石原裕次郎の代表作のひとつ

「嵐を呼ぶ男」(1957年)とは関係ありません。

 

昨日の記事

「恐怖(FEAR)とは何か?」で取り上げた

デイヴ・ベッシオさん、

こんなツイートもしているのです。

 

オレはいつだって、

挑発的で、論議を呼ぶような映画に出たいんだ。

それも最高のスタッフや共演者と。

 

興味を惹かれたので、こう聞いてみたんですね。

 

その姿勢は素晴らしいと思う。

しかし、役者としてのキャリアにマイナスとなる恐れを感じることはないか?

世の中には、

エンターテインメントは無難なものがいいという人だって多いのでは。

 

返事が来ました。

いわく、

 

オレは服役した経験だってあるし、

その前は陸軍の歩兵だった。

無難な人生とは、そもそも縁がないのさ。

 

やるぜ、この男!!

素直に感服しました。

 

ベッシオさんのプロフィールを見ると、

お父さんが米空軍の戦闘機パイロットなんですね。

で、本人は陸軍の歩兵になった。

ジャングルでの戦闘が専門だったとか。

 

ところがその後、ドラッグの密売に手を染める。

2012年のインタビューによると、

「客」の中に囮捜査官がいると察知して

一年半に及ぶ逃亡生活を経験したこともあるそうです。

 

逮捕され、服役したあと、

フォトジャーナリストを経て俳優に転身。

悪役が多いものの、

今までの人生経験が

仕事のうえで大いに役立っているとのこと。

 

インタビューの原文はこちらをクリック。

 

これはこれで、ひとかどの人物ではないでしょうか。

 

論議を呼ぶ男、デイヴ・ベッシオ。

これからも活躍が期待されます。

 

ところで「嵐を呼ぶ男」は、

1966年に渡哲也主演で、

1983年には近藤真彦主演でそれぞれリメイク。

 

都内某所には最近まで、

この映画にモロにあやかった

「炎を呼ぶ男」

という焼き肉屋があったのですが(マジですよ)、

先日、ついになくなってしまいました。

 

店の看板まで、「嵐を呼ぶ男」のパロディになっていて

(石原裕次郎らしき人物が、ドラムを叩くかわりに鉄板で肉を焼いている!)

面白かったんですけどねえ。

 

ではでは♬(^_^)♬