教室に備えられた保安官事務所直結の連絡装置を使い、

状況を連絡します。

犯人を目撃したら「ヘルプ」スイッチ、

生徒が安全なら「セーフ」スイッチ、

負傷者が出たら「医療救助」スイッチを

それぞれ倒す次第。

 

保安システム作動と同時に

全教室の扉は自動的に施錠され

中に入れなくなります。

そして犯人を待ち受けているのが「ホットゾーン」。

 

天井のあちこちから、勢いよく煙を吹き出させる装置です。

犯人は何も見えなくなり、銃を撃つどころではなくなる。

おまけに監視カメラによって

犯人がどこに移動しようと

最寄りのホットゾーンを作動させることができる!

これぞ要塞高校!!

動画はこちら!

 

この保安システム、お値段は40万ドル。

1ドル=110円として4400万円です。

しかし現在のアメリカで

生徒が安心して勉強できるようにするためには

これくらい必要だ、とは学校関係者の弁。

 

そこまでやらなければならないこと自体、

どこかが根本的におかしい気もするのですが、

注目したいのはサウスウェスト高校のような姿勢こそ

真の「専守防衛」だということ。

 

いいですか、

専守防衛にあっては第一撃は必ず向こう側のものなのですぞ。

それでなお犠牲者を出すまいとすれば

十重二十重の超徹底警備体制を敷くしかない。

これぞ専守防衛の真実なのです。

 

ひるがえって、わが国の防衛体制はどうか。

国民を万全の体制で守り抜くなどと

とりあえず口では言っているものの

サウスウェスト高校型の対応を取るだけの

意志や能力は見られるか?

 

・・・聞くだけヤボってもんでしょうが。

 

ならばトランプ式の「力の論理」にしたがう度胸は?

 

・・・聞くだけヤボってもんでしょうが。

 

W (^_^)W\(^O^)/だから日本は宇宙のジョーク、あっソレ\(^O^)/W(^_^)W

 

わが国の国防体制は、

その本質において

アメリカの一高校の警備体制にも劣るという

クール、いやお寒い話でした。

 

ちなみに。

パークランド銃乱射事件で使われた銃「AR15」について

ARとは「アサルトライフル」の略ではなく

製造メーカー「アーマライト」の略ではないか?

との指摘がありました。

 

アサルトライフルの綴りは Assault Rifle なので

頭文字を取るとARになる。

他方、アーマライトの綴りは ArmaLite。

頭文字を取ってもARにはなりません。

 

よって「アーマライト」の略ではありえないのですが

ネットで調べたところ

どうも「アーマライト・ライフル」を略したものという可能性が高いようです。

たしかにこれならARになる。

 

今回の事件で使われた銃が

殺傷力の強いアサルトライフル(ないしアサルトウェポン)なのは変わらないので

論旨に大きな影響を与えるものではありませんが

この点、付記しておきましょう。

 

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ではでは♬(^_^)♬

 

(↓)最後に、sayaさんから送られてきた写真をどうぞ。

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