おかげさまで

「我が国最高の保守評論家による、保守愛に満ちた保守論」

という評までいただいた

『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は終わった」。

 

本ブログを読んでくださるみなさんには、

カバーもおなじみでしょう。

 

しかるに、以前も何度か触れましたが

じつはこの本、

帯を取った後のデザインにも

ちょっと仕掛けがしてあるのです。

 

それは何か?

 

お手元の本から、帯を取ってみて下さい。

 

 

では、ここでクイズをひとつ。

 

帯を取った状態のカバーでは

メインタイトル「愛国のパラドックス」

サブタイトル「『右か左か』の時代は終わった」が、

上下逆さになっています。

 

ならば、左右は果たして逆になっているでしょうか?

 

・・・正解はノーなのです。

 

一見、左右も逆になっているように見えますが

じつは上下を逆にしただけで

左右はそのまま。

 

上下を逆にしたうえ、左右まで逆にすると

パッと見た感じでは

左右はそのままになるのです。

 

上下がひっくり返った後では

左右が変わらないことこそ

表面的に左右が入れ替わったかに見えるための条件であり、

本当に左右を入れ替えると

表面的には左右が変わっていないかに見える。

 

これこそ、カバーデザインに秘められたパラドックス。

文字通り、

「右か左か」の時代は終わったのですよ。

 

カバーの上半分を戦後日本、

下半分を戦前の日本と考えても面白いでしょう。

 

ちなみにデザインの過程では

上下と左右をともに逆転させたバージョン

上下だけを逆転させ、左右はそのままにしたバージョン

2案が提示されたのですが、

パラドックスが際立つ方を、ということで

こちらに決まりました。

 

素晴らしいカバーをつくりあげてくださった

bookwall スタジオのみなさんに、

あらためて申し上げます。

本文デザインにも、いろいろ工夫があるのですよ。

 

『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は終わった』

視覚面まで含め、お楽しみ下さい!

 

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ではでは♬(^_^)♬