サイバー攻撃だ、テロだと世を騒がせ

公開するかどうかが

アメリカの「表現の自由」を体現するかのような話にまでなった映画

ジ・インタビュー。

 

・・・とはいえこの作品、

どうもかなりのおバカ映画らしい。

 

なにせカナダ出身のコメディアン、セス・ローゲンさんが

主演と共同監督を務めているのです。

 

ローゲンさんのキャリアを、ここでご紹介しましょう。

 

1995年、スタンダップ・コメディアン(つまり漫才師)としてデビュー。

1999年、テレビシリーズ「フリークス学園」で役者になります。

 

以後の出演作品より。

40歳の童貞男(2005年)

無ケーカクの命中男 ノックトアップ(2007年。製作総指揮も)

スーパーバッド 童貞ウォーズ(同。脚本・製作総指揮も)

恋するポルノ・グラフィティ(2008年)

エイリアン・バスターズ(2012年)

人生はノー・リターン 僕とオカン、涙の3000マイル(同。製作総指揮も)

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年。脚本・監督・製作も!)

 

スゴい。

ご立派です。

チャールズ・チャップリンやウディ・アレンがいかに偉大か、

あらためて認識されられるではありませんか。

 

チャップリンは傑作「独裁者」

ヒトラーを笑い飛ばしはしましたが、

あれは品格のある映画でしたからね。

 

こーゆー人物のつくった映画について、

北朝鮮は「我々の主権と最高指導者に対する許し難きあざけりだ」と文句をつけたわけですな。

そしてアメリカ人は大統領以下、

これを公開するのが自由を守ることだ! と燃えた。

 

私に思い浮かぶのは、イギリスの魔術師アレイスター・クロウリーの言葉のみです。

いわく、

この世はすべて宇宙のジョーク!

 

とはいえ素朴な疑問。

セス・ローガンさんが次回作として、

イスラム国をコケにした映画をつくったらどうなるんだろう?

 

ではでは♬(^_^)♬